聖書より希望と慰めの言葉コミュの《創造者に導かれる旅》その39「神さまがその隔たりを取り払ってくださいます」

《創造者に導かれる旅》その39「神さまがその隔たりを取り払ってくださいます」

創世記33:3 ヤコブはそれから、先頭に進み出て、兄のもとに着くまでに七度地にひれ伏した。33:4 エサウは走って来てヤコブを迎え、抱き締め、首を抱えて口づけし、共に泣いた。33:5 やがて、エサウは顔を上げ、女たちや子供たちを見回して尋ねた。「一緒にいるこの人々は誰なのか。」「あなたの僕であるわたしに、神が恵んでくださった子供たちです。」

※ヤコブは兄のエサウを裏切り、その怒りからの逃亡の旅をしていましたが、いまや、兄のところに戻り、頭を下げて謝ります。エサウはヤコブに走り寄り、抱きしめ、ともに涙を流します。何かの理由で距離ができてしまった相手とも、神さまはいつか再会、そして和解させてくださるのではないでしょうか。時間の経過とその間の経験により、おたがいにあたらしい存在として。神さまと人間の間には、わたしたち人間には越えられない大きな淵、あるいは、高さがありますが、神さまの方から、それを乗りこえて、わたしたちのところに来てくださったという聖書の証しは、人間同士の再会・和解の希望にもなるのです。

今週の祈り「神さま、あなたはわたしたちのいのちの源であり、支えです。神さま、またしても、大水害が起こりました。被害に遭った方々、その方々に寄り添おうとする方々を、どうぞ、あなたのいのちで、しっかりとお支えくださいますように、心よりお願い申し上げます。神さま、愛する人びとの心身をお守りください。つらい病気の方々にあなたの癒しの御手をあててください。神さま、生きる道を求めている方々に道を切り開いてください。あなたご自身が道となってください。イエス・キリストとともにあなたを仰ぎつつ、このお祈りをおささげいたします。アーメン」