一人旅について語り合うコミュの感染症時代の一人旅

感染症流行の懸念が高まる中、多くの人が集まるイベントの中止が相次いでいる。もちろん、そのイベントの中に旅行が含まれ、一人旅も例外ではない。一人旅も旅先での人との出会いによる感動を否定するものではないからだ。そこで、こういうときにでも、一人旅を楽しむ方法がないか考えてみた。
人気のある定番の観光地は、シーズンともなれば観光客、旅行者で溢れかえる、それこそ濃厚接触のおそれが大きくなる、例え野外・屋外であっても。そこで思いついたのが、オフシーズン狙いの一人旅である。桜の開花や紅葉狩り、祭り・季節イベントなどには見頃があるので、敢えてその見頃時期を外して行くのである。そんな（景色の良さも賑わいも期待できない、つまらない？）旅のどこが楽しいのか？と思われるのももっともだが、ひとつ見所のポイントがあるように思う。それは、例えば、桜の名所と言われているところへ、桜がまったく咲いていない時期に訪れてみて、そこが桜の開花時期しか見所のないところかどうか？桜以外にも何か新たな見所を発見できるかも知れないからである。有名観光地は、そのシーズンに合わせて催し・イベントなどが組み合わされて賑わいが加速されるが、逆に、オフシーズンの何もない時期の、いわゆる素顔の観光地がどのような佇まい（顔）を見せているのかを知ることも、旅の常識にとらわれず、他人に気兼ねせず自分本意に行動できる一人旅ならではの魅力かも知れない。また、空いた旅先でのいくばくかの寂しさを我慢すれば、他人との濃厚接触のおそれも小さく、このような時期でも安全・安心な旅を期待でき、さらにオフシーズンなので交通機関も空いており、宿泊費用などもお安く済みそうである。