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公民館建築研究会コミュの60歳の誕生日

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本日は日本公民館学会主催で、公民館60周年を記念し講演会が開催されました。

ビデオの上映、4名の先達からのご講演、誕生パーティという流れでした。講演会の内容につきまして簡単にまとめましたのでご報告しておきます。

日本公民館学会
公民館60周年記念 講演と交流のつどい
日時:2006年7月1日
場所:中央大学理工学部6号館302教室

講演?小林文人「公民館60年の歩みが問いかけるもの」
1.第五世代の公民館論(『月間社会教育』96年12月号)
第1世代(50年代)
・寺中構想
・復興・民主主義を担う人間を育てる
・地域の中でみんあでつくろうという新しさ
・しかし、上から与えられる、市民主導の成熟はまだない
第2世代(60年代)
・法制化と近代化(1947年教育基本法第7条、1949年社会教育法)
・法に基づく教育という意味。ベトナム10000万自治体に5000の公民館、しかし教育基本法に一行しかない。
第3世代(70年代)
・寺中構想と違う公民館。豊中、杉並、沖縄、川崎、地域性と歴史性
・行政による社会教育計画(1948年教育委員会法、1952年市町村教育委員会の設置義務)
・法制化の負の側面が現れる。
・負1.全国的規模での普及と地域格差の拡大、自治体数でなく人口でみれば大都市に不在のため、人口の3割程度しか対象としていない。→大学講座や他施設等の利用があれば良い
・負2.住民参加という意識。行政主導に住民を参加させる。住民自治論がなく、市民的公共性の視点がない。→韓国の小さな図書館運動、台湾の学校の拠点化との比較研究
第4世代(80年代)
・生涯教育
・負3.自治体合理化、行政セクター要因に運命を左右させられる。
・指定管理者制度、管理者を住民が選定できない
第5世代(90年代)
・苦しい状況で地域固有。大阪、岡山、松本。
・公民館に関わる市民の活動と、ネットワークの蓄積。
・視点の転換。公民館が中心ではなく、それぞれの市民の活動とネットワークが中心で、公民館は副次的な支援。
・公民館が設置されない地域での市民活動。自治公民館7万館という現状。
・自治公民館は古さの塊で、NPOは行政の下請けか?公立公民館でまかなえなかった活動が、市民活動として現れているのではないか。
2.第6世代の公民館論
・市民的専門性
・市民の活動と、そのネットワークの形成が目的
・市民の要求は生活全般にわたり、関係行政のネットワークの形成
・共に活動する職員と
3.その他
・学会の使命、統計の吟味。
・研究は視点を変えること、再発見

講演?水谷正
・東京の大学卒業後、1959年長野県中野市公民館主事。
・初任給9800円、地元の一般職員は8000円。高い金を出しても市は雇いたい。住民が必要とした。
・1960年頃の公民館の特殊性。当時の公民館長は保守派でありながら原水協の地区事務局長をし、議長は労働組合長であった。公民館の仕事であった。
・憲法の中身の普及も公民館の仕事。重点は婦人教育、公民館は嫁と姑でもっている。(恵さん、21世紀は女性の時代、高齢化と女性の長生き)
・村の古さの改善、若い人が役職を持てるようにする。
・生活改善運動、因習にとらわれない結婚式。それまでは3日3晩。公民館結婚式は会費制、結婚自体を変えていく。(どうしてホテルに取って代わったかは研究必要)
・こうした運動が、公民館の大型化につながった

講演?江藤晃子
・1972年美濃部都政、市民活動サービスコーナー、団体支援
・廃止、団体間をつなぐNPOを立ち上げ
・市民活動の資料がすてられている現状を調査報告書にまとめる

講演?布施利之
・省略

コメント(2)

講演?布施利之
・先輩方の活動の記録は貴重だが、現在の最前線の職場で抱える問題は全く違う
・そこから自由になって、自分たちの活動をつくっていきたい
貴重な体験でしたね。うらやましい。私も、一度自由になって考えましょう。

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