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高松市街づくり再生委員会コミュの香川県から人間国宝/讃岐漆芸・蒟醤

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嬉しいニュースが飛び込んできました!

以下web版四国新聞より
2013/07/20

国の文化審議会(宮田亮平会長)は19日、重要無形文化財保持者
(人間国宝)に讃岐の伝統的漆芸の代表的な蒟醤(きんま)の技法
を受け継ぐ山下義人(やましたよしと)さん(61)=香川県高松市
神在川窪町=を認定するよう下村博文文部科学相に答申した。

県関係の人間国宝は1094年に認定された蒟醤の太田儔(ひとし)さん(82)
=同市屋島中町=以来、19年ぶり6人目(うち漆芸関係5人)。
山下さんの師、磯井正美さん(87)=同市国分寺町=を含め、
同時期に蒟醤の人間国宝3人が活動することになる。

このほか、長唄三味線の今藤政太郎さん(77)=本名・中川昇一、
東京都渋谷区、清元節三味線の清元梅吉さん(80)=本名・松原清之介、
東京都江東区、白磁の前田昭博さん(59)=鳥取市=の3人を認定するよう
答申した。
10月にも答申通り官報で告示される。

蒟醤は、讃岐漆芸の三技法の一つ。
竹や木材、乾漆などによる素地の上に漆を塗り重ねて模様を彫り込み、
溝に色漆を埋めて表面を研ぐ技法。

山下さんの作品は、面全体を彫り尽くして色漆を埋める「面彫り」が特徴。
数十色の色漆を塗り重ねて緻密なグラデーションを作り上げ、自然の生動
を詩情豊かに表現している点が高く評価されている。

山下さんは高松工芸高卒、県漆芸研究所修了。磯井正美さんに師事した後、
蒔絵(まきえ)の人間国宝・故田口善国のもとで学んだ。
県漆芸研究所や石川県立輪島漆芸技術研修所で技術指導にあたるなど
後進の育成にも尽力している。
2005、11年に日本伝統工芸展日本工芸会保持者賞受賞。
07年紫綬褒章受章。

また同日、文化審議会は高松市前田西町の宮處(みやどころ)八幡宮の
本殿と拝殿、幣殿など4件を有形文化財に登録するよう答申した。
4件はいずれも明治から昭和初期にかけて作られたもので、本殿は唐破風
(からはふ)、千鳥破風など細部の複雑な構成を丁寧にまとめている点が
評価された。


<山下義人さん談>
生きた証し作りたい
山下義人さんの話 あこがれの存在だった師匠と同じ立場になるというのは、
ただただ驚くばかり。まだ実感がわいてこない。今の時代を生きた証しとなる
作品を作っていきたい。後継者育成の責務には、今まで以上に力を注ぐ。




素晴らしいですね。
後継者不足…と伺ったこともありますが、これを契機に讃岐漆芸が
日本国内はもとより世界から注目されることを期待しています。




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