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Michel Kleifi、Eyal Sivanコミュのパルテノン多摩で『ルート181』を上映します

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突然の書き込みで失礼いたします。
『ルート181』を含むドキュメンタリー映画の上映会をお知らせさせていただきます。

2007/3/10[土]「対話の可能性〜3つのドキュメンタリーから」
パルテノン多摩小ホール(京王・小田急多摩センター駅下車徒歩5分)
http://www.parthenon.or.jp/access/index.html

10:00「Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン」(2005/日本/1h47)
監督:梁英姫(ヤン・ヨンヒ)※上映終了後に監督トーク

13:00「ルート181」(2003/ベルギー=仏=英=独/4h30)※途中休憩あり
監督:ミシェル・クレフィ(パレスチナ)/エイアル・シヴァン(イスラエル)

18:30「Lifers ライファーズ〜終身刑を超えて」(2004/日本/1h31)
監督:坂上香 ※上映終了後に監督トーク

1回券
前売 一般¥1,100 シニア・学生・会員¥1,000
当日 一般¥1,300 シニア・学生・会員¥1,100
2回券
前売 一般¥2,000 シニア・学生・会員¥1,800
当日 一般¥2,200 シニア・学生・会員¥2,000

各回入替制

http://www.parthenon.or.jp/perform/cinema.html#070310

どうぞよろしくお願い申し上げます。

コメント(2)

くろさん、情報ありがとうございます。

昨年10月に、上智大学アジア文化研究所で佐藤真監督の『エドワード・サイード OUT OF PLACE』を観ました。この上映会にあわせて、岡真理さんの講演がありました。「『ルート181』と『OUT OF PLACE』のはざまで」と題された講演は『ルート181』の批判的読解で、とても示唆に富むものでした(偉そうな物言いですが・・・)。その講演のすべてを読解する能力を、僕はもちろん持ち合わせてないのですが、とりわけ日本が、日本人が北朝鮮を一方的な〈加害者〉として強固にイメージを作り上げようとするとき、講演でおっしゃられた岡さんの次のような言葉をどのように解すればよいのか自問さざるを得ませんでした。

「(『エドワード・サイードOUT OF PLACE』と対比するとき)『ルート181』には、対話すべきユダヤ人が不在である」

『ルート181』の批判的読解が可能になったのは、『エドワード・サイード OUT OF PLACE』との出会いがあってからだと思ますが、この二つの映画のまさしく「はざま」を想像し、切り結ぶ思考こそがいま求められているのだと考えています。教育基本法が改正され、防衛庁が省へ昇格し、新保守・新自由主義的な政策が横行する情況で、改めて『ルート181』を自戒しつつ見直したいと思います。
断食芸人さん

コメントをどうもありがとうございます。
岡真理さんの講演内容にはとても興味を惹かれます。
『エドワード・サイードOUT OF PLACE』を未見のため、どのような意図で言われた言葉なのか残念ながら分かりませんが、その言葉をふまえて、今後、鑑賞することが楽しみになりました。

しかしコメントに対するご返答が適切なものにならないかもしれませんが、どうかその点はご容赦ください。

今回のパルテノン多摩の上映会では「対話の可能性」というイベントタイトルをつけて『ルート181』を上映しますが、実際にこの映画を見終わった後には、対話なんて不可能なのではないかという絶望的な気持ちになりました。
パレスチナ問題を取り上げる映画には、対話や共生のための努力を描いて観客に希望の光を与えてくれるものが少なくないですが、『ルート181』はそういう作り方はしていませんでした。南部から北部までを縦断して様々な考え方を持つイスラエル人とパレスチナ人を次々に紹介していき(「共生」を目指しているイスラエル人団体も登場しましたね)、やや駆け足のような印象も受けました。4時間半の映画の中に含まれなかった映像は当然膨大なものでしょうし、その取捨選択が映画の作り手の考え方そのものなのだと思います。

私は、この映画の中で監督二人は、捻じ曲げられた事実を解きほぐしてイスラエルのつく嘘を明るみに出すこと、被害者としてのイスラエルの仮面を剥がすことに重点を置いていたように感じました。この映画をイスラエルに対する告発と捉える人々もいるとは思います。

私がこの映画を評価するのは、話でしか聞いたことのないイスラエルの非道な行為を、生々しい映像で見せてくれたからです。
検問所でいやがらせをする兵士や、外出禁止令下の占領地など、話ではよく聞いていたけれども、それをそのまま映像として見たのは初めてでした。
これまでに見たパレスチナのドキュメンタリーでは、廃墟となったパレスチナの村や、イスラエルの町に書き換えられた地図など、事が終わった場所を検証するケースが多かったのですが、『ルート181』ではその現場をカメラが映し出しており、どうしてこんな映像が撮れたのだろうかと非常に驚きました。

もちろん『ルート181』はそれだけの映画ではないと思いますが、私の至極単純な理解では、さまざまな言説をふまえて作られたらしいこの映画を正しくご紹介することができなくて残念です。
ご存知かもしれませんが、このサイトは参考になります。
http://palestine-heiwa.org/route181/

また『ルート181』がイスラエル人の加害者としてのイメージを作り上げようとしているものだとしたら、それはきっと、イスラエルの猛烈なプロパガンダ攻勢に対抗するためのものだろうと思います。サイード氏の著書にも書かれていますが、アメリカでのイスラエルのプロパガンダは凄いみたいですね。パレスチナ人はみんな爆弾を抱えた狂信者だと信じている人も多いみたいです。
日本ではパレスチナ人やアラブに対するイメージはそこまで悪くないと信じますが、映画に描かれているようなイスラエルの行為を知らない人は多いと思います。聞いてもにわかには信じられないような非道な行いが日常茶飯事のように行われていて、イラク侵攻以後、メディアの目が届かない場所で、ますますそれは酷くなっていると聞きました。『ルート181』は、そのような状況の中で危機感を持って作られた映画ではないかと思います。

そんな絶望的な映画だとしたらなぜ「対話の可能性」なのかというと、パレスチナ人とイスラエル人監督による共同作業から生まれた映画だからというのは、言うまでもないことです。
しかしドキュメンタリー映画ファンとして残念なのは、作り手の側の葛藤が全く描かれていなかったことです。多分、それだけでもとても興味深い作品になるのではないかと思うのですが。

回答を求められたわけでもないのに、長々と書き連ねてしまい、すみませんでした。とんちんかんなことを書いてしまったとしたら、どうかご指摘ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

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