聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの中級）クリスチャンと健康　?からだをいかの取り扱うか・・・その2

■からだをいかの取り扱うか ・・・その２

　『預言の霊を通しても今日必要な健康の原則がこまかに示されているが、その基本となっているのは、新鮮な空気、日光、清潔、節制、休息、運動、適当な食事、水の使用、神の力に頼ること等である。これは神が自然に与えられた人間の健康を維持する要素である。現代の都会生活においては、これらの要素を欠く場合が多いので特に注意する必要がある。』

●EGホワイトの具体的指導

　『EGホワイトは、これらの点について具体的な指導を与えている。たとえば、正しい姿勢をとることの必要を説き、それが知的、霊的な美徳―気品、落ち着き、勇気、独立心等―を養う助けになり、また正しい呼吸、発声のためにも役に立つ。日光、生活、通風についてもよい習慣をつけなければならない。運動の必要は一般にも認められてきて、朝ジョギングをする人も増えているが、からだを動かして適当な労働をすることも有効である。食事は健康に大きな関係があり、はじめ人間に与えられた食物は、植物性のものであった。ノアの洪水のあと肉食が許されたが、健康上よくないものは除外された（レビ11章参照）。しかし終末時代になると、動物の病気も増加し、資料の関係もあり、肉食は安全ではなくなったことが、預言の霊を通して示された。それはもう100年以上まえのことであるが、今日われわれはそれが事実であることを否定することはできない。』

●有吉佐和子著『複合汚染』（下）

一部抜粋・・・食肉処理場での検査の話が書いてある・・・
『
「あのォ、こんな立派な胃潰瘍でも、豚の肉の方は検査を通過するんですか」

「そうです。内臓の方は一部廃棄しますが、食肉の方は、枝肉として等級検査をやるんです」

「あのォ、胃がんや肺がんは・・・・」

「ありますよ。おい、さっきの、あれ肺がんだったろう。もっと下の方だよ、それだ、それだ」


胃がんも肺がんも、直腸がんも、内臓は病気の部分を「一部廃棄」するだけであった。屠場に運ばれる豚や牛の６５％から７５％が一部分だけ廃棄されている。どんな重症のガンや潰瘍があっても。

　百匹のブタなら、その中の65匹のブタが胃潰瘍や、膿瘍などの内臓疾患にかかっていることを知り、現実にぽっかり穴の開いた小さな胃袋などを見てしまうと、前には目になかった牛肉も豚肉も、とても食べる気が起きない。困ったなあ、嫌だなあ、病気のブタなんて、肺がんの牛なんて、私は食べたくないと思うけど、揚げたてのトンカツに向かって、「あなた、胃潰瘍でしたか？」と訊いても答えてくれないのである。』（「複合汚染」下161ページ）


●栄養学教授の見解

『米国コーネル大学栄養学教授、C・M・マッケイ博士は、EGホワイトの栄養学及び健康一般についての結論は、現代の進歩した栄養学から見てもまったく正しいと言った。』


●精神的な病気について

『昔は病気が悪霊などのために起こると考えた。バクテリアが発見されてからは、病気の原因はバクテリアと考えられるようになった。しかしその後、精神状態もからだの健康に大きな影響があることがわかり、精神身体医学という新しい分野も開けてきた。
　しかし聖書は今から3000年近く前に、心がからだに大きな影響を与えることを述べていた。』

★心の楽しみはよい薬である、たましいの憂いは骨を枯らす。（箴言17：22）

★ここちよい言葉は蜂蜜のように、
魂に甘く、からだを健やかにする。（同16：24）


『EGホワイトも人間の病気の多くが精神的な原因をもっていると指摘している。したがって、神に頼ることにより精神の安定を得て、希望や喜びがわいてくると、健康にもよい影響を及ぼすことは考えられることである。』

●調査

★アメリカ、メリーランド大学教授、ジェームズ・リンチ博士は、25歳から34歳までの婦人を調査して、「未亡人が心臓病で死ぬ確立は、同年代の主婦の5倍である」といい、肺がん、脳卒中、肝硬変、肺結核などについても同じような傾向があることを指摘し、精神状態は健康に及ぼす影響を示唆している。

★ジョンズ・ホプキンス大学では、アメリカで毎週一回教会に出席している人々と、そうでない人々でとの健康調査をした結果、教会に出席している人々は、そうでない人々でよりはるかに健康状態がよいことを発見した。

アーメン！！