ISO 28000は、組織がサプライチェーンの欠陥を補完し、安全な流通網を確立することを目的に、手順・方針を決定し、予防処置計画を策定する際のガイドラインとなるものです。
戦略的レベルと業務レベル双方を考慮した、この包括的なセキュリティ規格は、各国の通関セキュリティ要件のほとんどに適合しており、それと同時にサプライチェーンの透明性と効率性を向上させるものです。
現在の経済危機においては、世界レベルでのセキュリティ確保が組織の重要課題であり、適時配送やロスの最小化を実現し、体系的かつ効率的なサプライチェーンを構築することがますます求められています。
ISO 28000は、さまざまな業界で幅広く取り入れられつつあり、サプライチェーン全体のセキュリティを高めています。
アジアの当社施設の多くはTAPA認証を取得しており、セキュリティ構造を強化するための素地は整っています。
セキュリティのレベルを高めるため、当社はセキュリティーネットワークの再評価および調査を行う決定を下し、より高水準で包括的なISO 28000認証の取得に着手しました。
ISO 28000の認証プロセスにより、サプライチェーンの上流から下流にわたる広範なセキュリティ問題に対処したフレームワークの策定を体系的に進めた。
昨年12月3日に発表された「ビジョン2015」の、5つの重点分野のうち日付指定配達サービスでは、「欧州における小包」、「貨物」、「スペシャル・サービス」、「新興国・地域」が重点分野とされ、利益率の高い大きな成長機会が期待できるとしている。
Mail NLについては、キャッシュ・フロー、コスト調整、業務改革に注力し、特に欧州の郵便事業の統合を受けて事業提携を進めるよう、時間をかけて準備する。
この進捗状況では小包、貨物、スペシャル・サービスの収益を増やし、日付指定配達サービスを拡大するためのプロジェクトが複数設置された。
Mail NLでは、提携交渉に入るための準備を開始し、提携と売却を通じて価値を実現するEMNの目標に向けて、1月にはまだ取り組まれていないTNTのドイツ事業(TNT Direktwerbung)とチェコのTNTのテレマーケティング活動(DomiCall s.r.o.)の売却などの対策を実施した。