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架空図書室 それいゆ文庫コミュの第75回 課題本はオー・ヘンリー「賢者の贈り物」「20年後」「最後の一葉」です。

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初春の夜、女性3名、男性3名で短編の名作について熱くゆる〜く語りました。


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・相手への贈り物をするときは、事前に何がほしいか探りを入れる、そんなことはしない夫婦だ。

・「人生模様」というタイトルの映画でモンローがデラの役をやっていたような記憶がある。

・当時の貧しさがひしひし伝わってくる。世界恐慌のためだろうか。社会保障の整備がほとんどされていない。給料が3分の2に減るとつらい。

・髪を売るという発想は、戦前戦後の日本人が売血したのと似ている。

・髪の伸びる時間と、失った時計とかけているようだ。

・太田裕美が「最後の一葉」とタイトルで歌っていた。うまかった。

・赤塚不二夫、弓月光がパロディで漫画化していたし、ドリフターズもコントにしていた。最後の葉っぱが落ちたら死ぬ、という発想は衝撃的。世界的に流行したようだ。

・母がこういうセリフをいいそうなタイプだが、長生きしている。

・スウとジョンジイの友情は素晴らしい。宮沢賢治の妹を想う気持ちに通じる。

・当時の医者は、「ナポリ湾の絵を描くより恋人の存在が上」という価値観だったのだろうか。

・芸術家村が物語の舞台となっている。ニューヨークの片隅の市井の人々の暮らしぶり、雰囲気が伝わってくる。

・オーヘンリーは女性を描くのが得意。表情や服装、食べ物まで細かく描写している。

・べエアマン老人、見事な作品を遺したが今まで本気ださなかったのはどうしてだろう。

・20年後の約束を昔付き合っていた人としたことがあるが、実行する気持ちはない。でも約束は覚えている。

・オーヘンリーの作品には囚人ものが多い。刑務所で文学に目覚める人は多いそうが、そこまでしないと目覚めないのが不思議。

・警官はジミーだとすぐにわかった。警官もジミーを案じていたからだろう。こういう形の友情もある。

・オーヘンリの作品は囚人もの、ニューヨークもの、西部ものなどに分けられるが、友情ものも多い。

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