神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの山下議員演説と三人の川崎市長選候補者

山下参院議員の演説にもありましたが、自民党の菅官房長官は何度か川崎に応援にきています。菅氏ご自身が神奈川選出の国会議員ということもありますが、こんな事実があります。

阿部市政の後継者は一度は市政幹部のなかで決まっていた。それを菅氏がじきじきにこの人を候補に、と鶴の一声で変更。
「かわさき有権者だより」という文書がときどき全戸配布されているようです。私の家にも配布されました。
れを読むと、自由民主党の非民主的なやりかたに自民党市議の二人が立候補しようとしたら、二人ともおろされて、そのうらみつらみに近い気持ちは、おとなですから、単純に出しませんが、候補者をめぐって背後に鬱積しているようです。

また、元知事が推薦する別の候補者も、政策においては阿部市政路線の継承と発展と見受けられます。

阿部市長が君嶋ちか子候補を０点、と決めつけているのは、阿部氏の大型開発１００億円の投資を厳しく批判されているからです。
しかし、大型投資を保育・教育・福祉・現場地場産業・中小企業に回せばできることはかなりあるのです。

二人の候補も待機児童施設などに力を入れています。君嶋候補と違うのは、ハードルを下げて機制をゆるやかにした施設にともかくも収容しようという路線なのに対して、君嶋さんは保育所の質をさげないで全員待機児童をなくすようにしようとしています。そういった施策にも、きちんと政策を実行する財源を見抜いているのです。

口先だけ公約だけなら、選挙後に大型投資と福祉保育の市民路線とあれもこれもでは、またさき状態になります。だから、耳障りのよいことをいって、「日本一」の虚しい連呼を繰り返すだけでは、「市民力」という言葉を反復するだけでは、川崎危機（クライシス）を解決はではきません。
そもそも阿部市政路線は、安倍アベノミクス路線と軌を一にしています。
安倍内閣の政策と正面からむきあうことで、川崎市民の自治が生まれます。安倍内閣路線のいいなりでは、アメリカのいいなりになっている安倍政権が、オバマ大統領から完全に信頼も評価もうけていなくて（孫崎享氏のブログ）アメリカ軍産複合体の猿回しの猿と同じ程度の扱いしか受けられません。