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ホ−ムオーディオ愛好会コミュのアンプ・チュ−ナ−関連

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コメント(14)

かつてのアナログ時代のステレオアンプには2連ボリュ−ムが使用されていました。高級アンプでは4連ボリュ−ムが使用されました。

これは小音量時の左右の誤差を少なくすると言う目的がありました。

オ−ディオ用として使用されたボリュ−ムの多くは対数型と呼ばれるA型が主です。これは音量を調節する範囲で小音量時には変化率が小さく中温量以上は大きく変化させる聴感的な感覚に近い物です。
※B型は変化率が小音量時も中音量時も同じ物です。

中級以上のアンプには-20dBのミュ−ティングスイッチが付いている物が殆んどで、それを併用する事で左右誤差を低減できましたが、普及型アンプやミニ・コンポには付いていない製品も少なからずありました。

これをリモコン対応にするため、モータ−で回転させる電動ボリュ−ムが作られる様になりました。ただ、電動ボリュ−ムの殆んどは2連ボリュ−ムだった為、小音量時の左右の誤差が大きい物が多かったのです。

<電動ボリュ−ムの例>
SONY TA-F55(1979年頃発売)
パルス電源と言う高い周波数の交流電流を変圧した方が高効率で可能と言う考えから生み出された電源を初めて搭載したプリ・メイン・アンプですが、その他にもヒートパイプを採用した放熱やモータ−でボリュ−ム{音量}をモータ−でコントロ−ルする電動ボリュ−ム等、当時最先端の技術が投入されたプリ・メイン・アンプでした。MCカートリッジ対応や70W+70W(20Hz〜20kHz,両ch,8Ω)の出力でリモコン対応ではありませんが、とても魅力的なアンプでした。

現在、我が家でモータ−式の電動ボリュ−ムの製品はA&D GXコンポの プリ・メイン・アンプ DA-U930とマイクロ・コンポ OMKYO FR-5{CD/MDチューナーアンプ }とAVセレクタ− SONY AVH-555ES の3台ですが、現在は使用していません。

登場当初は音質の劣化が問題視された電子ボリュ−ムですが、その後改良され、現在では十分オ−ディオ使用に耐えうる良質の製品が開発されています。

我が家でも使用中のAVアンプ ONKYO NR-365 や アンプ内蔵ス−パ−ウ−ファ− ONKYO HTX-22HDX や シアタ−バ−{サウンド・バ−} Pnasonic SC-HTB170 をはじめ、マイクロ・コンポONKYO FR-N7/N9、CD・ラジオ KENWOOD CR-D3パーソナルCD/MDシステム Panasonic RX-MDX5、CDラジカセ SHARP QT-77CD、FMワイド・FMステレオ対応2バンド・ポケットラジオ OHM RAD-P300S-K が電子ボリュ−ムを採用している製品ですが、特に問題はありません。
なお、オーディオ全盛期には一部の高級アンプにアッテネーター式のボリュ−ムが使用されました。
アッテネーター式の場合は可変抵抗ではなく固定抵抗の組み合わせで、それを切り替える形です。
最も音質的な劣化が少ない方式ですが、連続可変ではなく段階的な音量可変になるので、微調整は原則的に出来ません。また、製造コストも掛かるので一般向けではありません。

と言う訳で当時もっとも一般的なボリュ−ムはカーボン抵抗を塗布した物を2つ繫いだ2連ボリュ−ムが用いられたのです。もちろん、現在も製造されてはいますが、多くのオーディオ機器が電子ボリュ−ムに移行したため、現在の製造は主に普及型ラジオ等のポータブル製品用が主となっています。
そう言えばですが、単体チュ−ナ−の新製品は殆んど見掛けなくなりましたね。

恐らく、AMステレオ放送終了後のワイドFM(AM補完放送}対応製品は、アキュフェーズ DDS FM STEREO TUNER T-1200(2018年発売) と YAMAHA の T-S1100(2015年発売) と T-S501(2015年発売)位かも知れません。

T-1200は国内向けワイドバンドFMの 95.0MHz までの受信対応で、従来の海外のFM受信を含めたワイドFMとは異なります。なお、FM専用チュ−ナ−で、『ディジタルFM復調』『DS-DCステレオ復調』などをDSP上のソフトウェアで実現したものです。デジタル出力搭載。
標準価格は不明ですが、40万円{税別}位かと思います。
<参考>
https://www.accuphase.co.jp/cat/t-1200.pdf

非常に魅力的なチュ−ナ−だと思いますが、価格が価格だけに、購入できる方はかなり限定的だと思います。

YAMAHAの2台のチュ−ナ−はAM受信も可能な2バンドチュ−ナ−です。
※生産完了となっていますので、在庫限りになると思います。
受信周波数は 94.9MHz までの対応となっており、こちらも国内向けです。
T-S1100 標準希望小売価格 82,500円(税込)
T-S501 標準希望小売価格 38,500円(税込)

と言う訳で、私個人はマイクロ・コンポの内蔵チュ−ナ−等でAM補完放送を楽しむ事が暫く続くと思いますw
今回はスプリアスの話です。

J-WAVEが開局した昭和63年頃、当時開局前の試験放送時はエフエムジャパンがコ−ルサインのJOAV-FMの後にアナウンスされていました。

試験放送が本放送に切り替わって間もなく、昭和天皇崩御により放送内容が殆んどクラシック音楽だったのです。

さて前置きはこの位にして、このJ-WAVE開局でスプリアスの問題が取沙汰される様になりました。

※スプリアス:2つの電波の周波数の差分の周波数に現れる「お化け」電波の事で、受信機のスプリアス妨害比の数値が大きい程、スプリアスの発生は少ない。

NHK-FM(東京)が82.5MHz、FM東京が80.0Mhzであり、1次スプリアスは中間周波数の81.25MHzと差分をそれぞれの局の周波数を挟んだ反対側、つまり78.75MHzと83.75MHzにも発生するのです。その中でも一番強い発生は中間周波数の81.25MHzなのです。

J-WAVEの周波数がこの周波数と同じであれば、問題は無かったのですが、よりによって0.05MHz(50kHz)違いの81.3MHzだったため、普及型ラジオ等では受信障害が多数報告されたのです。

もちろん、現在ではインタ−FM(89.7MHz)も開局していますし、民放FM局も増えています。受信地域にもよるとは思いますが、厳密に言うと他の周波数にも沢山スプリアスが潜んでいるのです。

元々の日本のFM放送の周波数割り当てが0.1MHz間隔だった事が問題です。0.2MHz間隔であればこうした問題は大幅に低減されたと思われます。しかしながら変更はされていません。

現在発売されている大半の製品はスプリアス対策が向上しているので、ほぼ問題は無いと思いますが、もし、古い受信機等を使用すると問題が発生するかも知れません。

当時の単体アナログチュ−ナ−ではほぼ問題が無かったので、問題が発生するとすればポータブルラジオやラジカセ、またはカーラジオだと思われます。

なお、万が一問題が発生した場合はモノラル受信にするとスプリアスは大幅に低減できます。
※モノラル受信では38kHzのサブキャリア(副搬送波)を受信する必要が無い。
今回は、前回のスプリアスの話の続きです。

通常、人間の声や楽器音には倍音成分が沢山存在します。倍音とは基本音程(周波数)の整数倍や整数分の一の周波数成分の事で、これ等の分布の違いが、声質や音色を決定付けています。
科学的犯罪捜査に用いられる「声紋鑑定」はこの倍音成分の分布が指紋同様に一人一人異なる事に基づいているのです。
話を元に戻しますが、耳に聞こえない高周波の電波でも同じ事が言えます。
低周波の倍音成分に該当する目的周波数以外の電波を発しない様に電波法で厳しく規制されているのです。「不要輻射」と言うのはこの目的外の発信を指します。
この「不要輻射」は電波を扱う機器全てに例外なく存在します。それを電波法で規制しているのです。業務用機器ではこの電波法を厳守するために改訂に応じた機器の入れ替えも必要なのです。
民生用の携帯電話もこの電波法に基づいて厳しく生産管理されているのです。
電波法改正は技術の進歩状況に応じて行われています。改正に伴う猶予期間は最低5年です。
つまり5年以内に機器を入れ替えれば良いと言う事になります。
※災害や社会経済状況により、この猶予期間が延長される場合もあります。東日本大震災により被災3県(岩手・宮城・福島)の地上波アナログテレビ放送が1年間延長されました。
まだ、正式な発表はありませんが、ワイドFM(AM補完放送)開始により。AM民間放送は5年程度で一部の例外を除き停波するものと思われます。
なお、不要輻射はCDプレイヤ−やパソコン等のデジタル機器でも発生しています。ただその出力は微小なため、大きな問題とならないだけです。
※再生中のCDプレイヤ−や動作中のパソコンにAMラジオをONにして近付けてみるとわかります。
つまり、デジタルテレビを含む高周波を扱うすべての機器で発生しているのです。
もちろん、アマチュア無線や警察無線・防災無線の分野も同様です。
Wi-fi(無線LAN)やBluetoothやMiracast等に加え、車のワイヤレス・キ−やエンジン・スタ−タ−等の無線機器も増加しているので、現在の電波混雑状況が解ると思います。
電波を含む高周波は目に見えないので気付かないのかも知れませんが、現代は様々な高周波が飛び交っている世の中なのです。
今回は前々回と前回に引き続き、スプリアスのまとめです。

通常の放送受信器では復調するために受信した周波数電波を一定の周波数に置き換えます。これを中間周波数(Intermediate Frequency: IF)と言います。

FM受信器の場合、一部の例外を除き、10.7MHzになっています。つまり、全てのFM放送は電波受信後、この10.7MHzの中間周波数にダウンコンバートされて、復調されると言う事です。

この中間周波数の設定を誤るとスプリアス輻射や外来波との混信などの受信障害以外にも、局部発信等他の機器に電波障害を及ぼしてしまう恐れがあるのです。

さて、東京の様に4局(他にコミュニティFMもある)のFM放送局があると4つの異なる周波数の電波が混在するので、それぞれの周波数とのスプリアスが受信機内部で発生する事になります。
※放送大学ラジオは2018年9月をもって終了(BS放送に一本化)。

更に、AM補完放送開始でFM局が3局(TBSラジオ90.5MHz・ニッポン放送93.0MHz・ラジオ日本=旧ラジオ関東92.4MHz)増えて7局という事になります。

つまり、2局間で発生する一次スプリアスが3つですから、合計63と言う計算になります。つまり、この一次スプリアスの発生を十分に抑えないと、東京周辺の各放送局の受信にも影響が出る事が簡単に予想できます。そしてこの一次スプリアスが十分に抑えられなければ二次・三次のスプリアスの影響も出て来ると言う事になってしまうのです。

現在市販の受信機では殆んど問題は起こらないと思いますが、古い受信機をお使いの方は、問題が起こったら、最初にこのスプリアスを疑う事をお奨めします。
今回は、前回までのスプリアスについての補足です。
スプリアスは放送される電波でも発生する事は説明しましたが、電波法によって十分に規制されて問題の起こらないレベルまで抑制されています。
しかし、受信機には規制はありません。しかし、受信機内でもこのスプリアスは発生するのです。
※スプリアスが発生している場合は、その殆んどは受信機内で発生していると考えられます。
ただ、受信機内で発生するスプリアスは微小な場合が殆んどです。受信機の受信性能に影響を及ぼす程度のものです。電波法に抵触する程のレベルにはなりません。
ポ−タブル・ラジオやラジカセ等は12V以下の電源です。間違っても大出力のスプリアス発生にはなり得ないのです。
実は受信機以外でも、異常発信してしまう物があります。それはブースタ−です。電波受信を増幅するためのブースタ−ですが、稀にですが故障で異常発信してしまう場合があるのです。
最悪の場合、アンテナを通して妨害電波を周辺にまき散らしてしまう場合があるのです。
受信状況が変だと思ったら、ブ−スタ−も疑ってみて下さい。
ブ−スタ−の入力端子に繫いでいるアンテナ線を直接テレビやチュ−ナ−に接続してみて、ブースタ−接続時よりも綺麗に受信できる場合はブースタ−を交換してみる事をお奨めします。
アナログテレビ時代はテレビ画面に症状が現れるので判断し易かったのですが、現在は出来ません。
FMチュ−ナ−の音質で判断するしか一般的な方法はありません。
(ステレオ受信の方が解り易いと思います。)
※NHKの受信相談窓口に相談する方法もあります。

因みに我が家では地上波とBS/CSを分けています。地上波は一般的なビデオ・ブ−スタ−と呼ばれるAC100V電源の物でFM/WHF/UHF対応の物です。24時間電源はONです。
BS/CS用はライン・ブースタ−と呼ばれるBS/CSアンテナ用電源を利用するものです。
それぞれを分配して複数台の受信機に接続しています。
※BS/CS用分配器には全端子電流通過型を使用しているので、どの出力端子からでもアンテナ電源(DC15V)が送れる仕組みです。こうする事でテレビを録画しない、または観ない時間はBS/CSアンテナ電源をオフにする事ができて省エネです。
※地上波用のライン・ブ−スタ−(主に屋外用)も販売されていますが、15Vの電源を送る必要があるので、我が家では使用していません。通常の家庭用テレビやFMチュ−ナ−の地上波アンテナ端子には電源供給機能は無いのです。地上波用のライン・ブ−スタ−の殆んどは電源供給機とのセット販売です。更に電源通過型の端子からのみ電源供給が可能ですので、分配器や分岐器が設置している建物の場合は電源供給できる端子が限られている場合があります。アパ−トやマンション等の集合住宅の場合はライン・ブースタ−は自室以外での設置は出来ないと考えた方が良いでしょう。
今回はスプリアス以外の電波障害の可能性です。

それはテレビやラジオと言ったAV製品以外の可能性です。

一般家庭で使われる製品(家電品)の中で不要輻射する可能性のある製品は多くはありません。

先に挙げたCDプレイヤ−やパソコン以外であるとすれば、(電子オーブンレンジを含む)電子レンジ位です。

電子レンジは高周波で加熱調理する仕組みですので、電子レンジで加熱中のみ問題が発生する場合はAV機器と出来るだけ(3m以上)離して設置する事をお奨めします。それでも改善されない場合は電子レンジの故障(または不具合)が疑われます。メ−カ−のサービス窓口または購入店にご相談下さい。

なお、電源ON/OFF時に「プチッ」と言う感じのノイズでしたら電源系統を別にする事で低減できます。(電源)ライン・ノイズフィルタ−を使用する事も有効です。
※(電源)ライン・ノイズフィルタ−は電源に含まれるパルス性のノイズを低減させる物で、タップ型の製品も販売されています。

※因みに我が家では2台のタップ型(電源)ライン・ノイズフィルタ−(雷サ−ジ付き)をAV機器専用に使用しています。基本的にAV機器以外には殆んど使用していません。

<参考サイト>
●電源ノイズフィルターおすすめ12選|電源タップ一体型も!どんな効果がある?
https://rank-king.jp/article/4369#headline_11103451

●電源ノイズフィルターのおすすめ人気ランキング15選【オーディオ用電源タップも紹介】
https://ranking.goo.ne.jp/select/43291

他にもありますので、必要と思ったら探してみる事をお奨めします。

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