理趣経研究コミュの弘法大師は何故、理趣経を真言宗の常用経典にしたのか？

以前から、なぜ理趣経を弘法大師は真言宗の常用経典にしたのか考えておりました。これは何故でしょうか？

コメント(12)

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[1] mixiユーザー 03月16日 23:36

一番深い教えだと思ったのでしょう

[2] mixiユーザー 03月17日 07:55

708910さん、御返事、ありがとうございます。

[3] mixiユーザー 03月17日 09:11

真魚さんはどう思われますか？

[4] mixiユーザー 03月17日 15:24

７８９１０さん、御返事ありがとうございます。私は仏教というものに対して「杉山式仏教真理学」というフレームワークを持っております。３つから構成されております。
本然のあるべき姿「如来然真理」が、理趣経には書かれております。弘法大師は「三劫成仏」の教えから、革命的と言える「即身成仏」を説かれました。それゆえに弘法大師が理趣経を常用経典としたと思います。

それでは、よろしくお願い申しあげます。

[5] mixiユーザー 03月17日 16:23

つまり即身成仏は理趣経に最もよく説かれていると空海は考えた、ということですか？

[6] mixiユーザー 03月17日 16:52

７８９１０さん、御返事ありがとうございます。「即身成仏」自体は「大日経」の”げ”を使って構成されております。理趣経は金剛頂経の一部ですから、ちょっと論理に矛盾があるかもしれませんが、私は即身成仏が理趣経に強くとかれていると、そう思っております。

[7] mixiユーザー 11月15日 13:57

最近、仕事で天台智義（字が出ません）の事を調べております。そうしますと当然、伝業大師・最澄や日蓮のことにも及ぶのですが、日蓮は、確か、開目抄で、即身成仏という言葉を使っておりますね。空海の即身成仏と日蓮の即身成仏は違うのではないかと思っております。日蓮の場合、五重の相対の中で、その内容に触れていると思います。

[9] mixiユーザー 05月20日 21:51

私は理趣経が本来の世界はすべてが清浄だ。と解いたことに価値があると感じておりまする。大日如来からすべてが本来発したものでありまするならそうでありましょうし、そうであるならば、すべては、如来から出発したことを忘れ、如来の慈悲なる心に菩提心に回帰できないそのような内容こそ、無明に落ちいった人類の問題ではなかろうかと思いまする。

[10] mixiユーザー 05月26日 20:31

欲心昇華さん、清浄が、キーワードですね。感謝です。これからも、よろしくお願い申しあげます。

[11] mixiユーザー 01月14日 21:07

理趣経は解釈によっては、なんでもOKというようなものに見えてしまいますから、危険なものに見えます。しかし、非常に倫理観の高い空海がそれを大事にしたのはなぜでしょう。私は、それゆえ、何でもよいのではなく、本来の位置、立場、関係などの条件がそろえば、みな清浄なのだという意味だと理解しました。

そして、その本来の状態と本来でない状態を同時に見れるところに救いを実現したいという菩薩の心情がある仏の御心がある。私はこの理趣経をそう理解しています。包み込むような慈愛と救いを実現したいと思うがこの世は簡単には救えぬ悲しみ、そのような仏の御心を知って清浄な姿に戻ってほしいという御心を持って人に与えたもの、それが理趣経であるのではなかろうか？

[12] mixiユーザー 07月14日 19:02

>>[7]
「ちぎ」は「智顗」です。単語登録しておくと便利ですよ。

さてなぜ理趣経を弘法大師は真言宗の常用経典にしたのか？
ですが、そもそも理種經は般若経理種分であり、般若経自体に「読誦するだけで功徳がある」という思想があるからではないですか？
というか、こは私の考えではなく、どこかの密教学者が理種經に関する本の中で書いておられたと思います。何という本かは忘れましたが。

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