こんにちは。
最初に読んだマッケンはやはり「パンの大神」でしたが、特別な興味を持つきっかけは、紀田順一郎氏の書評(昔のローリング・ストーン日本版)で「夢の丘」が大きく取り上げられていたからです。クールな紀田先生には、珍しいほどの情熱的な紹介でした。
「夢の丘」はヘンリー・ミラーや乱歩もほめていて、芸術家小説としても傑作だと思った。その乱歩が、小説より面白いという自伝は翻訳がなかったので、原書を探しました。確かに?Things Near and Far"は味わい深い作品で、翻訳されるといいのですが。