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コメント(10)
最近1981年のフランス映画「DIVA」の予告編を観て思い出したのですが、そこにNAGRAのポータプル・オープンリ−ル・テープレコ−ダ−が登場するんですね＾＾｛もちろん本編にも登場します。｝
●『ディーバ デジタルリマスター版』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=eZfNe93FWBc
●Aria from Diva - Wilhelmenia Wiggins Fernandez｛コンサ−トの隠し録りシーン」
https://www.youtube.com/watch?v=2hsmoo97CVA
MGRAはスイスの業務用のオ−ディオメ−カ−なのですが、そのテ−プレコ−ダ−は憧れでした。
見るからにメカニックの塊なのですが、その洗練されたデザインは今でも憧れますｗ
●MGRA ��-S
https://www.nagraaudio.com/product/qgb/
※オーディオ全盛時代は170万円位の値段だったと思いますが、新車が1台買える位の値段で雲の上の存在でしたｗ
●『ディーバ デジタルリマスター版』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=eZfNe93FWBc
●Aria from Diva - Wilhelmenia Wiggins Fernandez｛コンサ−トの隠し録りシーン」
https://www.youtube.com/watch?v=2hsmoo97CVA
MGRAはスイスの業務用のオ−ディオメ−カ−なのですが、そのテ−プレコ−ダ−は憧れでした。
見るからにメカニックの塊なのですが、その洗練されたデザインは今でも憧れますｗ
●MGRA ��-S
https://www.nagraaudio.com/product/qgb/
※オーディオ全盛時代は170万円位の値段だったと思いますが、新車が1台買える位の値段で雲の上の存在でしたｗ
デジタルオ−ディオ機器が登場する前は10号リールがゆったりと回るオープンリ−ルデッキが最大の憧れでした。
しかし、年々多くの新しい製品が登場するカセットデッキに比べると、新製品の登場は少ない物でした。
また、録音テ−プもカセットテ−プに比べると割高なものでした。
標準タイプの50μm厚タイプの7号リールのテ−プが19��/secで片道30分録音です。
150％のロングタイプ｛35μｍ厚｝で1.5倍の45分の録音時間です。
200％｛25μｍ厚｝や300％｛17μｍ厚｝のテ−プもありましたが、それだけべ−ス材が薄く、磁性体の厚みも薄く、当然音質的には圧倒的に不利だったので、その殆んどは3号リ−ルや5号リ−ル巻での販売でした。
テ−プデッキの用途の多くはFM放送の録音だったので、コスト面から主に9.5��/secで利用する事となったのです。
2トラサンパチが音質的に良いのは解っていても、テープのランニングコストを考えると、到底無理だと思ったと言う訳ですｗ
そこで4トラのオープンリ−ルデッキに関心が向いた次第です。
1970年代前半は10号リールのオ−トリバ−ス機は無かったと思います。
※再生リバ−スの製品はありましたが、録音朗報がオートリバ−スの製品はありませんでした。
初めて登場したのはSONY TC-7960｛1975年発売｝だったと思います。
当時は欲しいと思ってもおいそれと買える値段ではありませんでした・
実家で使用していたオープンリ−ルデッキはSONY TC-255でしたが、大学時代に友人から安く譲ってもらった物はSONY TC6100でした。
この製品は古かったので9.5��/secで録音すると、多くのテ−プでバイアスが浅くハイ上がりの音になってしまったのです。それでも長時間録音用として使用しました。
最大の難点はタイマ−録音ができない事でした。
※当時1モ−タ−デッキでタイマ−対応だったのはTEAC A-1400位だったと思います。
大学3年の秋頃ですが、1学年先輩からTEAC X-10｛片道走行機｝いらない？と言う話を持ち掛けられて、譲り受けたと言う訳ですｗ
テ−プ購入は放送局やレコ−ド会社の放出品を利用しました。
しかし、SONY SL-HF77｛1983年4月発売｝から始まったハイファイビデオの登場で、僅か数年でオープンリ−ルデッキの多くが姿を消してしまったのです。
TEACとAKAIはdbxを採用したりして存続を掛けますが、EEテープは登場するものの、ハイファイビデオに押される形で姿を消してしまったのです。
現在、我が家にはTEAC X10RとTEAC X-1000RとTEAC X2000RとSONY TC-7960の4台のオープンリ−ルデッキがありますが、令和元年の台風被災で水没する前までは動作していましたが、被災して以降は動作確認もしていません。
※動作不良品を含めると他に3台あります（笑）。
しかし、年々多くの新しい製品が登場するカセットデッキに比べると、新製品の登場は少ない物でした。
また、録音テ−プもカセットテ−プに比べると割高なものでした。
標準タイプの50μm厚タイプの7号リールのテ−プが19��/secで片道30分録音です。
150％のロングタイプ｛35μｍ厚｝で1.5倍の45分の録音時間です。
200％｛25μｍ厚｝や300％｛17μｍ厚｝のテ−プもありましたが、それだけべ−ス材が薄く、磁性体の厚みも薄く、当然音質的には圧倒的に不利だったので、その殆んどは3号リ−ルや5号リ−ル巻での販売でした。
テ−プデッキの用途の多くはFM放送の録音だったので、コスト面から主に9.5��/secで利用する事となったのです。
2トラサンパチが音質的に良いのは解っていても、テープのランニングコストを考えると、到底無理だと思ったと言う訳ですｗ
そこで4トラのオープンリ−ルデッキに関心が向いた次第です。
1970年代前半は10号リールのオ−トリバ−ス機は無かったと思います。
※再生リバ−スの製品はありましたが、録音朗報がオートリバ−スの製品はありませんでした。
初めて登場したのはSONY TC-7960｛1975年発売｝だったと思います。
当時は欲しいと思ってもおいそれと買える値段ではありませんでした・
実家で使用していたオープンリ−ルデッキはSONY TC-255でしたが、大学時代に友人から安く譲ってもらった物はSONY TC6100でした。
この製品は古かったので9.5��/secで録音すると、多くのテ−プでバイアスが浅くハイ上がりの音になってしまったのです。それでも長時間録音用として使用しました。
最大の難点はタイマ−録音ができない事でした。
※当時1モ−タ−デッキでタイマ−対応だったのはTEAC A-1400位だったと思います。
大学3年の秋頃ですが、1学年先輩からTEAC X-10｛片道走行機｝いらない？と言う話を持ち掛けられて、譲り受けたと言う訳ですｗ
テ−プ購入は放送局やレコ−ド会社の放出品を利用しました。
しかし、SONY SL-HF77｛1983年4月発売｝から始まったハイファイビデオの登場で、僅か数年でオープンリ−ルデッキの多くが姿を消してしまったのです。
TEACとAKAIはdbxを採用したりして存続を掛けますが、EEテープは登場するものの、ハイファイビデオに押される形で姿を消してしまったのです。
現在、我が家にはTEAC X10RとTEAC X-1000RとTEAC X2000RとSONY TC-7960の4台のオープンリ−ルデッキがありますが、令和元年の台風被災で水没する前までは動作していましたが、被災して以降は動作確認もしていません。
※動作不良品を含めると他に3台あります（笑）。
私がオープンリ−ツ−ルデッキを使い続けた理由は幾つかありますが、最大は長時間録音でした。
クラシック番組を丸ごと録音して、あとで目的の音源だけをカセットテ−プにダビングを考えていましたが、結局カセットへのダビングが結構面倒なのと、どんなに優れたデッキでもダビングすると音質が低下してしまうので、結果的ですがダビングはあまりしませんでしたねｗ
ただ、レコ−ドからのダビングは少ししました。レコ−ドは20〜30分程度で終わってしまいますが、10号リ−ルの150％ロングテ−プなら9.5cm/secで3時間ノンストップが可能です。それを利用してオペラ全曲を録音すれば3時間以内の物なら一気に可能です。
カセットデッキで3時間連続となると、ダブルRECオートリバ−スデッキが必要になってしまうのです。
なお、オープンリ−ルデッキでのノイズリダクションの導入が民生用では大幅に遅かった事も衰退の大きな理由かっも知れません。
一部日立Lo-Dにドルビ−Ｂタイプを搭載した物がありましたが、他のメーカ−はありませんでした。
1980年頃になってTEACとAKAIでdbxを内蔵した製品が登場したのです。
ブリ−ジング・ノイズの発生も殆んど抑えられていて、どうしてもっと早く搭載しなかったのか不思議ですｗ
ノイズリダクションを使えば、メタルテ−プやハイポジションのカセットテープと同等以上のＳ/Ｎ比が実現できるのです。それを長年やらなかった事が不思議です。
カセットデッキ同様のノイズリダクションを正式に取り入れていたらかなり異なっていたと思うのですｗ
なお、ダブルカセットデッキのA/B両デッキの微妙なピッチの違いも気になりましたね＾＾
もちろん、全く同じにする事は不可能ですがC-60テープで片道5秒以内の誤差、つまりオートリバ−スでも10秒以内に調整してあるものは殆んど無かったと思います。
大半は10秒以上、酷いものでは1分以上誤差がありましたｗ
一応、コンパクトカセットテ−プの規格内なのでしょうけど…
意外と1モ−タ−のダブルラジカセは誤差が少なかったですねｗ
クラシック番組を丸ごと録音して、あとで目的の音源だけをカセットテ−プにダビングを考えていましたが、結局カセットへのダビングが結構面倒なのと、どんなに優れたデッキでもダビングすると音質が低下してしまうので、結果的ですがダビングはあまりしませんでしたねｗ
ただ、レコ−ドからのダビングは少ししました。レコ−ドは20〜30分程度で終わってしまいますが、10号リ−ルの150％ロングテ−プなら9.5cm/secで3時間ノンストップが可能です。それを利用してオペラ全曲を録音すれば3時間以内の物なら一気に可能です。
カセットデッキで3時間連続となると、ダブルRECオートリバ−スデッキが必要になってしまうのです。
なお、オープンリ−ルデッキでのノイズリダクションの導入が民生用では大幅に遅かった事も衰退の大きな理由かっも知れません。
一部日立Lo-Dにドルビ−Ｂタイプを搭載した物がありましたが、他のメーカ−はありませんでした。
1980年頃になってTEACとAKAIでdbxを内蔵した製品が登場したのです。
ブリ−ジング・ノイズの発生も殆んど抑えられていて、どうしてもっと早く搭載しなかったのか不思議ですｗ
ノイズリダクションを使えば、メタルテ−プやハイポジションのカセットテープと同等以上のＳ/Ｎ比が実現できるのです。それを長年やらなかった事が不思議です。
カセットデッキ同様のノイズリダクションを正式に取り入れていたらかなり異なっていたと思うのですｗ
なお、ダブルカセットデッキのA/B両デッキの微妙なピッチの違いも気になりましたね＾＾
もちろん、全く同じにする事は不可能ですがC-60テープで片道5秒以内の誤差、つまりオートリバ−スでも10秒以内に調整してあるものは殆んど無かったと思います。
大半は10秒以上、酷いものでは1分以上誤差がありましたｗ
一応、コンパクトカセットテ−プの規格内なのでしょうけど…
意外と1モ−タ−のダブルラジカセは誤差が少なかったですねｗ
補足です。ダブルカセットのメカニックは大きく分けて以下の3種類です。
単体のダブルカセットデッキに最も多かったのが、1モ−タ−のメカを2台並べた物です。
多くのミニ・コンポもこの方式でした。
登場当初はピアノタッチメカでしたが、１モ−タ−でロジックコントロ−ルが開発されて、更にオートリバ−スも搭載されてリモコン動作まで可能になったのです。
次が高級タイプの単体ダブルカセットデッキに採用された2モ−タ−メカを2台並べた物です。
これはキャプスタンモ−タ−とリ−ル駆動用モータ−が独立して動作するので、安定した走行が得られ易い物です。その殆んどはフルロジックコントロ−ルが可能な物でした。
そして、普及型のポータブル・ラジカセ等に最も多く採用された1モ−タ−で2台のデッキを駆動するものです。これはバッテリ−消費を抑えると言う意味では有効な方法ですが、走行の安定性の面では犠牲になります。ただ、同時に駆動するのはダビング時が殆んどなので、ほとんど影響はなかったと思いますｗ
※中級以上のダブルラジカセの多くにはダブルカセットデッキ同様の1モ−タ−メカｘ2の物が主に採用されました。
1977年の初代ウォークマン登場以降、一部のメ−カ−の高級ラジカセではドルビ−BタイプNRも搭載される様になりましたが、メタルテ−プ録音対応製品はほんの一部だけだったと思いますｗ
単体のダブルカセットデッキに最も多かったのが、1モ−タ−のメカを2台並べた物です。
多くのミニ・コンポもこの方式でした。
登場当初はピアノタッチメカでしたが、１モ−タ−でロジックコントロ−ルが開発されて、更にオートリバ−スも搭載されてリモコン動作まで可能になったのです。
次が高級タイプの単体ダブルカセットデッキに採用された2モ−タ−メカを2台並べた物です。
これはキャプスタンモ−タ−とリ−ル駆動用モータ−が独立して動作するので、安定した走行が得られ易い物です。その殆んどはフルロジックコントロ−ルが可能な物でした。
そして、普及型のポータブル・ラジカセ等に最も多く採用された1モ−タ−で2台のデッキを駆動するものです。これはバッテリ−消費を抑えると言う意味では有効な方法ですが、走行の安定性の面では犠牲になります。ただ、同時に駆動するのはダビング時が殆んどなので、ほとんど影響はなかったと思いますｗ
※中級以上のダブルラジカセの多くにはダブルカセットデッキ同様の1モ−タ−メカｘ2の物が主に採用されました。
1977年の初代ウォークマン登場以降、一部のメ−カ−の高級ラジカセではドルビ−BタイプNRも搭載される様になりましたが、メタルテ−プ録音対応製品はほんの一部だけだったと思いますｗ
ヘッド・アンプのノイズは必ずありました。一時停止でヘッドにテープがヘッドにタッチしている状態の製品であれば、その時のノイズがヘッド・アンプのノイズです。
これはオ−プンリ−ルでもカセットデッキでも同様です。
このヘッド・アンプ・ノイズとテープ走行時のヒス・ノイズを合わせた物が一般的に「テープ・ヒス」と認識されていた様です。
なお、通常の民生品のオープン・リ−ル・デッキはNABイクォライ−ザーの製品ですが、Pioneer RT-2044/RT-2022等一部製品にIECイクォライザ−を搭載した製品もありました。もちろん録音と再生を同じイクォライザ−にする必要があります。そしてそれぞれテープスピ−ドに応じたイクォライザ−定数が定められているので、通常は録音と再生が同じデッキであれば心配は要りません。
問題はデッキ本体の買い替え等で録音と再生が異なる場合だけです。
※業務用製品はこの限りではありません。
※どうしても気になる方は電子回路に詳しい方に協力してもらって、対応デッキ（切替式、再生のみ）にする事も可能ですが、詳しい方がいなければ諦めるしかありません。
これはオ−プンリ−ルでもカセットデッキでも同様です。
このヘッド・アンプ・ノイズとテープ走行時のヒス・ノイズを合わせた物が一般的に「テープ・ヒス」と認識されていた様です。
なお、通常の民生品のオープン・リ−ル・デッキはNABイクォライ−ザーの製品ですが、Pioneer RT-2044/RT-2022等一部製品にIECイクォライザ−を搭載した製品もありました。もちろん録音と再生を同じイクォライザ−にする必要があります。そしてそれぞれテープスピ−ドに応じたイクォライザ−定数が定められているので、通常は録音と再生が同じデッキであれば心配は要りません。
問題はデッキ本体の買い替え等で録音と再生が異なる場合だけです。
※業務用製品はこの限りではありません。
※どうしても気になる方は電子回路に詳しい方に協力してもらって、対応デッキ（切替式、再生のみ）にする事も可能ですが、詳しい方がいなければ諦めるしかありません。
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