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野口修一の社会活動レポートコミュの地方自治体議員の意識に問題(質問ゼロ、議会報告なし)

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地方自治体議員の意識に問題(質問ゼロ、議会報告なし)

 今年は、統一地方選挙の年です。熊本でも、辻立ち演説を始める人が出て来ました。 
 問題は、行政の現状批判や愚痴でなく、議員自ら提案する政策の中身と実現行動と思うのですが、全国統一で(選挙)パフォーマンスだけは、広がっています。

 さて、4年前に熊本市議会の通信簿を付け時に、採点に加えれば良かったですが、地方議会で質問回数の差があるとよく聞きます。質問をする人は毎回するし、4年間まったくしない議員も居るそうです。議員歳費は同じなのに、質問しない議員は問題と考えます。

 議員の仕事には、地域の陳情等の仕事?もあるかもしれませんが、これは区長や各種団体の活動援助であって、議員本来の仕事ではありません。質問をしない議員は、議会で仕事をしていないことになります。また、どんなにインターネットや議会新聞等があっても、地域との対話は必要で、毎回議会報告をすべきと思います。

 故三木武夫氏は、国会議員として、総理大臣や閣僚時代はそうそう毎国会終了後にできなかったそうですが、以外は徳島を隈なく回り、国会報告と住民との対話集会を欠かさなかったと、本で知りました。もちろん、国会でも論客として、質問の内容と回数の多さは、周知のことと思います。

 ところが、地方議会になると質問回数はもとより、内容も低調になりがちです。市町村議会をまたに見学に行きますが、これが私たちの代表がやっている議会かと、がっかりすることもあります。

 せめて、県議会はどうかと言うと、市町村議会よりは、運営は良いと思いますが、質問する人は決まっていて、与党の中には全くしないか、地元の各種団体から、何かの要請(要求)があるときだけ質問する議員ばかりで、これから10年先、20年先のことを考えて、政策提言する人がほとんど居ないのが現状です。
 さらに、故三木武夫氏のように、議会報告会をする人は、選挙が近くなったから数回やる程度、日常は全く無いのが現状です。

 日本の政治は、3流と言われるのは、市民の側にも要因があります。選挙で当選した人の仕事を検証する、議会見学、議会報告、対話集会等を全く要求しない(無責任)姿勢に問題があります。
 市民は、投票で議会に参加している意識を持ち、候補者に必ず議会報告、対話集会等を行うように選挙時に約束をさせる。議会前には、議員との討論会等を要求する。
 ただし、議員に要求する代わりに、市民も報告会や対話集会に必ず参加する姿勢を示すと議会が変って行くと考えます。

 要は、市民の要求と行動が、議員、議会を変えて行くと考えます。議員の意識を変えるのは、市民の一人ひとりの投票意識と議員活動の検証行動にあると思います。

 今回の統一地方選挙で、議会で質問ゼロ、議員提案ゼロ、また議会報告ゼロ、対話集会ゼロの議員には投票しない。
 また、市民も議会報告、対話集会に極力参加すること、更に時間を作って地元議会を見学に行く努力を示すことだと思います。

 これからは、市民と議員の「緊張感のあるパートナーシップ」を実現できるようにして行きたいと考えています。

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