Jun
お酒四方山軽話(1)
藤圭子さんを酒飲みの酒豪と錯覚したノンフィクション作家が居りましたが、それ故に自分に還さえた刃を払い取り繕うのに筆の力をりつくかっていた。
まぁ、そんな話は置いといて、酒飲みの極意はとてつもなく深いし、人それぞれである。一時あるメーカーのビールがドブ臭かったが一般人の人には指摘しても判らなく、「通」のみがなる程と言う程度であった。
Jun
お酒四方山軽話(2)
今はとても高嶺の花で買えないウィスキーの銘柄が幾つか有る。それどころか、普通に飲み慣れた銘柄も手には届かなくなった。
山崎や白州はその名に
なる前から好きだったがと自分では思っています。学生時代から飲むウィスキーの値段は1500円と決めており、味も名前も豊かな時代でした。ゼミの合宿に同僚がサントリーレッドを持ち込んできたことがあったが旨いも不味いも、記憶には無かった。今、50年を遙かに越えて、知ろうとしている。
Jun
お酒四方山軽話(3)
ウィスキーでは山崎が好きだった。残念ながら10年もので年一で我慢していたところ、あまり懇意にはしたくない同僚が「山崎……あれ、駄目不味い」と言った。舌はそれぞれの、ドブの味でも旨いと思う人には旨いのです。それから程なくして、オークションでは1000万円越えるは、通常販売されないやら、本当のウィスキーは現実に幻のものになった。でもね。・・・・ウォッカは変わらずにあるんですよ。心を癒すために。
Jun
お酒四方山軽話(4)
前にビールがドブ臭い話をしたが、ネットで調べるとその殆どは生ビールサーバーとの答えあり。私の、缶ビールや瓶ビールの臭いのは例外的な扱いでした。ただ、醸造過程に不備がある場合もあるがとあった。今、ビールは百花繚乱のごとく多種多様で並べて旨い。ビール党でない小生だが秋の季節には食材に合って飲みやすいのかも。但し缶ビールはクリアなグラスに移さないと駄目。缶ごと呑む人はアルミ等の味音痴である。
Jun
お酒四方山軽話(5)
ブランデーにも一時はまっていた事がある。主流はレミーマルタンVSOPであったが、その上のクラスも幾度か経験している。それも今は昔だが舶来の安いブランデーは並べて着色と薬剤のようなものが入っている。以前のメルシャンワイン事件を彷彿させる。
昨今は各種の酒造りに情熱を燃やす人も増えて、日本人の醸造能力が高く評価されている。日本楽曲もそうありたいものだ。
Jun
秘蔵映像!藤圭子熱唱
〈だが藤圭子にはもう一人の自分がいた〉本名阿部純子としての自分
〈藤圭子と阿部純子2つの人生を歩いた伝説の歌手は〉
HDDに残してある、この特集は藤圭子と阿部純子の二人の〈自分〉がテーマである。だが私にとっては至極当たり前のテーマである。理由は幾つかあると思うが、大きなものとしてはデビュー前の「阿部純子」の映像に何かしら奇妙な一目ぼれがあったこと。そしてキャチフレーズの「演歌の星を背負った宿命の少女」であろう。私には藤圭子以前と藤圭子以後とでは歌謡曲と言うか、日本歌曲の観点が大きく変わった、いや変えさせられたと言った方が正解かもしれない。物心付いた頃には楽曲に、ある偏りが出来ていた。
Jun
秘蔵映像!藤圭子熱唱(続)
音楽に接して来て、ヨナ抜きに縛れる傾向と知る。歌詞も悲哀とか耽美的なものに偏る。洋楽の範疇ではジンタ〈美しき天然〉であり、記憶には無いがチンドン屋の後を追いかけ、迷子と言うか行き方知れずになったらしいこと。どうやらそこは、古賀政男氏と同じルーツがあるようだ。抜けようにも抜け出せないラビリンス(迷宮)迷い込んでいた。その哀愁なる歌詞とメロディが藤圭子とどう繋がってゆくのか?いや、阿部純子さんとどう繋がってゆくのか?これもまた迷宮なのだろうか?未分析のままである。
Jun
私は100%藤圭子である。しかし、元をただせば阿部純子の人生を見てみたい、魅せられた感情からだった。今思えば、藤圭子でなくとも、島純子でも、その他でも良かったかもしれない。あちら側の人生であったならば、恐らく死なず済んだかも、たとえ当時の純子さんにその影が見えても。それほどキングレコードは高いか分からないが、少なくとも歌の自由度は高かったかもしれない。
Jun
酒、今はウィスキー
今は家庭の事情から、睡眠薬と酒は欠かせないのだが、主治医曰く、逆に寝れないとのこと。ほぼ徹夜状態。それについて、想う。2013年8月以降から酒量が一気に増した時に、横山やすし氏を思い出しつつ、煽る。(死んでもいいかな?!と思いつつも、お守りを身につけてインナートリップし、何故かを尋ねる)彼はブランデーだが私はウォッカ。「流星ひとつ」故か、その直前なのかはっきりしないが、圭子さんにウォッカを勧めたのは自分であると自識している。勿論、今もウォッカは止めていないが、昨今の世界的なウィスキー人気で被害を諸に受けている。好きな愛用の銘柄は値が高くなり、加えて普通では手に入らなくなった。
Jun
酒、ワイン編
以前、妻も元気だった頃、ワインも飲んでいた。私自身は赤が好きだが、安い白で「マドンナ」を飲んでいた。赤ならサントリーのレゼルブル(800円)だった。故に2000円を超えるワインは全く知らない。ある時、旅先の旅館での会合後の宴会で、幹事がワインを注文した。白(6000円)、赤(5000円)諸税別であったが、飲んだ所、覚えのあるワインの味だった。幹事の所へ行き、確かめると、レゼルブの赤の瓶が置いてあった。「これは、ひどい」。幹事に訴えると、こう云う所では有り得るから穏便にとのことだった。余談だがそんな二次会、カラオケでのウィスキーは最低ランクのもので、せめて一つ上を頼んだが、駄目だった。ワインと言えば圭子さん、赤ワインを飲まれていたそうですが、どんなワインだったのかな?面影平野のキャンペーンで手にされた瓶、拡大して分かるかな。
Jun
ワイン四方山ばなし(1)
面影平野のキャンペーンに使われたワインは「マンズワイン」……何故? これには訳が有ります。
ワンズワインの親会社は大手醤油メーカーのキッコーマン(株)。何故、家庭にワインをと思われたのかは詳らかではないが、甲州ワインをわが会社からとの理想に燃えて、勝沼ワイナリーと小諸ワイナリー(長野)を創設。しかし哀しいかな、日本産ブドウのみでは会社としての採算が取れない。いきおい、外国産とのブレンドとなる。故に、10年経っても家庭ワインとして馴染まれ無かった。そこで、TVで強力な広告宣伝を行う。
Jun
ワイン四方山ばなし(2)
さて、一大広告をするにあたってマンズワインのメインキャラクターに選ばれたのは新婚間もない、市川染五郎(2代目白鸚)と妻の藤間紀子。(嫡流は藤間爽子)
この流れの中で、RCAとタイアップして、新曲「面影平野(77年/11月)」のキャンペーンが行われた。こうして一般に知れ渡ったマンズワインだが、大きな「勇み足」で大失態をしてしまう。
Jun
ワイン四方山ばなし(3)
家庭ワインを売り物にしていたマンズワインだが、利幅の高いと見られる高級ワインへの模索が始まる。その頃辺りか、サントリー傘下のワイナリーで貴腐ワインの元となるブドウが生成され、一本10万円のワインが話題となる。素人の私でさえ(入手は夢だが)明るい出来事であった。
親会社たるキッコーマンは、それに対抗すべく手を打った。だが、ワインの奥深さを知らない故か、ドイツから輸入して10万円のマンズワインとして販売してしまった。でも、一体何が悪いの?それは事件とも言える出来事であった。
Jun
ワイン四方山ばなし(4)
ワインに限らず、ヨーロッパでは、高級酒に見せ掛けて、カラメル等の着色やトロ味をつける(日本では禁止されている薬品等)などは今現在でも盛んに行われている。ワインは分からないが、ブランデーなどは値段などピンキリである。XO、VSOP、VSO、VS正規品なら安心かと言えば、そうでもない。
JP. CHENET
FRENCH BRANDY XO……
一度ライフで処分品として1680円程で一本売られていた。XOなど、1万円以下ではあり得ない。飲むと『旨い』本当にXOの味であつた。2、3日後、改めて買おうとするとVSとラベルが変わっていて、混ぜ物が入ったまずいものだった。通販のXOは送料別で1780円とあった。が瓶はまがい物を表していた。