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茶道の心を味わう研究会コミュの◆心に残る今月の言葉◆ 第45回

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★年寄りの冷水=としよりのひやみず★
老人に似合わない元気すぎる行いを表現した言葉ですが、若い者に負けずに冷たい水をつかったり、力仕事をすることを、健康に悪いことだからと冷かして言った言葉です。昔は人生五十年といいましたが、今は長生きのため五十、六十は中年の鼻たれ小僧、八十からが老人かも知れません。世界で一番高齢化が進むわが国の元気なお年寄りからは、ぴりっとしない若者に大いに冷水をかけてほしいものです。

★三国伝来=さんごくでんらい★
「善光寺縁起」には、「三国とは天竺(てんじく)(インド)、百済(くだら)(朝鮮半島の一国)、日本なり」とあり、仏教関係書物では「天竺、震(しん)旦(たん)(中国)、日本」を指すことが普通です。三国伝来はインドから中国または朝鮮半島を経て伝来したことを意味します。茶道では中国・唐時代の中国貿易で多くの茶道具が渡来したことから、東南アジアやインドで作られたものを含めて「唐物(からもの)」と呼んでいます。一時三国人と称して蔑視する言葉で使われましたが、日本人が含まれていることは大きな自己矛盾でした。

★止渇の計 = しかつのけい★
中国の魏の武帝が軍士と共にあって道を見失い、飲み水に困窮しました。武帝は梅林があるのを見て、このすっぱい実で渇きを止めよといいました。士卒たちはこれを聞いて口に水が出てきて、喉の渇きを抑えることでき、やがて泉源を見つけて安堵したといいます。この物語は一時の方便のたとえとして伝わりましたが、禅的な方便としては、物理的な欲求も意識の世界で止めることができ、意識の工夫も身近なところにヒントやきざはしが存在すると考えることができます。

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