発表者:
William Stone and Douglas A. Gentile
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7802
Valerie Shute
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7769
John L. Sherry
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7782
Constance Steinkuehler and Sean C. Duncan
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7824
Kurt D. Squire
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7875
Fran C. Blumberg and Sabrina S. Ismailer
http://forms.apa.org/convention/viewabstract.cfm?id=7881
ディスカッサント:
Kathleen Kremer
Debra Lieberman
World of Warcraftを使った実験や長期間にわたる実験報告など,発表内容は多様です.また実験結果を評価する尺度もそれぞれ異なり,各方面で現在進行中のチャレンジを展望する内容になっています.
世界各地から研究者が集まって場を共有する国際学会の大会は、研究開発を進める上で重要な役割を負っています.そして,大会を日本に招致することは国内の研究者にとって便利なだけでなく,研究への国内の関心も高め,また日本が研究開発の拠点となっていることを世界に発信し、さらなる国際貢献も期待できます.
ゲーム研究分野においても,昨年のDiGRA2007に続き,今年は12月に横浜でACE2008が開催されます.
ACE 2008 (International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology)
http://www.ace-conf.org/ace2008/
その後、坂元章先生をはじめとする日本からの共著者も加わり、さらに範囲を広げた国際比較のリサーチペーパーが出ました。
"The Effects of Prosocial Video Games on Prosocial Behaviors: International Evidence From Correlational, Longitudinal, and Experimental Studies"
http://psp.sagepub.com/cgi/content/short/35/6/752
昨年度はAnderson教授を日本に招いて国内にどんなインパクトがあるのかよくわからなかったのですが、こういう国際研究プランがあったのですね。
今年は日本開催となるSIGGRAPH Asia 2009について、ゲーム関連の紹介記事を書きました。
http://igdajac.blogspot.com/2009/12/siggraph-asia-2009-1216-19.html
一応国際学会なのですが、ホームアドバンテージを生かして:-)、日本語での発表、日本のゲーム産業の取り組み紹介が満載になっています。これには驚いた。ただし国内の取り組みはすでにDCAJ報告書でも紹介されているので、個人的には、上海やシンガポールの取り組みをフィーチャーした方がSIGGRAPHの水準としても日本の業界全体にとっても意義があるのではないかと思います。しかし、国際学会を日本に誘致し、無難な構成ではなくあえてホームディシジョンを前面に出す勇気は賞賛に値すると思いました。