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立原道造コミュの道造詩のこれがすき

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管理人がなな猫になったからって
どーってこともない
むしろボケボケの管理人ですので
とりあえず、よくあるトピック立ててみたんですけど
どうでせうか。。。

この詩が!
この言葉が!
あの頃よく・・
いまも口をついて出るのは・・
そんな立原道造のおすきな詩があったら
語っちゃってください! いくらでも!

コメント(70)

はじめまして。

私も「ふるさとの夜に寄せて」です。

合唱をやってたのだけど、歌ったこと無い。
憧れでした。

でも、この詩を読んでいるだけで、震えが止まりません。
詩集のタイトルは思い出せませんが、夕方という詩がすきです。

夕方 町にピアノがしずんでいる

たった一行の詩です。横書きにするとなんだか雰囲気が変わるものですね。
散歩してるとふっと思い出す詩です。
(こちらのトピへは初めて…ですので)
はじめまして!!

私の場合、
「その日の気分」によって、一番好きな道造詩が
代わってしまう…んですョ。 ちなみに今日は、
「夏の弔い」…の気分ですネ。
或る風に寄せて…

夕暮れが夜に変わるたび雲は死に
そそがれて来る 薄闇の中に
おまへは西風よ
みんななくしてしまつたと
やっぱり、風に寄せて その1ですね。高校時代合唱部に所属していて、初めて組曲として歌った歌が「風に寄せて」でした。 その歌詞に感動して図書館へ行き、立原さんの詩集を片っ端から読んで、すっかり立原さんにはまってしまったので、私にとっての原点である詩です☆
 「メヌエット」が好きです。とくに
 
 夜窓の星と 置き洋燈のまたたきが
 祝ってくれた ひとつのねがひ

 なんて、口ずさむだけで、その清らかで、静かな世界にいるような気がしてしまいます。酔ってしまうのですね…。そこが、彼の詩のよさのひとつです。

 あと、タイトルは忘れてしまったのですが

 歌うような沈黙に浸り…

 という一節も好きです。「歌うような沈黙」とは、なんてうまい表現なんだろう!と、以前よく思いました。自然に行くと、なんとなくわかります。
「草に寝て」それは花にヘリどられた高原の・・・。
高校の教科書にのっていたこの詩で初めて道造さんを知りました。
薄明。

甘く切ない夢心地・・・

といった感じが上手に表現されています。


今朝、コーヒーを飲みながら、、

こころに染みました♪
どちらが先にすきになったのかわからないのですが、
ちょうどYMOから高橋幸宏さんのソロアルバムを聴いていて、
「サンセット」と言う曲の中の
「あの灼けた瞳は どこまでも キラキラしてる」というフレーズ、
わぁ、同じだ、ユキヒロさんも立原読んでるんだ、とカンドーしました。
『優しき歌』の「序の歌」が、いま、目に留まりました。

しづかな歌よ・・・

優しい歌よ・・・

やわらかくてあわいものが、真夜中のぼくを、包んでくれます。。
「窓下楽」の
 “それはたいへんまづかった”
 “あれはたしかにわるかった”
失敗して自己嫌悪のとき、このフレーズが浮かびます(笑)。
傷ついた私を拒まないでいてくれる立原道造の詩がありがたいですっ泣き顔
みなさんと同じように「これ」とは決められない…

今は

誰も見ていないのに 咲いている 花と花
「草まくら結びさだめむ・・・」とか好きですね。
「いつまでもいつまでも」も、何ともいえないせつない詩です。

いつまでもいつまでも
もしも 僕らが鳥だつたなら
空の高くを 飛んでゐよう
雲のあちらを あこがれながら

いつまでもいつまでも
木の枝にいて うたつてゐよう
たつたひとつのうたのしらべを
おなじ声でうたつてゐよう

身のまはりで すべてが死に
僕らの歌は 悲しみになる
そして 空は かぎりなくとほい

あのあこがれは 夢だつた と
僕らの翼と咽喉は しひるだらう
いつまでも そのあといつまでも


当時の軍国主義になぜか(おそらく浪漫主義から)接近していた立原。
読もうと思えば「夢」というのも、何か時代がかった何かなのかも、
と思わなくもないですが、一連を二連がリフレインしつつ高め、
三連で転調し、四連で更に止揚してテーマを高めて締めくくる。
何度読んでも、マジックに新鮮に驚くように、毎回やられて(感動して)
しまいます。
>>51
御覧になったのですね。うらやましい。
その当時の立原の様子は、杉浦明平氏が詳細に書き記してますね。
立原はその頃、軍国主義の運動に参加して高揚し、いかに命を燃やすか、を「ヒステリックに」(杉浦氏の印象)語り、辟易した杉浦に反論されると「口をとがらせ目を見張って」無念そうに黙り込んでいた、とか。
時代の風潮の中にある死の美化(散華)と、自身の間もなく訪れる夭折の運命の予感とを、おそらく重ねていたのだと思いますが、そう考えると口を尖らせて黙りこむ立原の心情に胸が詰まります。懸命に強がろうとしてたのでしょうね・・・
やがて秋……、爽やかな五月にぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい) あとはやっぱり夢みたものは でするんるん 3つとも合唱で歌いましたわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)
爽やかな五月は高校生には少し早い感じがしますが(笑)
熟年の合唱団なら綺麗に歌ってくれるような気がします(´`)
今の心情で言うと「或る風に寄せて」ですあせあせ
Vさま

僕も “いつまでも いつまでも”が大好きで
不遜にも 高校の頃
曲をつけて 歌っておりました(汗)
・・・恐ろしいことを していたものですね

もう一つ
“旅のおはり”が 忘れられません

旅人は 空をあおいで
残してきたものに
つきない うらみを思っている
限りない 悲しい
嘘を 信じている

・・・不正確で申し訳ありませんですが
こんな 最終部だったと思います

これほど 透明で静かな絶望を表現した詩は
他に 読んだことがありません


好きな詩はいくつもありますが、
「ひとり林に」みたいな
詩を見ただけで、山の林に風が渡り、澄んだ山の空気が、自分の中に入ってくる。
読んで行くと、景色も鳥のさえずりや、空気の変化も伝わってくる。
この感覚が好きです。
『萱草に寄す』

晩き日の夕べに

大きな大きなめぐりが用意されてゐるが
だれにもそれとは気づかれない
空にも 雲にも うつろふ花らにも
もう心はひかれ誘はれなくなつた



夏花の歌 その二

あの日たち 羊飼ひと娘のやうに
たのしくばつかり過ぎつつあつた
何のかはつた出来事もなしに
何のあたらしい悔ゐもなしに


立原さんの詩は合唱を通して知りました。
上の詩は、作曲家の北川昇さんが「あの日たち」という
男声合唱組曲で取り上げられています。

繊細な詩を書かれる人だなという印象をもちました。
やさしさの中に、どことなく物悲しさのある詩が
読み終えた後にいい余韻として残って好きです。
色々ありますが、ひとつ挙げるとすれば「もし鳥だつたなら」です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1870839560&owner_id=21052960
良く思い浮かべるのは、『ひとり林に』です。この詩の風景がとても好きです。
僕は昔合唱をやっていて、混声合唱組曲「優しき歌」で立原道造を知りました。
彼の詩は美しいです。

「また昼に」「さびしき野辺」等が好きです。
『雲の祭日』
羊の雲の過ぎるとき
蒸気の雲が飛ぶ毎に
空よ おまへの散らすのは
白いしイろい絮の列
 (後略)

遠藤周作の初期代表作『海と毒薬』でも用いられたこの詩が好きです

あとは「優しき歌」より「夢みたものは」ですね。
プラトニックな愛を願いと祈りに高めた彼の”信仰”を象徴するものでしょう。
堀辰雄の「風立ちぬ」がジブリアニメで話題になったとき
なぜどのメディアも「優しき歌」を取り上げなかったのか
不思議でなりませんね。遅すぎる愚痴ですが(笑)
詩の中によく出てくる「とほい」という言葉が好きです。
旧仮名づかいの「とほい」は、現代の「遠い」よりずっとはかなくて、まぼろしみたいな美しさを感じます。
立原道造という人は、亡くなったというよりは、青空に溶けて行ってしまったんだと、私は思っています。

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