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高齢者情報コミュの在宅療養とターミナルケア

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チームケア 24時間体制
東京・小平市 一拠点に医療、看護、介護施設

在宅療養には、地域の医療、看護、介護施設の連携が欠かせない。ターミナルケア(終末医療)に長く取り組む「ケアタウン小平クリニック」(東京都小平市)の山崎章郎院長が重視するのがチームケアだ。(本田麻由美)

○家族の話も聞く
「はい、大丈夫。新しい管がきちんと胃に通ったことも確認できましたよ」
今月4日。東京都小金井市にある草ナギ(くさなぎ)忠さん(79)の自宅を訪れた山崎院長は、忠さんの腹部に開けた穴から直接胃に栄養を送る管を手早く交換し、笑顔でそう語りかけた。

忠さんは5年前、脳出血のため左半身マヒや言語障害が残り、のみ込みができなくなった。昨年1月には心不全を起こして緊急入院。2か月後に退院してから、病院に紹介された山崎院長の往診と訪問看護、介護サービスを利用する。

毎朝枕元にあいさつに来る孫の成長と、たまに酒を含んだスポンジで口元を湿らせる“晩酌”が楽しみ――。そんな在宅生活を過ごしている。
妻の千恵子さん(70)は、「夫は顔色もよくなり、往診を心待ちにしているんです。何かあれば24時間いつでも連絡がつくので、昔のように救急車を呼ばなくて済むし、先生や看護師が家族の話もよく聞いてくれるので安心です」と喜ぶ。

○いつでも情報交換
1991年から、桜町病院(東京都小金井市)で、ホスピスに取り組んできた山崎院長は、2005年10月、がんなど一部の疾患の、ほんの一握りの患者しかホスピスを利用できない現状を打開しようと、クリニックを開業した。

「ターミナルケアでは医師だけではなく、多職種で対応することが重要になる。ホスピスで経験したチームケアを在宅にも提供したいと考えた」と、山崎院長。そのため、同じ建物内に訪問看護や介護ステーションを併設し、いつでも医師や看護師、ケアマネジャーらが顔を合わせて情報交換できる仕組みにした。

昨春には、在宅療養支援診療所の届け出を行った。
医師2人、連携する訪問看護ステーションとともに、24時間の体制で地域の高齢者や、末期のがんなど治らない病気を抱えた人々の在宅生活を支援する。また、クリニックの上層階にケアを受けながら生活できるアパートも整備。地域の病院とも協力して、年間約60人を在宅で看取(みと)っている。
この1年間を振り返り、「在宅医にとっては、非常に後押しになった」と話すが、地域で在宅を支える体制は十分とは思えない。

○患者の生活支える
在宅療養支援診療所は全国で約9500を数えるが、山崎院長のように多職種と連携しながら24時間対応して看取りも行う診療所は少ない。医療関係者は「3分の1もない」と見込み、旗振り役の厚生労働省も、「すべての届け出施設で連携ができているかは検証が必要」との見解を示す。
山崎院長は、「24時間対応を実現するためには、地域の複数の開業医をグループ化するだけでなく、中核となる在宅診療拠点が必要だ」と指摘。さらに、「最も大切なのは、その人の生活を支えるケアが提供できているかどうかで、カギを握るのがチームケアだ」とし、在宅医療を行う医師に、ホスピスでの研修などを通じてチームケアを学ぶよう提案している。

読売新聞
2007/5/23
YOMIURI ONLINE 医療と介護  共生
★http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20070528ik13.htm

コメント(1)

在宅療養支援施設とは趣が異なりますが、私の暮らす地域に市で唯一の小規模多機能型居宅介護施設が6月1日に開所します。

小規模多機能型居宅介護施設とは、要介護者あるいは要支援者の状態や家族の状況に合わせて、通い(デイサービス)・随時訪問(ホームヘルプ)・泊まり(ショートステイ)を組み合わせて24時間365日継続したサービスを同じスタッフで提供し、従来の大規模集団施設型とは違い地域密着を基本とした在宅での生活を支援します。

明日に見学会があり参加しますのでその内容を後日報告させていただきます。

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