ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

小説『Rei』 保管庫コミュの『Rei』  第6話「急接近?」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
*♥*:;;;;;:*♥*:;;;;;:*♥*:;;;;;:*♥:;;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*

俺は朝から浮かれていた。
レイも同じ様に俺の事を想ってくれていた事が堪らなく嬉しかった!
自然に態度にも出ていたのだろう。接客する態度も普段よりも明るかった。


昼になりレイがバイトに入る時間になった。
どんな顔して会えば良いのだろう?なんて思いながら待ってる俺。
レイが店に入って来た。
「おはようございます。あっ俊!おはよう」
俺の考えてた感じとは全く違って普通のレイだ。
ちょっと拍子抜け…。


バイト中もただ時間だけが過ぎていく。
別にいつも通りの二人…冗談を言い合ったり確かに楽しいけど…。
レイが俺に近づいて来た。
「俊?今日元気無いけどどうしたの?」
俺はレイに一つの質問を浴びせてみた。
「昨日結構酔っていたみたいだけど大丈夫だった?」
するとレイは、
「昨日は飲み過ぎちゃって記憶があまり残ってないんだよね」
一瞬びっくりして俺は言葉が出なかった。
「……何も覚えてないの?」
どうやら彼女は一緒に飲んだ事は覚えてるが、店を出た辺りから記憶が曖昧らしい。


昨日のキスは俺の妄想だったのか?そんな事も思い始める俺。
頭の中で一つ一つ整理しながら思い出す。昨日の唇の感触は妄想ではない…。
「レイは昨日の事全く覚えてないの?」
「一緒に飲んで楽しかった事は覚えてるんだけど…。何か迷惑かけちゃった?」
ちょっと不安そうなレイに俺は小声で話す。
「俺とレイがね…キスしちゃったんだけど…。」
それを聞いたレイは驚いた顔をしていた。
「冗談だよね?私キスした?」
俺はレイの言葉を聞いてショックだった…。
まさか覚えてないとは思わなかった。
それとも知らない様に振舞ってるだけだろうか?


俺はレイに昨日の事を説明をした。
俺がレイを好きという事、キスをした事…。
しかしただ彼女は驚いていた…。
そして気まずい雰囲気になりお互いにその話題には触れなくなった。


気落ちしていた俺にバイトが終る時間に電話が掛かって来た。
レイからだ…。

*♥*:;;;;;:*♥*:;;;;;:*♥*:;;;;;:*♥:;;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*:;;;;:*♥*

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

小説『Rei』 保管庫 更新情報

小説『Rei』 保管庫のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング