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神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの中学教科書「よく見て、意見を」 今夏採択へ 市教委が展示会始める

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【東京新聞・神奈川版転載】


【神奈川】

中学教科書「よく見て、意見を」 今夏採択へ 市教委が展示会始める

2015年6月20日


教科書の見本展示会場を訪れた橋本清貴さん=中原区で
写真
 川崎市立中学校で来春から使う教科書を市教育委員会は今夏採択するが、それに向けて十九日、対象となる教科書の見本展示会を始めた。市民から意見を聞いて採択の参考にするが、元教員らでつくる「教育に憲法を生かす川崎市民の会」は「今は憲法が揺らいでいる。ポイントは社会科。ぜひチェックしてほしい」と呼び掛けている。 (山本哲正)
 この日、市教育会館(中原区下沼部)の展示ロビーには文部科学省の検定に合格した十四教科、百二十九種の教科書が並んだ。展示会は七月二十九日まで計七会場で開かれる。
 教科書は来年四月から四年間使われるため、現在の小学生も手にする。同会の事務局長、橋本清貴さん(65)=多摩区=は「子どもたちが正しいものだと思って学習する教科書として、許される内容なのか、意見を出していただきたい」と話す。
 憲法に関する記述などで論議のあった育鵬社版と、現在市内で使われている教育出版の最新版公民の教科書を比べると、原発について後者は利点を「二酸化炭素の発生が少なく」電力の安定供給につながるという説明にとどまる。だが前者は「原料となるウランをくり返し利用する」と記載され、橋本さんは「既に実用化できたかのような記述」と批判する。
 橋本さんは「教科書は正しく書かれていなければならない」とした上で「政府は、憲法学者が違憲だとする安全保障関連法案について合憲だと言う。政府が黒を白と言えば、それを信じてしまう国民をつくる教科書であってはならない」と強調する。
 市教育会館を訪れた中原区の元中学校教員の男性(69)は「検定基準が改悪され、多くの教科書が悪くなった」と指摘し「子どものころ、テスト前になると丸暗記しようとしたでしょう。子どもたちはそのように教科書を絶対視してしまう」と、教科書選びの大切さを訴えた。
 会場の受け付けで来場者は一般か教員かを記入するが、名前を書く必要はない。アンケート用紙があり、市教委はこのアンケートの結果をまとめ、採択に臨む教育委員の参考資料とする。採択は八月上旬以降の予定で、橋本さんは「展示期間中にアンケートを出してほしい」と話している。
 展示日程と会場は次の通り。東門前小学校(川崎区)と市教育会館は土日休み。展示会の問い合わせは市総合教育センター=電044(844)3600=へ。
 ▽19日〜7月8日 市総合教育センター(高津区)、東門前小、市教育会館▽7月3〜8日 宮前市民館内図書館▽7月10〜15日 教育文化会館(川崎区)、多摩市民館ギャラリー▽7月24〜29日 麻生市民館内図書館。


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