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食品分析コミュの食品添加物(甘味料)について

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現在、食品中のアセスルファムカリウムとサッカリンナトリウム
のHPLC分析を行っています。分析条件は

カラム充てん剤:Inertsil NH2
カラム管:内径4.6 mm、長さ250 mm
カラム温度:40℃
移動相:メタノール・1vol%リン酸リン酸混液(6:4)
流速:1.0 ml/分
測定検出波長:230 nm

で行っていますが、測定回数が増えるにつれてリテンションタイム
が早くでてきます。カラムの耐久性も悪く、ガードカラムをつけ
ると分離能が落ちてしまいます。
他の分析条件や改良点があれば教えてください。

コメント(13)

ども。だいぶ遅いレスですが。

さて、この条件は衛生試験法注解の方法でしたっけ?
確か、サッカリンかアセルスファムカリウムの試験法に
別法が載ってたような・・・。

カラムはODS系で・・・。
確かにこの移動相条件はカラムに厳しいですよね。
pHはどれくらいなんでしょうね。

どれくらいのスパンでリテンションが早くなってくるのでしょうか?
その期間によってはカラムの寿命以外の原因も考えなければいけないでしょうね。

一度、別法を試されてはいかがでしょうか。
返信ありがとうございます。

この移動相の条件のどこが厳しいか教えてください、素人なので実はよくわかっていません。
順相カラムではメタノールや水は移動相としては普通は使わないのでしょうか。

衛生試験法注解の方法は
カラム: Inertsil ODS-4
溶離液: CH3OH/H2O=2/8(v/v)(10mM TPA-OH, pH4.0; H3PO4) ※
流量: 1.0 mL/min.
カラム温度: 40 ℃
検出: PDA 210nm
注入量: 20 μL
であったと思います。順相カラムから逆相カラムに
変更しているみたいです。

Inertsil NH2は週に一度くらいの割合で、20〜30検体くらいです。
リテンションタイムは一週間ごとに0.5分くらい早くなっています。

指摘されているように、上の別法でしようと思うのですが、イオンペアー
試薬のテトラ-n-プロピルアンモニウム水溶液の値段がInertsil NH2を
買えるくらい高いのが…
経費を別にして衛生試験法の方法でしてみようと思います。
ありがとうございます。
すいません、書き忘れました。
pHは1〜2くらいでした。
うーん、その条件ではないですね。
ODS系のカラムでリン酸のpHが7くらいの移動相条件の
測定条件が載ってませんでしたっけ?

すみません、最近添加物試験してないので忘れてしまいました。
週明けでよければ調べときます。
衛生試験法のサッカリンのとこだったでしょうか。

厳しい、といったのはpHが低いだろうな、と思っただけなんですけどね。
NH2とはいえ、あまり低いと耐久性に問題ありそうだなぁっと。
ありがとうございます。
衛生試験法のアセスルファムカリウムに載っています。
移動相のpHは4.0と書いてます。
一度衛生試験法の条件でやってみようと思います。

今回Inertsil NH2カラム3カ月使用でリテンションタイムが
3分もはやくなってしまい新しいカラムに換えましたげっそり
サッカリンの別法として

カラム ODS
移動相0.05mmol/L H3PO4(ph6.8)・MeOH(9・1)
UV 225nm

というのがありましたね。
アセスルファムカリウムも同時に測れるかな?
そこまでは書いてなかってですね。

衛生試験法注解 334ページです。
かなり遅い書き込みですみません。さて、条件ですが、塩化セチルトリメチルアンモニウム1.60g及びリン酸二水素カリウム1.36gを水に溶かして1000mlとし、リン酸でpH2.5に調製したものとアセトニトリルの4:3混液を波長230nmで見てください。カラムはODSならばたいてい何でも可能です。これは、第2版食品中の食品添加物分析法の条件ですが、カラムも長持ちしますし、ピークもきれいですよ。サッカリン、アセスルファムカリウムどちらもいけます。

塩化セチルトリメチルアンモニウムは試薬のカタログに載っていなかった
と思うのですが、どうやって調製するのでしょうか?載ってたらすいません。

自分は、逆相カラムのODS-4を用いて衛生試験法の条件で分析を行いました。
サッカリンNaとアセルスファムKは10分くらいで検出されるのですが、その他の
不純物が20分以後にも検出されます。

上記の分析方法では、1回の分析時間は何分くらいなのでしょうか。
不純物等も影響ないのでしょうか。

カタログにのっていると思いますが、別名でのっているかもしれませんね。
「n-ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド」で調べてみて下さい。陽イオン系の界面活性剤です。pH調整で泡が出やすいので注意が必要ですが、チャートは驚く程きれいになるとおもいますよ。連続分析にも耐えられるチャートが出来るはずです。まぁ、あまりにも汚いようならば工夫が必要でしょうが。
以前、海苔の分析などに四苦八苦していましたが、今はクリンアップもいりません。使いはじめの頃はバッファでこんなにかわるかなぁと思ったものです。あの汚いピークはどこに行ったんだろうか?なんて。
大手の検査機関は多分みなこの条件で分析しているはずです。最近、また色々ありましたが…。
ODS4は良いカラムですね。3のときに出にくかったオキソリニック酸もきちんと出ますし。3と比べたら少し圧が高くなりましたが。
書き忘れました。
「塩化〜」ですので、「セチルトリメチルアンモニウムクロリド」でも調べたら良いと思います。「塩化」が「クロリド」です。

分析時間はカラムの保持能力や長さ、移動相の流速によりますが、大体15分くらいではないでしょうか。
C18では遅いと感じるのならばC8を使うのもいいと思います。
ありがとうございます。
今の検討している分析法で行き詰まったら、Mokさんに教えていただいた
方法でやってみますわーい(嬉しい顔)
Mokさん

分析する時に、化合物に対してODS3やODS4の様に

カラムの種類や特徴はどこで判断するのでしょうか。
久しぶりに見たら、コメントがありましたので、遅レスですがお返事を・・。

まずODS3とODS4の違いは炭素量が違います。
実際に使ってみると、ODS3の方がカラム圧が低いので使いやすくはあります。
ただしODS3では塩基性化合物でテーリングが見られるので、バッファに工夫が必要です。
ODS4では、そのようなことはないのですが、個人的にはODS3のほうが好きなんですね。
圧が低いのは、精神的に良いです。疎水性相互作用が強いので分離も良いですし。

まあ、ざっといえば、このような違いがあります。
これは、どの会社のODS系の物についても一長一短があり、主に使用する目的によって、最適なものをチョイスしてくださいとしか言いようがありません。
それぞれのカラムの性能が知りたい場合はその会社に連絡して、架橋はどういったものか、炭素量やエンドキャップの有無など、色々聞かなければいけません。
詳しく説明するとなると、カラムについての説明自体からはじめなければならなく、それは、このような場所ですることではないと思いますので(教科書的なものを読んでいただくほうが良いと思います。)、割愛することにいたしますが、手っ取り早く選びたいときには、各会社の「ファーストチョイスによいです」と銘打っているカラムをデモで出してもらって使ってみたり、目的の物質の分離ができるカラムを探している旨を告げて、うまく分離できるデータと一緒にカラムを購入するなど行えばよいかと思います。
カタログで調べても良いと思います。たいていのカタログには詳しく載ってます。

質問の内容が、いまいち理解できていないのですが、分析を行うときのカラムの選択についてということも訊かれているのかなぁ?
それでしたら、まずはODS系(C18)でやってきちんと分析できるならばOK、ピークが出るのが遅すぎるならC8やC4に変更したり、うまく出ない場合は化合物の特性によってPh基やNH基のものを選択、などと試してみると良いと思います。
分析対象が食品だと、物が汚いですから(医薬品などに比べてね・・・)夾雑物の影響が多いと思われますので、カラムだけではなく、前処理が重要になってくるのですが、このときに使うと思われる「ミニカラム」等の性能が基本的にはそのままHPLCのカラムの特性です。
フロリジルやC18、各種アルミナ等たくさんありますが、それぞれの性能をわかっていればHPLCのカラム選択の際にバッファとの兼ね合い等で選択肢はたいてい決まってくるようになります。
原理は同じなのでTLCなどでも感覚的には同じですよ。

まあ、最終的には好み?ですかね。
値段と性能を天秤にかけて、色々試してみても良いと思います。
かなり安いWakopakのHandy-ODSでもルーチン分析等なら普通に使えますし・・。

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