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架空図書室 それいゆ文庫コミュの第93回 課題本はトルーマン・カポーティの「ティファニーで朝食を」でした。

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・「ティファニーで朝食を」というタイトルが素敵。ホリーがベーグル片手にショーウィンドウを眺める姿はとっても素敵。

・バーのマスターや元夫のドグなどホリーに魅せられる男性たちは、恋愛と友情と親心のような心情をホリーに抱いている。

・ホリーはまだ20歳。少女のようでもあり逞しい母や姉のようでもあったのだろう。

・ホリーは新人女優を名乗っているが、高級娼婦のようだ。あるいは高級娼婦を演じる女優もどきなのか。

・戦時中の設定。日本は飢えそうになっていたがアメリカは外国との行き来も自由に行われており、パーティや買い物なども楽しみ豊かさいっぱい。それでも戦争の影響はあるようだ。

・63年前に書かれた作品だが、古さを感じさせない。

・ホリーは「僕」に弟のブライドを重ねている。ホリーは金持ちしか興味がなさそう。

・大学の文芸誌で満足している僕がお金を稼ごうとしないので、ホリーの価値観と合わず喧嘩になる。

・ホリーは不幸な生い立ちだが、女優の訓練を受けて言葉やふるまいやフッションのスキルを身に着けて逞しく生きている。

・ホリーはNYのような都会に合っているが、ノマド的に各地を転々としても生きていけそう。名刺のアドレスは「旅行中」。

・嘘を抱えていたホリーの不安感を解消するのがティファニーの美しさだったのだろう。

・結局、ホセには捨てられてしまう。

・カポーティはヘップバーンのホリー役に不満だったらしい。セクシーな魅力のモンローのほうが合うかもしれない。日本であれば加賀まりこや大原麗子、風吹ジュン、宮沢りえが良い。

・ヘップバーンのムーンリバーを唄うシーンが良い。

・ホリーは麻薬密売に利用されていた。今でも本人に知らせずに犯罪の手先に利用するやり方はある。

・ホリーはアメリカに入国できないが、元々偽名だったから何とか手立てを考えてしれっと戻ってきそう。

・棄てた猫をみつけるラストシーンが良い。ホリーも大丈夫だと思える。

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