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尾崎翠『こほろぎ嬢』製作上映コミュの岡山映画祭で11月18日に3回上映!

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<写真は岡山駅前の桃太郎くん一党>

 大阪ロードショー&東京アンコール上映の後、いささか鳴りを潜めていた感のある『こほろぎ嬢』ですが、11月、12月と上映が続きます。まず11月が岡山映画祭で、『こほろぎ嬢』を1日3回上映したうえ、浜野組の前作『百合祭』の上映と監督の講演会までもが行われるという、すし詰めのイベントです。
 岡山映画祭は、11月3日から12月2日まで一ヶ月かけて開かれますが、浜野監督ディーは18日(日)。共催は岡山映画鑑賞会+岡山市職員労働組合女性部です。『百合祭』が完成した01年、全国3箇所で自主ロードショーを行ったのですが、そのうちの一つが岡山でした。それ以前に『第七官界彷徨−尾崎翠を探して』の上映で岡山映画祭の小川氏、岡山映画鑑賞会の真田氏という両巨頭と知り合っていたことや、『百合祭』主演の吉行和子さんが岡山と縁が深かったことがきっかけでしたが、1週間にわたる上映で大きな力を発揮してくれたのが市職労女性部の皆さんだったのです。
 尾崎翠ファンの少なくない都市部以外では、なかなか困難な孤高の(?)歩みを強いられている『こほろぎ嬢』ですが、浜野監督を支援してくれる市職労女性部の皆さんの力強いバックアップもあって岡山上映が実現しました。こんな時に「シスターフッド」という言葉が、いまだ生きていることを実感します。
 新作『こほろぎ嬢』を岡山の皆さんに観ていただくと同時に、共に苦労した『百合祭』をあらためて見直し、久しぶりに語り合いたいと思います。岡山周辺の皆さんのご来場をお待ちしています。
 なお、12月は岡山から瀬戸内海を渡って、浜野監督の生まれ故郷、徳島上映です。

11/18 (日) 岡山市デジタルミュージアム 
「こほろぎ嬢」「百合祭」
共催 岡山映画鑑賞会 / 岡山市職員労働組合女性部

10.30〜 こほろぎ嬢  各上映後監督のミニトークあり
12.50〜 こほろぎ嬢
15.10〜 百合祭
17.00〜 浜野佐知監督 講演会
18.10〜 こほろぎ嬢

●岡山映画祭HP
http://ww1.tiki.ne.jp/~boken/fes.html

コメント(2)

上映おめでとうございます。良い反響がありますことを。
今はシスターフッドの時代では、という気がいたします。
『NANA』なんかを読んでいてもそう思うんですよね。
aishiさま
 そのシスターフッドが難しい時期にあることも確かで、浜野監督の『女が映画を作るとき』(平凡社新書)に「バカ女の壁」という刺激的な言葉が出てきますが、女の前に立ちふさがる女たちという因習的な関係が生きていることも否定できません。シスターフッドとバカ女の壁の間で宙吊りになったような現況かと思われますが、だからこそ、今シスターフッドが貴重に思えるのです。しかし、男であるわたしは時にそこから排除され、レズビアンの論客から「ヌエのようだ」と吐き捨てるように言われたときには、ひどく残念な思いをしました。女と男の間で浮遊する曖昧な存在だと指摘されたのでしょうが、しかし彼女が考えるほど鉄壁の男や完全無欠の女ばかりが存在するとは思えません。時に男だったり時に女だったりするのが正直なセクシュアリティだと思うのですが、そうしたスタンスこそが彼女を苛立たせるのでしょう。敵か味方かハッキリしろ! というわけですが、しかしいっぽう共同作業とは異質なもの同士が共通の目標に向かって努力することだと思われるので、ここでもまた一種の宙吊り状態が現出します。これらのジェンダーやセクシュアリティをめぐる矛盾は、集団製作である映画の現場でも女性のリーダーシップをめぐって内訌するトラブルの原因となり、手ひどく悩まされたものでした。

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