ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの【イージス事故、相次ぐ米海軍 見張り役 働き方改革

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【イージス事故、相次ぐ米海軍 見張り役 働き方改革】

2017年9月16日 東京新聞夕刊


神奈川県の米海軍横須賀基地に帰港するイージス巡洋艦シャイロー=2015年6月19日(米海軍提供)写真

 イージス艦の衝突事故が相次いだ米海軍第七艦隊の艦船が、試験的に見張り役の乗組員の勤務時間帯を固定する運用を始めたことが十六日、米海軍への取材で分かった。これまで不規則だった乗組員の生活リズムを一定に保ち、業務の効率や警戒監視での集中力を引き上げるのが狙い。

 米海軍幹部は六月の静岡県・伊豆半島沖の事故で監視に誤りがあったことを認めた。米政府監査院は日本配備の艦船では訓練時間が不足していると指摘。北朝鮮のミサイル発射実験への対応や、中国が軍事拠点化を進める南シナ海での活動など、任務の増大が背景にあるとみられる。

 試験運用を始めたのはイージス巡洋艦シャイロー。原子力空母ロナルド・レーガンを中心とする空母打撃群を構成する艦船で、六月には日本海で海上自衛隊の護衛艦と共同訓練し、北朝鮮をけん制した。弾道ミサイル防衛(BMD)能力を持ち、任務は多岐にわたる。

 シャイローは今月八日に横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港後、乗組員が毎日同じ時間帯に睡眠を取れるように勤務シフトを調整。医療担当者は「生理学上、当直時間を一定にすれば健康状態や業務の効率、即応性や士気が向上する」と意義を強調した。

 ただ、第七艦隊の報道官は「あくまで試験的な運用」として、一部の乗組員に夜間の当直が集中するのをどう避けるのかなど、具体的な運用方法は明らかにしていない。他の艦船での実施状況も「各艦長の判断次第だ」と述べるにとどめた。

 第七艦隊のイージス艦を巡っては、六月十七日に伊豆半島沖でフィッツジェラルドが、八月二十一日にシンガポール近くのマラッカ海峡東方でジョン・S・マケインが衝突するなど事故が相次ぎ、計十七人が犠牲となった。詳しい事故原因や運用上の問題は調査中で、第七艦隊の現場は勤務状況の改善策を模索している。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

神奈川【市民と野党と労組】連帯 更新情報

神奈川【市民と野党と労組】連帯のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング