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茶道の心を味わう研究会コミュの◆心に残る今月の言葉◆ 第64、65回

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先月分との合併でアップしました。

★自他一如 = じたいちにょ★
自は自分、他は自分以外の人や物や意識など全てで、自己中心の意識ではなく他と一体の意識でいることです。競争社会の到来や責任の明確化で、益々人間関係も逃げや責任回避の意識や自己保身が高まっています。茶道の本源は、自分よりまず他を先に考えるところにあります。人が集まるコミュニティでも大切な要素です。「心境一如」は自分の意識を自分以外の環境や動物や木石とも一体として考え、命を吹き込む意識で、茶道でも全てを有難く、大事に尊重します。

★黒南風=くろはえ / 白南風=しろはえ★
アジア大陸の東はずれにある日本には、気候や向きによって百風あります。「黒はえ」「白はえ」はあまり使わなくなりましたが、7月頃の風です。黒はえは梅雨どきに黒雲が湧いて、暗くなって吹いてくる南風です。湿気を沢山含み、雷を伴うこともあります。白はえは梅雨が明けた直後に吹く南風で、梅雨前線は北へ遠ざかり、明るく輝く風です。また八つの方角から吹く風は八風と呼ばれますが、南の風は「巨風」と言い、堂々とした一番風格のある風かもしれません。

★人心一新 = じんしんいっしん★
内閣に失策があったり重要案件を通す時に行われる閣僚の大幅な人事入替えや企業組織がマンネリ化した時に管理職や役員を移動させる場合に良く使われる言葉です。しかし本来は、人心の人は大勢や人民を指し、心は気持のこと、人民の心をすっかり新しくするという熟語です。人民の得べかれし冨を吸上げる低金利政策や物価値上政策では一般国民の心は晴れやかどころか曇るばかり。ここで、江戸時代に弱きを助けた仁侠厚い一心太助の登場が待たれます。

★清風=せいふう★
誰もが知っている平易な「すがすが清々しい風」という言葉です。この言葉には「私利私欲のない潔白な風格」「清らかなならわし」の意味もあります。涼しい木陰は「清陰」と言われますが、大きな樹は清風を沢山送ってくれると同時に、御神木となって頼れる木陰「寄らば大樹の陰」を作り、同じ釜の飯を食べる最小のコミュニティを作る暖かさも持っています。「この木なんの木、不思議な木、名前も知らない木」ですが、大樹になると不思議な力が宿ってくるものです。

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