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☆クーリエ仲間コミュの【TNT】 のトピック

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TNTの情報をこちらへお願いします。

環境、エコ、災害支援については別トピを作成していますのでそちらへ。

コメント(52)

【バンコクの空港閉鎖で、貨物輸送量3倍に】

タイ・バンコクのスワナプーム空港が11月25日に反政府団体の抗議によって閉鎖されてから、12月3日に解決するまでの期間に、TNTのARN(アジア・ロードネットワーク)の貨物輸送量が通常の3倍に増加した。

TNTが事件直後にBCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)を発動し、自社で開発してきたARNを代替活用し、貨物の取り扱いを中止することなくスムーズに輸送したためで、輸送サービスを維持することができた。

現地のTNTタイではBCPに基づき輸入貨物をTNTのシンガポール地域ハブ向けに変更したり、タイからの輸出についてもARNを活用した支援を顧客に提供したりするなどの対応を行った。

さらに、荷物がARNを経由して移動している時も貨物位置追跡システムによって、移動の状況を顧客に知らせた。

TNTのアジア・ロードネットワークは2005年に開設し、シンガポールからマレーシア、タイ、ハノイ、中国・華南に至る全長5000kmの陸送ルートで、125都市をカバーしている。海上輸送よりも2〜3倍早く、航空郵送と比べ輸送コストが30%以上削減できるというメリットがある。
【チリのLTI Cargo買収】

TNTはチリの大手エクスプレス企業LTI Cargoの株式を100%取得したと発表した。

チリ国内の有力ロード・ネットワーク獲得によって、同国内エクスプレス市場での地位の強化を目指す。

LTI Cargoは従業員1500人、55か所のデポと496台の配送車を持ち、国内全域を網羅するエクスプレス貨物ネットワークを運営している。
過去3年間の成長率は25%で、自動車、医薬品、ハイテクなどの市場がターゲット。

TNTのグループ・マネージング・ダイレクターのマリー・クリスティーヌ・ロンバードは、「1国内から大陸間までを含む輸配送サービスのポートフォリオを提供するために、チリとブラジルに事業基盤を構築中だ」と話している。

今回の買収が、チリ、ブラジル、アルゼンチンを結ぶ「南米ロード・ネットワーク(SARN)」の発展に貢献するものと見ており、南米地域での先導役として大陸間の輸配送を拡大する企業戦略の一環として位置づけている。
【中国で日付指定のトラック配送開始】

TNTは長江デルタ地域など主な経済地域をカバーする115か所のデポ間で提供を開始し、7月までには260か所以上のデポに拡大する予定。
配送サービスは、現地子会社TNT-Hoau(華宇)を通じて提供する。

時間厳守のドア・ツー・ドアやデポ・ツー・デポサービスを行うため、中国全土を網羅する自社の道路輸送ネットワークを活用する。
同サービスと既存の小口貨物トラック配送サービスを組み合わせることで、幅広いロジスティックス・サービスを展開できると同社は見ている。

日付指定トラック配送サービスでは、革新的な技術も活用する。
貨物にバーコードを付けることで、顧客はインターネットで自分の貨物を追跡検索できる。
効率的な管理が可能となるため、サプライチェーンのコスト削減を実現する。
また、同サービスを扱うトラックには、GPS(全地球測位システム)機器が搭載され、トラックの位置を即時追跡できる。

TNT-Hoauは中国500都市以上を網羅する1260か所のデポと56か所の国内ハブで構成される道路輸送ネットワークを運営している。
TNTは中国で34か所の国際エクスプレス支店と3か所の国際ゲートウェイを運営。
【TNT航空 関空、セントレアに乗り入れか】

国交省の発表によると、日本とベルギーの航空当局間協議が1月29日と30日に開催され、以下の通り合意された。

1.ベルギー貨物企業が、上海等を経由して、関空・中部等に、週7便まで乗り入れることを可能とした。
(*)TNT航空は、今年末を目途に、リエージュから上海経由関空への乗り入れを検討中。
 同社はオランダの貨物インテグレーターTNT社の子会社の貨物航空企業で、リエージュをハブとして世界各地に運航中。

2.コードシェアの拡大を行い、双方企業が、中間地点から相手国内地点まで、相手国企業・第三国企業の運航便にコードシェアすること等を可能とした。
 (*)コードシェア:提携企業の運航便に自社便名を振ること。
【関空の輸入貨物受入れ地域を拡大】

3月13日、関西国際空港での輸入貨物受入れ地域を拡大したと発表した。

シンガポール・ハブから関西空港に直行便で輸送され、輸送時間が1日短縮される。

エレクトロニクス、アパレルなどの顧客の利便性が高まるという。
【Con-wayFreightと提携】

TNTとCon-wayFreight(米国)は、TNTの欧州ロード・ネットワークとCon-wayFreightの米国ロード・ネットワークを接続し、大西洋両岸を結ぶコスト効率に優れた高品質のエクスプレス貨物サービスを提供することを目指した提携関係を締結したと発表した。

この提携によりCon-wayFreightは、TNTのエコノミー・エクスプレスによる小包と貨物を米国全土にわたって配送することを可能にする、最重要ロード輸送パートナーとなる。

Con-wayFreightは、北米の貨物サービス市場のリーダーである小口トラック輸送業者で、米国本土内の郵便番号99%を網羅する日付指定の配送サービスを提供している。

今回の提携によりCon-wayFreightのロード・ネットワークは、TNTのグローバル・エアー・ネットワークおよび欧州35カ国以上を結ぶエクスプレス・ロード・ネットワークに接続されることになる。

米国内を網羅するCon-wayFreightのネットワークと米国以外の国を網羅するTNTのネットワークを接続させることで、自社ブランドでの幅広い国際貨物サービスを設計し展開する機会を両社に提供する。
【ブラジルの配送パートナー企業を買収】

2001年から配送パートナーを務めてきたExpresso Aracatuba Transportes e Logistica S.A.を5400万ユーロで買収すると発表。

買収はブラジル国内エクスプレス市場の地位を強化するためで、ブラジルとチリ、アルゼンチン間の輸送量を増大させるための基盤を保有することになる。

Expresso Aracatubaは1952年に設立し、2008年度の売上高は127億円。
ブラジルの南部-南東部から産業集積の大きい北部-中西部向けの貨物配送、家庭から南米大陸最大の製薬会社・大規模製造プラント集中地域向けの貨物配送などで、陸運などのエクスプレスサービスを提供している。

従業員数は約2200人で、1000台の配送車と40か所のデポを保有。
【東欧4ヵ国で国際ロードサービスを開始】

6月15日、ベラルーシ、モルドバ、マケドニア、アルバニア向けに国際ロード輸送を開始したと発表した。
今回の新ルートでこれら4か国発着のエコノミー・エクスプレス・サービスを増強する。

小包貨物と1パレット当たり最大500kgのパレット貨物で税関手続き代行を含む、日付指定可能なドア・ツー・ドアのエクスプレス・サービスが利用できるようになる。
パレット貨物重量は、従来の1パレット当たり30kgから増加した。

TNTは欧州諸国35か国にこれら4か国が追加されることで、同社のエクスプレス・ロード・ネットワークは欧州最大の完全統合されたエクスプレス・ロード・ネットワークとなったと評価。
モルドバと他の欧州諸国〜世界各国を結ぶハブとして、ブカレスト(ルーマニア)を利用する予定という。

ベラルーシ向けのハブにはワルシャワ(ポーランド)を、マケドニア・アルバニア発着貨物向けのハブにはソフィア(ブルガリア)を利用する。
4か国発着のエコノミー・エクスプレス・サービスは、距離にもよるが通常4〜8日で配送できるとしている。
【中国にロードメガハブ開設】

6月18日、中国湖北省武漢にロード・メガハブを開設したと発表した。

中国メガハブは、中国でのTNT100%子会社TNT-Hoau(華宇)により運用・管理される。
TNT-Hoauはメガハブの開設により、オペレーション能力と効率性を向上させることが可能となる。
2009年に少なくとも6%の伸びが見込まれている中国国内経済の成長に対応するため、TNTは今後5年間にわたり、国内12か所に地域メガハブを開設していく予定。

武漢・ 西湖(Dongxihu)保税物流センターに4万6620?を占める、TNTHoau の武漢地域メガハブは、オペレーション管理の改善や、IT基盤の強化、最新のインフラ設備を通じて、同地域での自社ロード配送ネットワークの能力をさらに増強する。

メガハブ開設により、TNT はオペレーション・コストの最大10%削減に加え、主要都市間の長距離配送車の輸送時間の短縮を図ることができ、中国福建省、江西省、湖南省、四川省、重慶市の間を最短2日で結ぶ。

TNT-Hoau は現在、中国国内の500 以上の都市を結ぶ1260か所のデポと56か所の国内ハブからなる、民間の中国国内ロード配送ネットワークを運用している。
【ISO 28000認証】

TNTのアジア地域本部が、サプライチェーンのセキュリティマネジメントシステム規格「ISO 28000:2007」の認証を取得したことを発表しました。
TNTエクスプレスは、総合輸送会社としてこの新しいセキュリティ認証を取得した初めての会社です。

ISO 28000は、組織がサプライチェーンの欠陥を補完し、安全な流通網を確立することを目的に、手順・方針を決定し、予防処置計画を策定する際のガイドラインとなるものです。
戦略的レベルと業務レベル双方を考慮した、この包括的なセキュリティ規格は、各国の通関セキュリティ要件のほとんどに適合しており、それと同時にサプライチェーンの透明性と効率性を向上させるものです。
現在の経済危機においては、世界レベルでのセキュリティ確保が組織の重要課題であり、適時配送やロスの最小化を実現し、体系的かつ効率的なサプライチェーンを構築することがますます求められています。
ISO 28000は、さまざまな業界で幅広く取り入れられつつあり、サプライチェーン全体のセキュリティを高めています。

アジアの当社施設の多くはTAPA認証を取得しており、セキュリティ構造を強化するための素地は整っています。
セキュリティのレベルを高めるため、当社はセキュリティーネットワークの再評価および調査を行う決定を下し、より高水準で包括的なISO 28000認証の取得に着手しました。
ISO 28000の認証プロセスにより、サプライチェーンの上流から下流にわたる広範なセキュリティ問題に対処したフレームワークの策定を体系的に進めた。
【ボーイング747貨物機の香港就航】

TNTは今秋香港にボーイング747貨物専用機が就航すると発表した。

香港への貨物専用機就航は欧州とアジア、特に中国間の多大な貿易量を反映したもので、TNTの欧州ハブのリエージュ(ベルギー)との間の直行便として運航される予定。
【グローバル・ネットワーク・キャンペーン】

キャンペーンは、TNT が強みを持つ日本と欧州、東南アジア、中国の3地域を結ぶレーンの顧客利用拡大を目的とし、利用顧客に対して希望プレゼントを贈呈するもの。
キャンペーン期間は、12月11日まで。

キャンペーンの詳細は、下記URLを参照。
http://www.tnt.com/etc/medialib/tnt_express_media/ja_jp/download_documents/about_us.Par.0012.File.dat/TNT_GNC2009_BOOKLET2.pdf

3つのレーンで、TNT はさまざまな強みを持っている。
まず、欧州で最強のロード・ネットワークを利用したエコノミー・エクスプレスの提供。東南アジアではアジア初となる日付指定可能なアジア・ロード・ネットワークの整備。
5か国、125以上の都市を中国に向けて5000Kmにわたって結んでいる。
中国でのボーイング747型貨物専用機による、欧州のTNT ハブ、香港、上海を結ぶ迅速な国際輸送の実現。

TNTは全ての荷物の貨物追跡機能を提供しているため、顧客は、荷物が時間通りに完璧な状態で配送される保証とともに、可視化された輸送プロセスを体験できるのが特徴。
【PODサイン・イメージング・サービス開始】

TNTはオンラインでアクセスする顧客に配達証明のためのサイン・イメージング・サービスの提供を開始すると発表した。

このサービスは、TNTのオンラインとPCベースの出荷ツールである「myTNT」、「ExpressShipper」、「ExpressManager」、「ExpressConnect」が提供するトラッキング・サービスに追加される。

サービスは世界85か国で利用でき、サインのイメージングは荷受人サインや企業印をデジタル・コピーしたもの。

イメージングの利用により、送り主は荷物の状況をより詳細に管理でき、業務プロセスが簡潔になり、請求書の支払請求も容易になる。
このサービスは、特に利用申込の必要がなく、追加費用も一切かからない。
【e-Invoicingと口座振替のサービス開始】

顧客の利便性を大きく高めるため、e-Invoicingと口座振替のサービスを開始した。

e-Invoicingは、詳細な請求書データを簡単に把握し、印刷やデータ管理、分析のための請求書データのダウンロードなどの請求書が郵送される前(締め日より3営業日目)に請求書データをダウンロードができるといったサービスで、無料で提供している。

e-Invoicingの詳細。
http://www.tnt.com/express/ja_jp/site/home/shipping_tools/einvoicing.html

また、顧客からの送料と関税および消費税の支払につき、振込の手間と時間に加え、振込手数料の負担を考慮し、「預金口座振替(自動引落)」を実施する
【ビジョン2015】

2009年の事業進捗状況と新戦略「ビジョン2015」を年次アナリスト総会で発表した。

2009年は、第3四半期までの累計で4億3400万ユーロのコストを削減した。
またコストとキャッシュへの重点的な取組で厳しい経済環境を乗り切ったものの、エクスプレス部門の貨物量は急減した。
反面、航空貨物量は改善してきており、トラック貨物量も堅調としている。
エクスプレスの貨物量と売上高は、第4四半期でも低水準で推移しているが、継続的なコスト削減努力により利益率は回復している。

さらに2005年から2009年に創出された純キャッシュフローの75%に当たる45億ユーロを配当金と自社株買いの形で株主に還元し、フォーカス・オン・ネットワーク戦略は成功したとしている。

新戦略のビジョン2015は2010年から2015年を実施期間とし、財務ビジョンでは小包と貨物で13-16%、新興国向けなどで7-10%、スペシャル・サービスで10-14%の成長を目指す。
オランダでのメール事業では最大16%の成長を目標としている。
今後時間をかけ、自社の組織を欧州での小包、貨物、新興国・地域、スペシャル・サービス、オランダでのメール事業の5重点分野に集約する。
そのため、強いガバナンス体質を維持しながら経費を大幅に最適化するため、組織モデルと必要な変革の調査を実施する。

サービス面では、全世界での日付指定配達サービスとオランダでのメール事業に注力。
日付指定配達サービスでは、欧州の小包、貨物、スペシャル・サービス、新興国・地域での基盤構築を重点分野として注力する。

欧州の小包事業は、国内の翌日配達と経済的な国外配送サービスで現在の地位を強化。
貨物事業は、欧州ロード・ネットワークを生かし急増する輸入の大陸間貨物量を確保し、米国のConwyなどとの提携や新興国・地域に展開している独自ネットワークで輸配送ルートの拡張を目指す。

新興国・地域事業は、南米と中国の日付指定配達市場でリーダーの地位確立を目指す。
その後地位を固めている、アジア太平洋、中東・アフリカ、南米の自社ロード・ネットワークを拡張・接続する。
スペシャル・サービス事業は、ネットワークの効率性を改善しながら、医薬品やヘルスケア、エレクトロニクスなど様々な分野の輸配送ソリューションを開発する。

オランダでのメール事業は、キャッシュ・フロー、コスト削減、業務革新に注力し、欧州のメール・ネットワークでは、提携と売却を通じて、価値の実現と拡大を目指す。
【バンコク向け貨物を1日2本直行便に】

TNTは1月4日からタイ・バンコク向け貨物について、サービス充実を実施した。

羽田発便を利用することで、バンコク向け貨物の輸送を1日2本の直行便に変更した。

昨年末にスタートした韓国・ソウル向け、台湾・台北向けに加えて、タイ・バンコク向けも、「Night(19時カットオフ)集荷」の対象区域である、千代田区・中央区・港区・江東区内での集荷貨物の場合、今までのカットオフタイム16時から、19時へと変更する。

これまでより遅く集荷しても、現地では翌日午後からのデリバリーとなる。
顧客の「遅く集荷して早く配達してほしい」というニーズに答えるサービス提供を目指す。
【動物・植物検疫が必要な日本向け貨物扱いを中止】

TNTは18日から「Express サービス」による動植物検疫を必要とする日本向けの貨物について、世界中のTNT全拠点での取り扱いを中止することを決めたと発表した。

TNTゲートウェイに到着した検疫対象貨物は、海外の荷主に返送されることになる。
【サプライチェーン アジア ロジスティクス アワード 2009授賞】

サプライチェーンアジア ロジスティクス アワードが昨年11月シンガポールで開催され、その中のリスク部門でロジスティクスサービスを提供する企業が表彰された。

授賞式はアジアのロジスティクス産業界から200名を超える来場者を迎え、LRQA社長のマイク・ジェイムズより世界200カ国以上にネットワークを有する国際総合輸送会社TNT エキスプレス株式会社社に「サプライチェーン セキュリティ アワード」が贈られた。

授賞式の中でマイク・ジェイムスは、「ロジスティクス産業は多様化・複雑化するサプライチェーンの中で商品配送の保証を求められている。各企業のセキュリティとリスク管理能力はますます重要性を増しています。
そして、エネルギーサプライチェーン全体への架け橋として、LRQAはこのような賞を後援し、産業界におけるリーダーを表彰できる事を、大変光栄です。」と話した。

賞の審査基準は下記。
1、組織に適したセキュリティーポリシーを実施しているノミネートされた組織であること。
2、ポリシーはトップマネジメントにより、サポートされていること。
3、ポリシーにセキュリティーに関わる社員教育研修が含まれていること。
4、ポリシーは従業員、資産および情報をカバーする組織全体に対し一様に適用されていること。
5、候補企業は、C-TPAT, ISO28000, WCO Authorised Economic Operatorのような最良のセキュリティマネジメントステムに取り組み、順守していること。
6、定期的に組織全体のセキュリティ審査や適合、改善が行われていること。
【エクスプレス部門の第4四半期の営業利益率が前年実績超】

TNTは2009年第4 四半期の貨物取扱の実績とビジネス・アップデートの状況を発表。
この中でエクスプレス部門の貨物取扱量は堅調に推移し、第4四半期のエアー、ロード、国内貨物の取扱量はすべて前年同期を上回った。

エクスプレス部門の営業利益率は、2009年で初めて前期を上回り、価格圧力の影響はあったもののコスト削減に注力したことが寄与した。
オランダでのメール事業のMail NLは、オランダでのメール取扱量の減少が営業利益の減少とともに予想通りに推移した。

エクスプレス部門では、第4四半期の好調な貨物取扱量のトレンドが、2010年の最初の2週間も継続。
価格圧力は変わっておらず、コスト削減プログラムを継続して推進する。

メール部門では、取扱量がオランダの郵便事業自由化の圧力が見られるものの、今後もコスト削減を進めキャッシュ・フローにつなげる。
欧州メール・ネットワークス部門では、のれんと特定資産の減損(非キャッシュ)が約1億5000万ユーロとなり、エクスプレス部門では退役した貨物輸送機と特定無形資産の減損が約2000万ユーロに上っている。

昨年12月3日に発表された「ビジョン2015」の、5つの重点分野のうち日付指定配達サービスでは、「欧州における小包」、「貨物」、「スペシャル・サービス」、「新興国・地域」が重点分野とされ、利益率の高い大きな成長機会が期待できるとしている。
Mail NLについては、キャッシュ・フロー、コスト調整、業務改革に注力し、特に欧州の郵便事業の統合を受けて事業提携を進めるよう、時間をかけて準備する。

この進捗状況では小包、貨物、スペシャル・サービスの収益を増やし、日付指定配達サービスを拡大するためのプロジェクトが複数設置された。
Mail NLでは、提携交渉に入るための準備を開始し、提携と売却を通じて価値を実現するEMNの目標に向けて、1月にはまだ取り組まれていないTNTのドイツ事業(TNT Direktwerbung)とチェコのTNTのテレマーケティング活動(DomiCall s.r.o.)の売却などの対策を実施した。
【中国の日付指定ロードネットワーク完成】

3月8日、中国でのロード輸送・配送部門のTNT Hoauが、昨年2月に導入した中国全域を結ぶ日付指定ロードネットワークの整備が完了したと発表した。

TNT Hoauは過去2か月にわたり、ロードネットワークの対象地域を成都、重慶、鄭州などに拡大。
自社のネットワークは、中国全域の800か所のデポを結び、長江デルタ、珠江デルタ、渤海湾など主要な経済地域の大規模プラント密集地域を網羅することになる。

このサービスでは246台の長距離トラックを運用しており、中国の26都市で利用できるようになる。
さらに、配達対象地域拡大のほか、EU3規格準拠のトラック400台を導入。
中国国内全域をカバーする日付指定輸配送サービス専用のカスタマー・ホットラインも開設した。
【第1四半期の営業利益 2.51億ユーロ】

2010年第1四半期と通期決算をまとめ、グループ全体の営業利益は2.51億ユーロ(約300億円、前年同期は1.63億ユーロ)を計上したと発表。

営業利益の4分の1は、前年同期に比べ営業日が4日多かったためとしている。
株主に帰属すべき利益は1.43億ユーロ(前年同期0.76億ユーロ)。

エクスプレス部門の概況は、貨物取扱量は改善し、ここ数週間の貨物量は2007年の水準にほぼ戻っている。
収益率は前年比でマイナスだったが、早期に安定化する兆しがあるとしている。
潜在的な営業利益(実質金額ベース)は0.59億ユーロ(前年同期0.23億ユーロ)だった。

メール部門はオランダの郵便取扱量の減少率は9.7%で、新規のメール事業と欧州の小包事業は順調に回復した。
潜在的な営業利益は1.59億ユーロ(前年同期1.49億ユーロ)だが、郵便取扱量は現在進めているコスト管理の継続と基本計画に沿って行動する必要があるとしている。

2010年度の見通しでは、エクスプレス部門の貨物取扱量・売上・業績は2009年度の水準を上回る。
一方、収益への圧力とコスト・インフレの継続で多少伸び率が抑制される可能性もある。
メール部門の郵便取扱量と業績は2009年度を下回り、引き続きコストとキャッシュに重点的に注力する。
【国連世界食糧計画のチャリティ活動実施】

TNTジャパンは、WFP(国連世界食糧計画)の世界の飢餓に苦しむ子供たちを救うためのチャリティ活動「ウォーク・ザ・ワールド」に参加。

ウォーク・ザ・ワールドは6月6日、世界中で同一時刻の午前10時に、順次開始されるもので、日本では国連WFP 協会主催により横浜会場で開催されるほか、名古屋・大阪においてはTNT ジャパンの自主イベントとして開催する。

TNT ジャパンからは200 名を越える社員やその家族が参加し、イベントを盛り上げる。横浜会場では5kmと10km2種のコースを参加者が歩くイベントとなっており、参加費の一部を募金する。

今年の参加者総数は約3500名。
http://www.wfp.or.jp/
【関西支店を移転】

6月14日に関西支店を移転

新住所:大阪市港区海岸通3-1-35

USJの近くですね。
【2010年第2四半期決算】

<営業利益>
第3期基本計画の初期費用の影響により、0.55億ユーロ(約\60億)となった。

<エクスプレス部門>
売上1.5億ユーロ(10.3%増)
営業利益0.73億ユーロ(0.63 億ユーロ)。
貨物取扱量は2007年の水準(9.5%増)に戻った。
収益率は前年と2007年比でマイナス。

<メール部門>
売上は0.28億ユーロ(2.7%減)
営業利益は1.36億ユーロ(1.39億ユーロ)
オランダの郵便取扱量の減少率は8.4%(営業日数による影響を補正)
小包取扱量の増加率は10%超だった。

<メール部門とエクスプレス部門を分社化>
社内における分社化は2011年1月1日の実施を予定。
分社化の目的は、戦略的に一貫しており財務的にも強固なビジネスとしての両部門が、長期的に成功を収めるようにすることにある。

<通期の見通し>
エクスプレス部門の貨物取扱量と売上は堅調に推移し、2009 年の水準を上回るものと見込まれる。

メール部門では、オランダの郵便事業自由化と継続する業務喪失の影響により、オランダにおける郵便取扱量が7〜9%減少するものと予想される。
【ラリーカーを輸送】

初めて自社機(Boeing747-400ERF貨物専用機)で日本に貨物を輸送すると発表した。

9月4日に北海道で開催される大会に出場するラリーカー15台(約80トン)を、自社が欧州・アジア間で運航しているBoeing747-400ERF貨物専用機に搭載して、ベルギー・リエージュ空港から香港経由で北海道の千歳空港まで輸送する。

TNTは、上海とリエージュを結ぶ便を週6便、香港とリエージュを結ぶ便を週5便運航しているが、今回その便を日本まで延長して活用する。
【株式換算率を1株0.2892ユーロに】

2010年中間配当の株式換算率を1株式当たり0.2892ユーロとなると発表。
現金配当に比べ3.3%有利な配当となる。

この換算率は、2010年8月13日から17日までの3取引日の間にユーロネクスト・アムステルダムで取引された、すべてのTNTN.V.株式の出来高加重平均価格(20.8256ユーロ)を基準にしている。
【中国で電気配送車導入】

中国のエクスプレス業界では初となる電気自動車の導入を発表した。

導入する気配送車は5台で、中国の東風汽車公司による製造。

すでに3か月間の走行試験を終え、運行が可能な状態にある。
リチウム電池で駆動し、運行時の消費電力のデータを記録するハイテク・モニタリング・システムを搭載。
配送ルートを継続的に最適化していくことができる。
フル充電に2時間半しかかからず、120キロ以上を走行することが可能。

今回の発表にあわせて、上海万博のオランダ館で開催された「Responsible Transport Forum」では、参加者が増大する二酸化炭素排出量や交通安全に関する問題について議論し、業界や政府の目標を達成するための成功事例が紹介された。

上海政府とオランダ運輸省が協賛するフォーラムには、業界の専門家や学術研究者、環境保護活動家など100人近い参加者が集まった。
【セントレアにF-1を輸送】

10月2日、自社機(B747)で中部国際空港にF1マシンを輸送した。

鈴鹿サーキットで10月8日〜10日まで開催されるF1第16戦日本グランプリレースに出場するF1マシンを搭載して、シンガポールから中部国際空港まで輸送する。

今回のTNTの自社機による2度目の国内への貨物輸送は、TNTが欧州・シンガポール・上海を結んで週6便運航しているB747を有効活用するもので、業界最高のコスト効率を持つ航空機のフル活用によって、顧客に対するサービスのレベルを向上しようとする試み。
【重慶―欧州 サービス開始】

TNTは業界初となる重慶と欧州を結ぶ航空貨物輸送サービスを開始。

中国西部にあるハイテク産業の中心地である重慶とTNTのハブ空港のあるベルギーのリエージュ空港間を、B747貨物専用機の定期直行便で結ぶもので、週3便運航する。

TNTは2010年9月から、上海便を週7便、香港便を週6便に増便。

今回のサービスで重慶と欧州を結ぶ最初のエクスプレス・サービス・プロバイダとなり、重慶地区ハイテク産業の高まりの需要に応える。
【第3四半期の営業利益190億円】

TNTは第3四半期決算を発表し、営業利益1.43億ユーロ(190億円:1ユーロ=133円換算)を計上した。

エクスプレス部門:
売上高は15.88億ユーロ(2106億円、前年同期比8.2%増)
営業利益0.74億ユーロ(98億円)

貨物取扱量は2007年の水準を上回り、前年同期比9.8%増となった。

メール部門:
売上高が10.1億ユーロ(1,339億円、5.6%増)
営業利益は0.83億ユーロ(110億円)(*年金費用の影響)

メール部門とエクスプレス部門の経営と組織の分離は予定通り、2011年1月1日に実施し、完全な分社化は、2011年に実施可能になり次第すぐに行うとしている。
【小包爆弾への追加セキュリティ対策】

顧客、貨物、自社の従業員、配送ネットワークを小包爆弾などから守るため、追加セキュリティ対策を講じていることを発表した。

TNTはすでに各地域のセキュリティ基準に準拠し、それを上回るグローバルセキュリティ基準にも対応している。
今回の措置はセキュリティをさらに強化する必要がある地域のリスク評価を完了。
現在運用中ならびに将来運用する予定の空港すべてを対象としている。

今後数週間のうちに、顧客ならびに安全保障担当局との対話を強化し、現在展開中の規制の再検討と調整にも取り組んでいく。
【高度セキュリティ・サーチャージ導入】

荷物の安全確保のために採用する高度セキュリティ管理の実施のために、12月12日集荷分より(現地集荷の場合も同様)高度セキュリティ・サーチャージを導入する。

■60円〜1,200円
■重量が10kgを超えてから200kg(最高チャージ料金)まで6円/kg

http://www.tnt.com/express/ja_jp/site/home/support/_ess_.html
【メールとエクスプレスを分社化】

メールとエクスプレス事業を完全に分社することで2つの独立企業を設立すると発表した。

分社を行うことで、それぞれの事業戦略に集中できるようになり、株主資本の帰属をはっきりさせる狙い。

分社は2011年1月1日に実施され、2011年5月末にメール部門からエクスレス部門が正式に分社する。

分社化によるエクスプレス部門の日常業務には直接的な影響はなく、TNTの社名も変更はない。

【ポイント制導入の会員制Webサイト開設】

TNTジャパンは会員制サイト「クラブオレンジ」を開始すると発表。

「クラブオレンジ」は顧客とTNTジャパンをつなぐコミュニケーションのためのプラットフォーム。

定期的にTNTジャパンの国際輸送サービスを利用している顧客が対象で、利用輸送料金の支払額に応じてポイントが加算される。
ポイントはギフトの交換などに利用できる。

1月6日に試験的なサービスを開始し、1月末には本格的な会員サービスとする予定。

http://www.tntcluborange.jp/
【東北大地震 被災地へ救援物資配送】

TNTはWFP(国連世界食糧計画)と協力し、災地へ救援物資を緊急輸送することになりました。

各国政府から約8万枚近くのブランケットをはじめ、様々な救援物資が日本政府宛てに成田空港へ届いており、日本赤十字社の指示する被災地の避難所への配送を待っています。

TNTジャパンは、この配送について日本側のロジスティックサービスを提供することになりました。
【2011年第1四半期決算】

TNTは2010年12月2日に、メール部門とエクスプレス部門を分社化する決定を発表。
この決定により、会計基準に従い、エクスプレス部門の分社化を見込んだ新しい決算体系に基づく決算と追加報告となる。

【メール】
売上高11億700万ユーロ(前年同期比3.8%増)
営業利益は1憶2000万ユーロ
現金営業利益は7600万ユーロ

通常郵便の取扱量は8.6%減となり、オランダでの郵便の売上は6.3%減となった。
また、小包取扱量は堅調に推移し、国際小包取扱量は増加した。

【エクスプレス】
売上高17億5900万ユーロ(4.4%増)
営業利益は4900万ユーロ

【2011年度の見通し】
メール部門はオランダの郵政民営化の 2年目を迎え、メール部門では郵便離れと競争の激化により、オランダでの郵便取扱量が8〜10%減少すると予想。
基本計画では2011年に0.5〜0.6億ユーロのコスト削減を目指している。

エクスプレス部門では、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)での売上は堅調に推移し、営業利益率は昨年と同水準(9%またはそれを少し上回る)になると予想。
米国での継続的な業績低迷には、様々な是正措置を講じることで対応していく予定、としている。
【行政処分】

5月20日、国土交通大臣より貨物利用運送事業法第28条第5号に基づく事業改善命令を受けた。

2011年4月14日に航空輸送が制限されている危険物を不適切に輸送していたことが、TNT内部で判明したため、自主的に国土交通省に対して報告を提出。
これにより国土交通大臣より事業改善命令を受けた。

荷主から危険物であることを申告されたにも関わらず、社内の連絡体制が機能せず、また航空機搭載を停止するための措置を行わなかった。

TNTからの報告を受け、4月28日には国土交通省の立ち入り検査が行われた。

同社では今回のような「社内業務の連絡ミス、判断ミス」を防ぐため、手順書の徹底遂行と再発防止を促す作業場の掲示を増やすなどの改善策を実施している。

同社小平正代表取締役社社長は、本日の命令を真摯に受け止め、社員一丸となり全力で対応し、お客さまからの満足、信頼を今後も頂戴できますよう邁進してまいります。
危険物を扱うインテグレーターとして、安全なサービス提供のため、顧客に対して危険品取り扱いセミナーも予定している」とお詫びのコメントを発表した。

http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu03_hh_000015.html
【NYSE ユーロネクスト・アムステルダムに上場】

は5月26日、NYSEユーロネクスト・アムステルダムに上場したと発表。

この上場は、5月25日に行われた株主総会で承認を受けたTNTのエクスプレス部門の分社化の一環。

TNTの株式取引は5月27日より、株式の発行予定日および発行日ベースで行われる。
【5月29日に義援金チャリティー】

TNTジャパンは5月29日に東日本大震災の被害に遭った岩手県・山田町への義援金チャリティー活動を実施すると発表した。

チャリティー活動はTNTジャパンのある3拠点、東京・大阪・名古屋で、社員とその家族約200名が5〜7km歩き、歩いた距離に応じて最高で1人2000円を寄付する取り組み。
後日、集まった義援金を手に同社の小平社長が山田町の沼崎町長に手渡す。

なお、例年この時期に同社が参加している「ウォーク・ザ・ワールド」について、東日本大震災の被害に遭った岩手県・山田町が、オランダ・ザイスト市と姉妹都市関係にあることから、被災地復興支援の一環として同町へのチャリティー活動を実施したもの。
【インド国内のロード配送事業を売却】

TNTはインドへの国際輸送サービスに注力するため、インド国内のロード配送事業をインディア・イクイティ・パートナーズ社(India Equity Partners)のロジスティック子会社に売却したことを発表した。

売却は、本年12月30日に実施される。

インドへの国際輸送サービスは、TNTエクスプレスの世界規模の相互接続ネットワークを介して継続され、また、特に医療やサービス・ロジスティック分野など、顧客固有の特別なサービスも引き続き提供される。

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