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神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの細川支援のうねりと宇都宮支援の意味

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【大集結した「細川支援」文化人 すさまじい熱気と切実な声】と宇都宮支援の意義



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【『転載記事』
菅原文太、吉永小百合も名乗り


細川護煕を応援する有志記者会見/(C)日刊ゲンダイ
 世論調査では劣勢の細川護煕候補だが、街頭ではすごい人気だし、もうひとつ、熱いのが文化人による支援である。ついには吉永小百合、菅原文太も支援に名乗りを上げて、賛同者リストには作家の瀬戸内寂聴、澤地久枝、作曲家の三枝成彰、作詞家のなかにし礼、脳科学者の茂木健一郎、アートディレクターの佐藤可士和、日本文学者のドナルド・キーン、女優の川島なお美、漫画家のさかもと未明、ジャーナリストの下村満子、画家の千住博など錚々(そうそう)たる顔ぶれが並ぶ。彼らが語る細川支援の理由を集めてみた。

■共通項は「こんな日本でいいのか」という危機感

 すでに瀬戸内寂聴氏は細川と一緒に立川駅などを回り、マイクを握って支援を訴えているが、1月31日は、こうした細川支援の文化人が一堂に会し支持を訴える場面があった。その声は本当に切実だった。

「今度の選挙は東京都だけじゃなくて、これからの国の行き方が定まる選挙だと思う。細川さんは優雅な生活を16年続けてきたのに、やむにやまれぬ気持ちで、国民のためにもう一度、働きたいと出てきた。その勇気と努力、情熱に感激しました。このままの日本の政治で行ったら、まもなく戦争に駆り出されるんですよ。殺されるんですよ。そのことを誰も感じず、のんびりした顔をしてますけど、戦争を経験した私たちは心配でしょうがないんです。どうか自分だけの幸せ、自分だけのささやかな平安を望まないで、日本の将来がどうなるか、あなたたちと子供がどうなるか、孫がどうなるか。

澤地久枝氏はこう言った。
「国会中継を聞いていると、この国の首相はますます狂っていると思いますが、誰も止められない。今度の都知事選は東京の意思が試されているだけでなく、世界に向かって日本人が何を求めているかを示す選挙だと思う。福島原発の事故の時、日本は世直しの時がきた、根底から変えなきゃダメだと思いました。福島は切り捨てられて忘れられていますが、世界は忘れていませんよ。未来にこんな日本を渡せるのか、渡せないと思いました」

 中でも熱かったのがなかにし礼氏だ。
「朝日新聞に(電気事業連合会が)原発をもっと増やそうと自民党議員に働きかけているという記事が載っていました。54基あって、1台も動いていなくて、事故を起こしているのに、なお原発を増やそうなんて、狂気の沙汰です。細川さんが出たとき、殿ご乱心といわれたが、今乱心しない人は鈍感です。敏感な人はみんな乱心する。小泉さんも乱心してるんじゃないですか。私だって、選挙応援なんてしたことない。リベラルですから。リベラルはどこにもつかない。本来、ついてはいけない。ですが、今、この時、リベラルとか言っていられないんです。災害に強い都市は簡単につくれます。でも、放射能に強い都市はつくれますか。つくれないですよ。無力な人間はもっと謙虚にならなければいけません」

 三枝成彰氏も「日本は分水嶺にいる。ここで自分が何かをやらなければ、戦前のような日本に戻るのは嫌だ、と思った。細川さんに勝ってもらわないと日本の自由と民主主義は守れない。脱原発は象徴であって、日本の民主主義のために頑張らなければいけない。この選挙は国政よりもっと大変な選挙だ」と訴えた。

 こうした声があと8日間でどこまで広がっていくかである。
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『見解』
私たち 【国民的共同をめざして】は細川氏支援の反原発運動の鎌田慧氏や上記の細川護煕氏支援の文化人の結集をどう見るか。

 私は、この事実は当然と思う。福島原発事故は、それほどに重大な影響を被災地域のひとびとだけでなく、全国民にこのままでよいのか、という深い内省をひとりひとりの胸の中に問いかけている重大な問題である。このうねりは、原発事故が起きた年に官邸前で数十人の無名の市民が抗議行動をおこし、それが広がっていった時と似ている。そして、この文化人の「細川支援」の動きは、宇都宮健児氏になぜ結集しなかったのかという問題をもつ。

 数の上から言えば、細川支援と宇都宮支援と反原発政策で一致する人々が広範な共同をめざせば、桝添要一候補を上回る規模になるだろう。しかし、細川氏は、反原発を実現したいと願い、その一点に反原発運動指導部や文化人からも共感を集めている訳である。他方宇都宮健児氏は、東京都政全般を見て都市に暮らす東京都民の暮らしと生活を改善する施策を講じないと、東京都民は多数の生活破壊に見舞われることに丁寧で広範な目配りをして、都政刷新を考えている。反原発一点のみで他の政策はどうでもよいと考えていない。細川氏らは、他の政策よりも、反原発そのものかが生存を脅かす以上は、反原発一点を集中して、そこを打開できれば、都民ばかりか日本国民の最大の難問を解決することに近づけると考えている。

 結論をまとめる。
細川支援のうねりは否定すべきではない。しかしそれに対してどたばたすることもない。今の都知事選運動をくまなく徹底し都民の間に広げていくことだ。細川氏支援のうねりは、細川氏の得票を増やすことはあっても、桝添氏の得票を増やすことにはつながらない。宇都宮氏陣営は、しっかりと希望のまち東京をつくる運動を推進して投票日までのわずかな日にちを、反<石原=猪瀬=桝添>都政実現に向けて誠意あるよびかけと運動を持続することだ。都知事選が桝添勝利に終わったとしても、その後も反原発と反安倍政権の社会運動は継続されねばならない。二月の都知事選に続いて、三月の石川県知事選、四月の京都府知事選と統一地方選挙にからんで全国で自治体選挙は続く。秋には沖縄県知事選もある。それらひとつひとつに、住民の暮らしといのちを守る総合戦略を立てて取り組んでいかなければならない。

 細川護煕氏支援の文化人著名人市民団体の支援を尊重しつつ、まずは宇都宮健児氏の当選にむけて、ひとつひとつの政策をわかりやすく広く深く都民のこころに訴え続けること。それで十分だ。なぜなら、ほんとうに責任ある言動は、必ず都民の心に響き届く。それがどれほど多人数でも。細川支援の運動に敬意を払い、別々だが、反安倍政権の政策を誠実に実現しようとするならば、必ずそれは今年中にある全国の自治体選挙で実現していく。

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