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高齢者情報コミュの科学も実証?長生きする人のメンタリティとは

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病は気から…。幼い頃、いや歳を取っても聞かされる言葉だが、今年2月、医学誌「ヨーロピアン・ハート・ジャーナル」は“人生に明るい展望を持っている人ほど心臓病になりにくい”という発表を行った。自己申告と臨床的な観察を基に、良い感情・悪い感情を数値化して測ったこの調査では、良い感情を持つことでできるリラックス、休息がストレスからの回復を早め、心臓病リスクを抑えるのでは、としている。この発表と、長生きする人とそのメンタリティについて、オールアバウト「ストレス」ガイドの大美賀直子氏に聞いた。

 「心理学の分野では既に広く知られているのですが、アメリカの医師、フリードマンとローゼンマンによるタイプA・タイプBという分類と心臓病リスクに関する提唱が、今回の発表に近いと思います。タイプAは攻撃的、過度の競争心、苛立ちやすい性格、タイプBは感情を素直に表現でき、リラックスしてうまく付き合える性格とし、前者が虚血性心疾患のリスクが高いとしています。今回発表されたデータで用いられた良い感情・悪い感情という指標はそれぞれ順に、タイプB・タイプAと重なる項目が多く、近しい結論に至っています」

 心臓病、虚血性心疾患とストレスの因果関係は古くから語られ、そこになんらかの因果があることは歴史的にも信頼されているようだ。こういった大きな病気に影響を与えるストレス。このストレスと長生きすることとの関係性にも触れてもらった。

 「長生きをするということは、いろんな要因が絡んでくるので、単純に結びつけるのは難しいです。それでも、前項の2つのデータであったように、マイペースに生きる、自分らしく生きることはひとつ、病気を遠ざける要因になるでしょう。

 マイペースに生きるということと同じくらい大事なのが、生きる喜びを感じること。仮に忙しくしていても、生きる目標があり、それを追いかけることで得られる満足感、生きる喜びがあれば、悪いストレスを溜めません。例えばタイプAにあった攻撃的、苛立ちやすい性格、今回の発表にあった悪い感情では抑うつ、不安感など、これらは人と比べたり、相対的な評価があって生まれる感情です。しかし自己の中で生きる目標を持ち、人生の喜びを得られれば、必要以上に人と比較などせずに、マイペースな生き方を実現できるでしょう」

 競争、将来への不安、ストレス要因の多い社会。まずは自分を見つめなおし、先を見据えることがひいては長生きに繋がるのかもしれない。

最終更新者:All About 編集部 (更新日:2010年03月19日)
http://allabout.co.jp/gm/gc/31949/

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