このおトピでは『カント純粋理性批判 答えの出ない問いはどのように問われるべきか？』（第 ２ 章 科学 の 知 は 、 なぜ 共有 できる のか ）を議論します。
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第 ２ 章 科学 の 知 は 、 なぜ 共有 できる のか
・悟性 が もつ 働き
・経験 概念 と 純粋概念
・悟性 が ア ・ プリオリ に 備える 「 カテゴリー 」
・無意識 に 行っ て いる 判断 の 原則
・「 ア ・ プリオリ な 総合判断 」 とは 何 か
・純粋 な 悟性 の 原則
・数 の 概念 は どう やっ て 生まれる か
・すべて の 直観 は 外延量 で ある
自然科学 を 基礎 づける 原則
すべて は 「 私 の 体験 」 として
「 超越論的 哲学 」 の 最終 目的
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第 ２ 章 科学 の 知 は 、 なぜ 共有 できる のか
・悟性 が もつ 働き
・経験 概念 と 純粋概念
・悟性 が ア ・ プリオリ に 備える 「 カテゴリー 」
・無意識 に 行っ て いる 判断 の 原則
・「 ア ・ プリオリ な 総合判断 」 とは 何 か
・純粋 な 悟性 の 原則
・数 の 概念 は どう やっ て 生まれる か
・すべて の 直観 は 外延量 で ある
自然科学 を 基礎 づける 原則
すべて は 「 私 の 体験 」 として
「 超越論的 哲学 」 の 最終 目的
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コメント(17)
以下、西氏の著書から引用。
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●「ア・プリオリな総合判断」とは何か
さて、ここまでの話をいったん整理しておきます。
・私たちは「感性」と「悟性」の二層で世界を認識している。
・直観をつくる感性は、空間と時間という二つの枠組みをア・プリオリに備えている。
・直観されたものを判断する悟性は、四種十二個のカテゴリー（純粋概念）をア・プリオリに備えている。
なぜカントは認識の仕組みをこんなに細かく説明したかといえば、繰り返しになりますが、数学と自然科学を基礎づける（なぜ万人にとって数学と自然科学は共有しうるのかを示す）ためでした。そしてこの基礎づけを行うさいに、カントは「ア・プリオリな総合判断」という術語を導入します。
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●「ア・プリオリな総合判断」とは何か
さて、ここまでの話をいったん整理しておきます。
・私たちは「感性」と「悟性」の二層で世界を認識している。
・直観をつくる感性は、空間と時間という二つの枠組みをア・プリオリに備えている。
・直観されたものを判断する悟性は、四種十二個のカテゴリー（純粋概念）をア・プリオリに備えている。
なぜカントは認識の仕組みをこんなに細かく説明したかといえば、繰り返しになりますが、数学と自然科学を基礎づける（なぜ万人にとって数学と自然科学は共有しうるのかを示す）ためでした。そしてこの基礎づけを行うさいに、カントは「ア・プリオリな総合判断」という術語を導入します。
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>>[1]
これね。
私、ア・プリオリは聞いたことがあったから多少はわかるけどア・ポステリオリはそういう概念があることすら知らなかった。
【以下引用】
ところで 、 カント に よれ ば 、 悟性 の 用いる 概念 には 二つ の 種類 が あり ます 。 第一 の 種類 は 、 経験 を通して 後天的 に 獲得 さ れる 概念 です 。 たとえば 、 「 茶色い 」 「 大きい 」 「 テーブル 」 などは これ に 当たり ます 。 私 たち は 、 生まれながら に これら の 概念 を もっ て いる わけ では あり ませ ん 。 見 た こと も 使っ た こと も ない 道具 は 、 いったい 何 に 使う もの なのか 、 とっさ に 判断 する こと は でき ませ ん 。 これら は 「 経験 概念 」 と 呼ば れ ます 。 この 経験 概念 は 、 さまざま な 感覚 を ひとつ の 共通 の もの に まとめる 働き を し ます 。
同じ 茶色 と いっ ても 、 じっさい の 感覚 として は 黒 に 近い 濃い茶 も あれ ば 、 明るい 茶 も ある 。 黄色 に 近い 茶色 も ある でしょ う 。 これら の 多様 な 感覚 を 「 同じ 茶色 」 として まとめる のが 概念 です 。 実質的 には 「 言葉 」 と 読み替え ても かまい ませ ん 。 多様 な 感覚 を ひとつ の 言葉 で まとめる こと によって 、 それら に 共通 の イメージ が 想定 さ れ て くる 。 そういう 共通 イメージ の こと を 概念 と 呼ぶ わけ です 。 カント 自身 は 『 純粋理性批判 』 では 概念 と 言葉 の 関係 について は ほとんど 語っ て い ませ ん が 、 いま いっ た よう に 理解 し て よい でしょ う 。
これね。
私、ア・プリオリは聞いたことがあったから多少はわかるけどア・ポステリオリはそういう概念があることすら知らなかった。
【以下引用】
ところで 、 カント に よれ ば 、 悟性 の 用いる 概念 には 二つ の 種類 が あり ます 。 第一 の 種類 は 、 経験 を通して 後天的 に 獲得 さ れる 概念 です 。 たとえば 、 「 茶色い 」 「 大きい 」 「 テーブル 」 などは これ に 当たり ます 。 私 たち は 、 生まれながら に これら の 概念 を もっ て いる わけ では あり ませ ん 。 見 た こと も 使っ た こと も ない 道具 は 、 いったい 何 に 使う もの なのか 、 とっさ に 判断 する こと は でき ませ ん 。 これら は 「 経験 概念 」 と 呼ば れ ます 。 この 経験 概念 は 、 さまざま な 感覚 を ひとつ の 共通 の もの に まとめる 働き を し ます 。
同じ 茶色 と いっ ても 、 じっさい の 感覚 として は 黒 に 近い 濃い茶 も あれ ば 、 明るい 茶 も ある 。 黄色 に 近い 茶色 も ある でしょ う 。 これら の 多様 な 感覚 を 「 同じ 茶色 」 として まとめる のが 概念 です 。 実質的 には 「 言葉 」 と 読み替え ても かまい ませ ん 。 多様 な 感覚 を ひとつ の 言葉 で まとめる こと によって 、 それら に 共通 の イメージ が 想定 さ れ て くる 。 そういう 共通 イメージ の こと を 概念 と 呼ぶ わけ です 。 カント 自身 は 『 純粋理性批判 』 では 概念 と 言葉 の 関係 について は ほとんど 語っ て い ませ ん が 、 いま いっ た よう に 理解 し て よい でしょ う 。
判断の種類としては「分析判断」と「総合判断」がある。
総合判断は通常経験的なものだが、経験的なものではない「ア・プリオリな総合判断」もある。
喩えば、自明な数式など。
（以下、引用）
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●純粋な悟性の原則
では、「ア・プリオリな総合判断」として、カントはどんなものを挙げているのしょうか。
たとえば、「３＋２は５である」のような数学（算術）の判断です。
「３に２を加えること」というのが主語ですが、これは「５」を含んでいないので、分析判断には該当しない。だから、新たな情報が付加された総合判断でありながら、計測や調査のような経験を必要としない「ア・プリオリな総合判断」であるというのがカントの言い分です。ヒュームはこれを分析判断だと考えたようです。つまり「３＋２」という主語のなかにおのずと５は含まれており、だからこそつねに正しいのだ、と。
皆さんはどちらに賛成ですか。私はカントの主張のほうが正しいと思います。「３に２を加える」というのは作業の指示にすぎません。これに従って作業することではじめて５が出てくる。「富士山は山である」のように、主語に述語がおのずと含まれているケースとはちがいます。
しかし、この作業を行うと、いつ・だれが・どこで行ってもつねに同じ結果が出ます（たまに計算を間違うこともありますが）。ではなぜ、つねにつねに同じ結果が出るのでしょうか？
これを明らかにすることが、数学（算術）の基礎づけということになります。
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総合判断は通常経験的なものだが、経験的なものではない「ア・プリオリな総合判断」もある。
喩えば、自明な数式など。
（以下、引用）
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●純粋な悟性の原則
では、「ア・プリオリな総合判断」として、カントはどんなものを挙げているのしょうか。
たとえば、「３＋２は５である」のような数学（算術）の判断です。
「３に２を加えること」というのが主語ですが、これは「５」を含んでいないので、分析判断には該当しない。だから、新たな情報が付加された総合判断でありながら、計測や調査のような経験を必要としない「ア・プリオリな総合判断」であるというのがカントの言い分です。ヒュームはこれを分析判断だと考えたようです。つまり「３＋２」という主語のなかにおのずと５は含まれており、だからこそつねに正しいのだ、と。
皆さんはどちらに賛成ですか。私はカントの主張のほうが正しいと思います。「３に２を加える」というのは作業の指示にすぎません。これに従って作業することではじめて５が出てくる。「富士山は山である」のように、主語に述語がおのずと含まれているケースとはちがいます。
しかし、この作業を行うと、いつ・だれが・どこで行ってもつねに同じ結果が出ます（たまに計算を間違うこともありますが）。ではなぜ、つねにつねに同じ結果が出るのでしょうか？
これを明らかにすることが、数学（算術）の基礎づけということになります。
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「外延量の原則」について、西研氏の著書より抜粋。
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まとめておきましょう。人間が直観するものは空間・時間的広がりをもっており、それは測定可能で、数と単位で表すことができる。これが「外延量の原則」です。そして、そういう能力が人間にア・プリオリに備わっているからこそ、数学の世界が成り立つとカントは考えました。数学の世界はどこかに客観的にあるのではなく、人間の認識能力である感性（直観）と悟性（カテゴリー）とが結びつくことによって可能になる。これがカントの答えでした。
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まとめておきましょう。人間が直観するものは空間・時間的広がりをもっており、それは測定可能で、数と単位で表すことができる。これが「外延量の原則」です。そして、そういう能力が人間にア・プリオリに備わっているからこそ、数学の世界が成り立つとカントは考えました。数学の世界はどこかに客観的にあるのではなく、人間の認識能力である感性（直観）と悟性（カテゴリー）とが結びつくことによって可能になる。これがカントの答えでした。
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「因果律の原則」について、西研氏の著書より抜粋。
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花を例にして考えてみましょう。私たちの感性は、物自体から触発された感覚内容を「空間」と「時間」の枠組みによって位置づけます。そこに悟性の経験的概念が働くことで「花が咲いている」「昨日の朝はまだ蕾だった」「昨日はよく晴れていた」といったことを認識します。しかしこのままでは、時間的にバラバラな三つの現象があるだけです。
これらの事象を必然的なつながりがあるものとして結びつけるのは、「関係」カテゴリーのところに出てきた「原因と結果」です。この働きによって、私たちは「昨日は蕾だった花がいまは咲いている。晴れて十分な日光を浴びたからだ」と理解します。
空間・時間の枠組みをもつ感性だけでは、因果関係は生まれません。時間と原因・結果のカテゴリーが結びつくことで「あらゆる変化には原因がある」という原則が成り立つことになります。
（中略）
要するにカントは、Ｂが原因でＡが生起した、と捉えるとき、それは私がただこの二つを次々に把握したという主観的なことではなく、この二つの間に規則的で必然的なつながりがある、つまり客観的に生じたこととみなしているはずだ、というのです。
原因・結果のカテゴリーと時間の結びつきで生まれる因果律の原則は、主観のなかにありますが、人間が経験する現象をあらかじめ形づくっているのですから、その意味では客観的なものと言えます。カントはこうして、人の経験するすべての現象は因果的な法則に従って生起する、とみなしました。
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花を例にして考えてみましょう。私たちの感性は、物自体から触発された感覚内容を「空間」と「時間」の枠組みによって位置づけます。そこに悟性の経験的概念が働くことで「花が咲いている」「昨日の朝はまだ蕾だった」「昨日はよく晴れていた」といったことを認識します。しかしこのままでは、時間的にバラバラな三つの現象があるだけです。
これらの事象を必然的なつながりがあるものとして結びつけるのは、「関係」カテゴリーのところに出てきた「原因と結果」です。この働きによって、私たちは「昨日は蕾だった花がいまは咲いている。晴れて十分な日光を浴びたからだ」と理解します。
空間・時間の枠組みをもつ感性だけでは、因果関係は生まれません。時間と原因・結果のカテゴリーが結びつくことで「あらゆる変化には原因がある」という原則が成り立つことになります。
（中略）
要するにカントは、Ｂが原因でＡが生起した、と捉えるとき、それは私がただこの二つを次々に把握したという主観的なことではなく、この二つの間に規則的で必然的なつながりがある、つまり客観的に生じたこととみなしているはずだ、というのです。
原因・結果のカテゴリーと時間の結びつきで生まれる因果律の原則は、主観のなかにありますが、人間が経験する現象をあらかじめ形づくっているのですから、その意味では客観的なものと言えます。カントはこうして、人の経験するすべての現象は因果的な法則に従って生起する、とみなしました。
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「純粋統覚」について、西研氏の著書より抜粋。
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そして、純粋統覚は、知覚や経験を「まとめる」力ですから、認識する働きの核であるといっても過言ではありません。私たちは、花びらや茎といったパーツの印象を「まとめる」ことで、対象を花と認識しています。また、二つの事象を「まとめる」ことで因果を見いだし、「〇〇によって……が起こった」と判断しています。ものを数えるという行為も、単位を「まとめる」ことにほかなりません。いままでしばしば「まとめる」働きについて述べてきましたが、これは統覚の働きだったのです。
カント自身、「統覚の総合的統一の原則は、悟性使用の最高原理である」と述べているように、あらゆる意識の働きを「私のもの」として総合する統覚を、対象認識を可能にするもっとも重要なものと見ています。
また、この統覚の働きがあるからこそ、「恒常的な自分がある」という自己の意識が生まれてきます。多様な認識をなしながらも、「同じ私がある」という意識を私たちは保っています。こうして、統覚の働きは、対象認識と自己認識の両方につながっていることがわかります。
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そして、純粋統覚は、知覚や経験を「まとめる」力ですから、認識する働きの核であるといっても過言ではありません。私たちは、花びらや茎といったパーツの印象を「まとめる」ことで、対象を花と認識しています。また、二つの事象を「まとめる」ことで因果を見いだし、「〇〇によって……が起こった」と判断しています。ものを数えるという行為も、単位を「まとめる」ことにほかなりません。いままでしばしば「まとめる」働きについて述べてきましたが、これは統覚の働きだったのです。
カント自身、「統覚の総合的統一の原則は、悟性使用の最高原理である」と述べているように、あらゆる意識の働きを「私のもの」として総合する統覚を、対象認識を可能にするもっとも重要なものと見ています。
また、この統覚の働きがあるからこそ、「恒常的な自分がある」という自己の意識が生まれてきます。多様な認識をなしながらも、「同じ私がある」という意識を私たちは保っています。こうして、統覚の働きは、対象認識と自己認識の両方につながっていることがわかります。
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ここから、後半戦に突入します。
古来、哲学は、神の存在、死後の魂、宇宙の始まりなど、究極真理の探究という
答えの出ない問いを問い続けてきたけれど、それに終止符を打つのが
『純粋理性批判』の後半部分に課せられた最初のタスクだということです。
第一のタスクの論点は、以下のように２つあります。
�ゝ羔某人�の問いは、なぜ答えが出ないのか？
�△覆漆祐屬蓮�答えの出ない問いの底なし沼にはまるのか？
以下に、第３章の目次を示します。
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■第３章 宇宙は無限か、有限か
（目次）
・「究極真理」の探究に終止符を打つ
・理性はときに暴走する
・私たちの魂は死後も生き続けるか？
・宇宙に始まりはあるのか？
・答えの出ないアンチノミー
・なぜアンチノミーが生まれるのか
・理性がもつ二つの「関心」
・人間に自由はあるのか？
・神は存在するのか？
・理性は「理念」を思い描く
・カントが考えた哲学再生の秘策
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古来、哲学は、神の存在、死後の魂、宇宙の始まりなど、究極真理の探究という
答えの出ない問いを問い続けてきたけれど、それに終止符を打つのが
『純粋理性批判』の後半部分に課せられた最初のタスクだということです。
第一のタスクの論点は、以下のように２つあります。
�ゝ羔某人�の問いは、なぜ答えが出ないのか？
�△覆漆祐屬蓮�答えの出ない問いの底なし沼にはまるのか？
以下に、第３章の目次を示します。
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■第３章 宇宙は無限か、有限か
（目次）
・「究極真理」の探究に終止符を打つ
・理性はときに暴走する
・私たちの魂は死後も生き続けるか？
・宇宙に始まりはあるのか？
・答えの出ないアンチノミー
・なぜアンチノミーが生まれるのか
・理性がもつ二つの「関心」
・人間に自由はあるのか？
・神は存在するのか？
・理性は「理念」を思い描く
・カントが考えた哲学再生の秘策
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