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日本人はなぜ多重人格なのかコミュの通り魔事件の背後にあるもの

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ご周知のとおり、東京・秋葉原で凄惨な通り魔事件が起きた。

むろん今回の事件は前代未聞の出来事ではない。
犯人は「世の中がいやになった。誰でもいいから殺したかった」。
もはや「またか」と言うほど聞かされる、犯人の犯行動機の言葉である。

通り魔事件は今年になってからも、すでに何件も起きている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080323/crm0803231345005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080105/crm0801051720014-n1.htm
http://mainichi.jp/area/kanagawa/archive/news/2008/06/06/20080606ddlk14040365000c.html
http://mainichi.jp/chubu/archive/news/2008/05/27/20080527ddq041040009000c.html
http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20080606ddq041040015000c.html

大阪の付属池田小学校事件や池袋の通り魔殺人事件などはおなじみだが、
http://yabusaka.moo.jp/zouda.htm
今回のケースも「下関通り魔殺人事件」に犯行パターンが酷似している。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/simonoseki.htm

昨日のニュースの報道では、過去10年間にこうした通り魔事件は
規模の大小含めて64件も起きているとのこと。
犯人や犯行を非難するのは当然であり容易いことだが、しかしただ
それだけの(個人の異常心理等の)問題で片付けるのは「思考停止」である。

かくして毎度、何も新たな事件の予防につながる動きは起きていない。
犠牲者はただの「死に損」となるだけだ。
だが重要なのは、なぜこのような犯罪が社会に連続して出没するのか、という
解明作業および新たな犯罪予防への視点であろう。

過去からの事件簿をみる限り、通り魔殺人は新しい類の事件ではないことがわかる。
http://yabusaka.moo.jp/musabetu.htm

横溝正史の『八つ墓村』のモデルとなった「津山30人殺し」の事件を連想する人も
多いだろう。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/tuyama.htm
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage393.htm

これらの犯人に共通の性向として「社会に対する逆恨み」という点が顕著である。
むろん凶器(刃物や銃器)を購入したり人ごみを狙うなど計画的な犯行である限り、
自分を自分でコントロールできない精神異常心理が原因であったとはいえない。
ただその犯行動機に「やる場のない破壊衝動」が挙げられる。

自分が極めて惨めな思いをして追い詰められて生きているのに、世間の人々は
あたかも日々楽しそうに繁華街に繰り出し、人と会話したりぶらぶら過ごしている。
そういう自己の絶望的な孤独感や自己喪失感が「羨望」から「嫉妬」へと変わり、
どうせなら何もかもメチャクチャにしてやりたいという「破壊衝動」へと移るのは
至って容易であると拝察される。

こうした破壊衝動心理は、多くは「絶望感」から内向的に向かい「自殺衝動」
へと走るケースが多いように思われるが、「絶望感」よりも「社会への妬み」が
強く、自己の中で抑えきれずに外に向かうケースが今回のような通り魔殺人へと
発展するのではないか。
その意味で、この社会の自殺率やうつ病などの精神疾患率の高さと、今回の
通り魔殺人とはけっして無関係ではない。

人間は生命の危機に晒されると同時に、自分の存在価値(自尊心)の危機に晒される
ときに自ら「赤信号」を発する。
個人の社会生活が閉鎖的で抑圧的であり、この社会や組織に存在価値を認められない
という烙印を押された(あるいは自ら押した)人間は、その自尊心を追い詰めるあまり、
すべての存在不信や社会不信を爆発させ、破壊衝動へと自らを導く。

これを「テロリズム」とする見方もあるが、テロは大衆に一定の恐怖を与える目的で
行われるもので、個人的動機ではないため、テロとは区別されるべきである。

ところで最近相次ぐ無差別銃乱射事件が勃発しているアメリカ社会を別とすれば、
こうした「社会に対する個人的恨み」に発した無差別通り魔殺人が、しかもかなり
過去から日常茶飯事に繰り返されているのは、日本社会特有の現象とはいえないだろうか?

「村八分」「見て見ぬふり」「知らぬが仏」に代表される日本社会の閉塞性、
組織内の抑圧性、過度な自尊心への圧迫については、すでにこのトピでも何度も
取り上げ議論してきた。
その根本原因究明に向けて世論が動き出さない限り、自殺も今回のような通り魔殺人
事件もけっして解消できず、今後も同じ惨劇が繰り返されるだけのように思われるからである。

政治界も経済界も、この手の事件にはまるで無力であるかのように感じられる現在、
何より白昼堂々「通り魔殺人」をはびこらせてきた社会病理の摘発自体、数ある
日本の社会心理学者の責務ではないのだろうか。

コメント(6)

>自分もああなるかも知れない。
>なんせ否定するための大した根拠がない。そこから始めるべきですね。

これ、大いに賛同します。
ストーカー犯罪なんかもそうですよ。「自分もストーカー犯罪をするかもしれない」そういう自覚を持っている人のほうがむしろ安全です。
今回のこの事件は、かなり昔に発生したテルアビブ空港での銃乱射事件にも似てますね。

このテルアビブ空港での銃乱射事件は、一見するとテロに似ていますが、テロ特有の思想性や戦略性は、この事件には全然ないのです。ただ、やけのやんぱちになって暴れているわけです。そういう点が似てますね。
テルアビブ空港での銃乱射事件については、こちらの情報サイトをご覧下さい。昭和47年に起きた事件でした。

http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage365.htm
マスコミや書き込みの多くは「思考停止」ですね(呆)。

直接的な原因は、企業や派遣会社の労働者に対する処遇の問題がある。
間接的な原因は、コミュニケーション阻害症候群と絶対的な雇用喪失。

先決事項は、派遣企業の野放図な搾取や労働状況をやめさせるルールや取締りを
創設することが最優先だ。
さらに無職や無資格でも特定の分野に才能のある人間を、フェアな状況下で
雇用する機会を政府がもっときめ細やかに呼びかけて率先すべきだ。

犯罪の発生率と失業率の推移とは図らずも一致している。
http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/HanzaiSitugyoSuii.jpg
自殺率と失業率の相関関係も同じである。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2740.html

凶器をもって暴れまわらなくとも、日中大通りで大声や奇声をあげている者、
ネットの殴り書きで「殺したろか」などと脅迫まがいの文章を書いて
うさ晴らしをする者、電車内で罵り合ったりホームで殴り合っている者、
東京の都心では、こういう光景をいくらでも日々見かける。
「キレやすい」通り魔の日常的潜在状況は、都心ではごく身近なものである。

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