ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

六命+一揆 営業日誌コミュの《Melntese》13日目

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【Eno.1149 九】

鬱蒼とした森の中を少女が二人、全力で走っている。
薄紅色の髪を振り乱して走る少女の後をあわあわ必死についていく少女。
その横を黒猫っぽい何かが蝙蝠のような羽を忙しなく羽ばたかせている。

その数メートル後ろには大きな白い虎。

彼らは、つまり、逃げている。


「誰っ・・・だよ、森行きたいなんつったのわああああ」
「イ、イチジク!イチジク!」
「虎がいるとか聞いてねぇぞー!ばかっぱち!!」
「そん・・・しらっ・・・!」

全速力で走りながらも九は罵るのを忘れない。

「でこっぱち!はぁはぁ、こういう時くらい、役に立て!」
「?!」
「おとり!」

ねこっぱちの速度が急に上がって先頭を飛ぶ。

「ろくでなし!逆だろ!」

走っている。
走っている。
走っている。
:
:
:

「も、もぅ・・・オレは駄目だ・・・!!」
「えぇーっ!ちょっ!」


九は勢いよく倒れこむ。
肩で息をついて這いつくばる。

「・・・無理・・・もうはしれn・・・」
「何言ってんの!ボク、イチジクのこと、今は運べないんだから!早くしないと追手が・・・・・・あれ?」
「・・・・・・?」

きょろきょろするねこっぱちに、九が顔を上げる。


「・・・・あれ?」



いつの間にか鬱蒼とした森を抜けて花々が咲き誇る庭園にいた。


「森抜けちゃったねぇ・・・」

拍子抜けしたように、ねこっぱちもへたりこむ。

「助かったのか・・・・・・?」
「かなぁ・・・」
「・・・けっきょく、またここかよ・・・」
「まぁ、虎のおなかの中よりかはマシなんじゃ・・・」
「さすがにこんなところまで追ってこないか。」
「大丈夫じゃないk・・・」

がさがさっ。
その時、近くの植え込みから音がした。

「ひっ!」
「ふにゃ!」

びくりと体を震わせた九と、九の頭に飛びついたねこっぱち。


そして、植え込みから−−−


「・・・・あれ、誰、このイケメン・・・・・・?」

コメント(1)

【Eno.1148 ねこっぱち】

「うわあああああ」

森で絶叫がこだまする。

「向こうはすでに臨戦態勢じゃねえかぁぁぁああああ!」
「ボクたちまだなにもしてないのにーーーー!!!」
「のんびり眺めてる場合じゃなかったあああああ!!!」
「スフィアどこーーーー」
「あっちにいる!!!オマエも逃げろーーーー!!!」

インプ「こんなのどうですぅ?」
「きゃあ」
歩行温泉「ほっかほかだよー!!」
「けっこうです!!」
ホワイトタイガー「この魔爪は万物のあらゆる熱を奪い尽くす。」
「そんなに自信があるならさっきのほかほかでも相手にしてたらどうだーー!!」

「誰っ・・・だよ、森行きたいなんつったのわああああ」
「イ、イチジク!イチジク!」
「虎がいるとか聞いてねぇぞー!ばかっぱち!!」
「そん・・・しらっ・・・!」

敵の攻撃をかわしつつ、くらいつつ、とにかく逃げる。
行き先なんかわからない。とにかく逃げる。
逃げて逃げて逃げて、
「も、もぅ・・・オレは駄目だ・・・!!」
「えぇーっ!ちょっ!」

九は勢いよく倒れこむ。
肩で息をついて這いつくばる。

「・・・無理・・・もうはしれn・・・」
「何言ってんの!ボク、イチジクのこと、今は運べないんだから!早くしないと追手が・・・・・・あれ?」
「・・・・・・?」

きょろきょろするねこっぱちに、九が顔を上げる。

「・・・・あれ?」


いつの間にか鬱蒼とした森を抜けて花々が咲き誇る庭園にいた。

「森抜けちゃったねぇ・・・」

拍子抜けしたように、ねこっぱちもへたりこむ。

「助かったのか・・・・・・?」
「かなぁ・・・」
「・・・けっきょく、またここかよ・・・」
「まぁ、虎のおなかの中よりかはマシなんじゃ・・・」
「さすがにこんなところまで追ってこないか。」
「大丈夫じゃないk・・・」

がさがさっ。
その時、近くの植え込みから音がした。

「ひっ!」
「ふにゃ!」

びくりと体を震わせた九と、九の頭に飛びついたねこっぱち。

そして、植え込みから−−−

「・・・・あれ、誰、このイケメン・・・・・・?」
「イケメンはともかく、なんか、いっぱいいるんだけど……。敵だよね?
エリカとアニマにナナにサクラ、みゆきもいる……。もしかして襲われてる……?」

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

六命+一揆 営業日誌 更新情報

六命+一揆 営業日誌のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。