ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ジャンピエールテンシンの庭コミュの秋だよりのファイル

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The Tenshin Garden
秋の庭(「JPTの庭だより 季節の彷徨・秋」より抜粋)

昨日。
午後になって、
赤い小さな枝が庭の空気を埋め始めた。
小さな枝が群れになって、空気を小さく切っている。
空は、あの強烈な夏がいたのをすっかり忘れて
いわし雲となかよくなっている。
わんぴえーるはもう、
舌をだしてはあはあするのを、止した。

以前、裏のお寺のおぼうさまがひとり、
お庭のお池のふちで、
思索にふけっておられたことを思い出す。
若いおぼうさまである。

ある日、まくわうりをひとつお持ちになり、
「お池の縁(へり)をお貸しください」とおっしゃるので、
縁、だけでなく、真ん中もどうぞ、と言うと、
「いえいえそれでは私が困ります」とおっしゃる。
「池の真中で修行をするのは、主に、山伏などで、
私の場合は縁がよいのです」とさらにおっしゃる。
果たして、山伏は、池の真中でどんな修行をするのだろうか。

その日、帰り際に若いお坊様は、
しきりに、鮎の話をされていた。
それからしばらくして、西の方へ旅立たれたという。
若いおぼうさまは平家の筋の方だとうかがった。
琵琶もおじょうずなんだって(ご住職談)。
ご住職は、今度は耳も忘れませんでした、
とほっとしたようにおっしゃっていたけど。

そうだ、昨日、おいもの天ぷらをしたから、
その残りの油で、パンの耳を揚げましょう。
あとで、お庭でいわし雲を見ながら、わんぴえーると
おやつにして、赤い小枝の正体を確かめよう。

ボストンバッグを探すのは、
それからでもいいにしましょうよ。
出かけるまでには、まだ間があるのから。
11月18日に間に合えばいいんだから。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ジャンピエールテンシンの庭 更新情報

ジャンピエールテンシンの庭のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。