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パルの部屋コミュの愛犬パルのMixi日記 4 米国の生存者達

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こんばんは。Mixiの皆様、ご無沙汰しております。愛犬パルです。

いつもパパが大変御世話になっております。…….前回、私が日記を書いたのは、10/16でした。あの時は、広島のドッグパークの仲間達のちょっと悲しいお話を書きました。ドッグパークのずさんな管理で、沢山の犬が死に、大阪の“アークエンジェルズ”が立ち上がって、全国から沢山のボランティアや医師が訪れ、残された犬の世話をし、最後の1匹まで里親の元へ送り出すことを目的に、救援活動が続けられました。

映像では、残された犬達の悲惨な映像が映し出されていて、私もショックでした。みんなガリガリに痩せてしまって、皮膚病で殆ど毛が抜けてしまって。…..みんな1ケ月以上、食べ物を与えられず、ケージに閉じ込められてたため、大型犬や、弱い子犬達は次々に狭い檻の中で死んでいっていったんです。食べるものがなくて、プラスチックのケージには、沢山のかじった跡が残っていました。

その目はどの犬も“ここから出して!オネガイ、オネガイ”と必死に訴えていたんです。強烈な悪臭と、凄まじい叫び声が私の耳にも聞こえてきました…….。辛かったね。苦しかったね。 ずうっとお腹が空いてたんだよね。 今夜は、一杯食べて、安心してゆっくり休んでね。もう大丈夫だから。素敵な夢を見て、体力をつけて、明日から精一杯生きてね。いい里親に巡り合えるといいね……….って言う私の想いを書いたら、沢山の方々から書き込みを頂きました…..。 ありがとうございました。

……..米国で、今、あるキャンペーンが行われているんです。バイオメディカル・リサーチという財団が行っているもので、全米で展開されているんです。

財団のメッセージは、“For years, there was basically one way to treat sick pets: Put them to sleep. But today they can live happy, long lives. Because animal research has resulted in medical advances for both you and your four-legged family members.というもので、要約すると、“長年、病気のペットを癒す方法は、一つしかありませんでした。それは、眠らせることです。しかし、現在では、彼等も長寿を楽しみ、幸せに生きることが出来ます。アニマル・リサーチでは、貴方と、貴方の四つ足の家族の一員を先端医療で解決します….というものです。
写真入りで紹介されているのは、私達の仲間の、持病の糖尿病と共に暮らす猫”Pookie”、乳ガンの手術をして生き残った犬“Maggie”、腎臓移植後の猫”Lucy”、心臓病手術後の犬”Buddy”など…..。

気のせいか、写真で紹介されていた彼等は、難病を克服して、愛情に育まれて、自信を持って、生きる力を取り戻したように感じられるんです。この財団が、高額の医療費をカバーするために、全米から募金を集めて、治療してやってるんですね。幸せなペット達です。こういう活動を見ると、とっても嬉しいんですけど、反面、募金にしても、高度医療にしても、まだまだ欧米の先進国と日本とでは、距離感があるような気がするんです。

今、ペットの長寿命化が進んでいます。昔は、私達の仲間は、ご飯に残りもののおかずや、みそ汁をぶっかけて喰わしてもらっていたもんだそうです。小さい体で、塩分を取りすぎるため、みんな短命でした。狂犬病の予防注射をしてもらうぐらいが精一杯でした。パパが、昔飼っていた“ロン”もそうだったんですって。庭で飼われていたために、夏に蚊が媒体となって発病するフィラリアにかかって、最後は、腹水が溜まって、お腹がパンパンに膨れあがり、苦しそうにしていたようですが、パパは、何もしてあげることが出来なかったそうなんです。“ロン”が死んだときは、パパもさすがに涙が出て、小さい声で“ありがとう”と言って、調布にある深大寺動物霊園の合同のお墓に埋葬してやったたそうです。

最近は、ペット・ブームということもあって、家の廻りにも沢山の動物病院があるんです。たまあに、私が体調を崩し、近くの“エルム動物病院“連れて行かれると、犬やら、猫やら、ウサギやらで、いつも満杯状態なんです。ただ、ペットが病気に掛かっても、動物には、保険が適応されませんから、高額の費用が掛かって、両親は、結構大変なんです。まして、心臓病の手術など、日本ではほとんど実施された例がありませんから、専門のお医者さんや病院施設も限られていて、実際には、難しいのが現状なんだそうです。

パパの知人のお友達の柴犬が、昨年、全国でも珍しい心臓のバイパス手術を受けました。生まれつきの心臓疾患で、全国でも3例目の手術例ということで、知人の方も相当悩んだようですが、その愛犬“姫”も、今ではすっかり元気になり、跳び回っているそうです。私のうちと同じで、もう、完全に家族の一員として愛されてるんですね。

………そういえば、先日、徳島市加茂名町の眉山の急斜面で立ち往生していた野犬が6日ぶりにレスキュー隊員によって救助され、保護されたというニュースが連日現場から生中継されていました。テレビ中継のおかげで、一躍“時の犬”になったこの犬は、生後約6ヶ月の雑種の雌犬で、このあたりに、数十匹も置き去りにされて、捨てられ、野犬化したうちの一匹だそうですね。保護された時には脱水症状に加え、ダニに体中を噛まれていたため、貧血気味。救出の際の麻酔でぐったりしていたようでが、テレビ中継を見た人達から、先日の広島のドッグパークのときと同じように、助けてあげたいっていう“里親”を申し出る声が30件以上も殺到しているんだそうです。

救出後、保護されている徳島県動物愛護センターからも、テレビ中継がされていましたが、その犬は、餌を与えようとしても、決して人間に馴染もうとせず、小屋の一番隅で震えていました。崖に取り残された恐怖からではなく、人間への強い不信感からでしょう。この数日間は、落ち着いてきて、食事も人前で食べられるようになってきたようですが、人が近づくとまだ怯える表情を見せるそうです。

…..このセンターでは,収容された犬や猫に出来る限り生存の機会を与えるために譲渡事業を積極的に推進しているそうです。でも、徳島県だけで、毎年1万匹余りの犬や猫が処分されているそうなんです。通常の野犬なら、保護から1週間で引き取り手がなければ処分されますからね。救出された犬の隣で、悲しそうな目をした私の仲間達が沢山写っていました。みんな引き取り手が現れず、あと数日の命なんでしょうね。…..とても、その目を正視できませんでした。自分じゃあどうすることも出来ないけど……。

えっ、パパあ?まだ酔っ払って寝てるみたい。なあんにも考えてない幸せな人ですね。..... それじゃあ、皆さんお休みなさい。

パパからの伝言:“ちゃんと、あとから書き込み読んどくから”だって。

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