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Bistro La Marie Jeanneコミュのグラスワイン

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MJでは今インポーターの中川プランニングが扱っている一部のワインを超お得な値段でグラスワインとして出しています。カリフォルニアものが殆どなので聞き慣れないという人も多いかと思いますが、飲む価値があるものも幾つかあります。

遅い飲み会に行く前に少し食べようと思いMJに行ってきました。それほど時間もなかったので早速オーダーしたのが鰹のカルパッチョと野菜のテリーヌ。とりあえず沢山飲む前にヘルシーメニューにしました。オリーブオイルとペストタイプのドレッシングはパンと一緒に食べても美味しかったです。テリーヌの野菜の味が良く閉じこめられていてこの時期ならではの芳香さと肌理の細かさがあって美味しかったです。

ワインは鰹には合わないという心配はありましたが、時間もないので最初から赤のChateau Vaudieu, CDP 2001をオーダー(中川セレクションから)。01と特徴であるリキュールのような甘さとギャリグの香り。ふくよかなボディに適度な酸と黒い果実。フィニッシュまで続くギャリグと海藻のニュアンス。強力なパプではないですが、ヴィンテージの特徴が良く出ている綺麗な造りのパプでした。その後は比較のため注いでもらったカリフォルニアの「ローヌ・レンジャー」ワイン(パプもどき)のKunin Wines, Pape Star Larner Vyd.(これも中川セレクションです)。これはSanta Ynezという比較的涼しいクリマで造られたワインですが、カリフォルニアのシラーやグルナッシュによく見られる綿飴のような香りと口触りですぐローヌではないことが分かります。シンプルな過熟したフルーツケーキのような赤い果実の味と低い酸。スパイシーでもなく複雑味もなくフィニッシュもアタックと全く同じ味が続き、ギャリグの様な果実以外の要素が殆ど感じられません。「これでは難しいな」と思いました。その次は中プラで扱っているワインの中でもスター的存在のViader 2001(カリフォルニア、ナパ)を飲みました。これはCS 55, CF 45というシュヴァル・ブランのようなブレンド(昔からカリフォルニアのシュヴァル・ブランとよばれています)。CFらしい青い果実とフワッとくるミント・青草の香り。低めの酸と黒系果実の強力な凝縮感があり、強めのワインが好きならこれは絶対お勧めです。酸は低くてもしっかりした締まった構造があり、不思議とくどさを感じさせないワインです。タンニンは多いものの非常にソフトでスムーズ(構築感はClos du CaillouのReserveやQuartzに共通したものがあります)、造りもピュアで綺麗、樽も主張しないし(オールドワールドしか飲まない人には厳しいかもしれませんが)「さすが」だと思いました。

あとは珍しいもので言えば(これもカリフォルニアですが)MartinelliのGuiseppe and Louiseのジンファンがありました。これは飲みませんでしたが、アルコール度数が気にならなければトライする価値はあります。店員はジンファンは当に「新世界」、とにかく不思議がっていました。

その後は元麻布に行き、ニュージーのG. Michel Champagne 1982, Kusuda Wines Syrah 2003, August Clape Cornas 1990とPignan 1990を飲みました。ローヌの二本は言うまでもなく最高なワインでしたが、KusudaさんのSyrahにはその完成度の高さに驚かされました。Yves GangloffのCote-Rotie Barbarine 2001ではないかと思うほど似ていました(ミネラル感はそれほどないですが)。とにかくクリーンでピュアな造りで大満足でした。楠田さんにはこのシラーの方が同ワイナリーのピノよりも出来が良いと言いましたら(私の偏見もありますが)、本人も認めていました。ローヌの普通のシラーよりもPhが若干低く、ハングタイムが130-140日もあるというのには驚きました。ポテンシャル大です。

コメント(1)

これはMJにとって、1つのチャレンジ、ですね。

良いお店はどこも「素材の持ち味を出し切る」ことに専心しているのがここ数年のトレンドですよね。MJの料理もそれを目指していると思いますし、味わいにも素材由来のミネラルを感じます。それに合うワインはボディの厚みで飲ませるワインではなく、飲み飽きないミネラルのしっかりしたワインだと思います。

Les BessardsさんがMJで飲まれた中川PさんのワインはViaderを除くとミネラルをあまり感じず、立体感に乏しいように思います。これらがMJの料理に合うとは思えないですね。中・長期的にこの試みを継続するのであれば、料理の方向性も少し変えるべきかもしれませんね。

Viaderはその畑の良さとセパージュ構成の特性から、深みを感じることができるワインだし、良質の脂身にも赤身の多い肉にも合うことでしょうね。

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