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アイルトン・セナ・ダ・シルバコミュの2008年F1第6戦モナコGP

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開催日程

日付 時間 プログラム
5/22(木) 17:00〜18:30 フリー走行1
21:00〜22:30 フリー走行2
5/24(土) 18:00〜19:00 フリー走行3
21:00〜 公式予選
5/25(日) 21:00〜 決勝

コース概要

コース名 モンテカルロ市街地コース
全長 3.340km×78周=260.520km
予選レコード 1'13.532 K.ライッコネン(マクラーレン・メルセデス)2006年
ラップレコード 1'14.439 M.シューマッハ(フェラーリ)2004年
07年優勝 F.アロンソ(マクラーレン・メルセデス) 1:40'29.329
07年ポールポジション F.アロンソ(マクラーレン・メルセデス) 1'15.726
07年ファステストラップ F.アロンソ(マクラーレン・メルセデス) 1'15.284(44lap)

コース紹介 インディ500、ル・マン24時間レースと並ぶ世界3大レースに数えられるF1モナコGPは、コートダジュールの海岸沿いをガードレールをかすめて走り抜けるモンテカルロ市街地コースを舞台に行なわれる。勝者を選ぶ“ドライバーズ・サーキット”として名高く、故アイルトン・セナが史上最多の6勝を挙げている。

コメント(26)

『モンテカルロ市街地コース見どころ』優勝候補のマクラーレン、2000年以降の勝率は5割


昨年のモナコGPを制したF.アロンソ(写真中央)。レース後、チームメイトのL.ハミルトン(左)が批判めいた発言をしたことから、F.アロンソとの間に確執が生じていった。今年、L.ハミルトンはマクラーレンのエースとしてモナコ初制覇を狙っている(C)RED BULL GmbH 2007

さらに全18戦中、平均速度が遅いことからもわかるように、モナコのコースレイアウトは狭く曲がりくねっている。洗練されたエアロダイナミクスを生かすほどの高速コーナーはなく、マシンの性能差よりもドライバーの腕の差が速さに直結するグランプリでもある。それゆえ、モナコはドライバーズ・サーキットと呼ばれ、「モナコの1勝はほかのグランプリでの3勝分の価値がある」と、ドライバーたちのハートを熱くする。

そのモナコで最多勝となる6勝を挙げ「モナコ・マイスター」と呼ばれていたのがアイルトン・セナである。セナの手によってモナコで操られたF1マシンは、速いだけでなく美しかった。6勝の中には、ナイジェル・マンセルと演じた92年の激闘も含まれ、強いだけでなく、世界中の多くのファンに感動を与えたヒーローだった。

このように狭く曲がりくねったモナコでは、レースが想定外の展開に発展することが少なくない。82年のモナコGPはファイナルラップでガス欠などのハプニングが続出し、勝者のリカルド・パトレーゼですら、自分が勝利したことを把握するのに時間がかかるほどの大波乱だった。84年のウェットレースではセナがトップのアラン・プロストをオーバーテイクした瞬間に赤旗が出され、後味が悪いレースとなった。そのセナがトップを快走中に単独事故を起こして、プロストに勝利を献上したのが88年。事故の後、セナはガレージに戻ることなく、自宅であるコース脇のマンションへ帰ってしまったというエピソードは有名である。

その後、モナコはミハエル・シューマッハという新しいモナコ・マイスターの手によって統治される時代がしばらく続く。しかし、21世紀に入ると、モナコは再び戦国時代に突入する。その中でももっとも荒れたのが04年だ。セーフティカーが何度も出動する展開の中で、歓喜のF1初勝利を飾ったのがヤルノ・トゥルーリだった。

その後、モナコはキミ・ライッコネン、フェルナンド・アロンソという2人のチャンピオンによって制覇されている。特に2000年、2002年(ともにデビッド・クルサード)、2005年(ライッコネン)、2007年(アロンソ)と2000年以降8回の開催で4度もモナコを制しているマクラーレンの強さが際だっている。

今シーズン、ヨーロッパラウンドに入ってから、スペイン、トルコと中高速サーキットで2連勝しているフェラーリのスピードを、最大のライバルであるマクラーレンが阻止することができるか。あるいは昨年弱点だった低速コーナーでの回頭性の悪さと縁石での挙動の不安定さを、ホイールベースを短くした『F2008』を持ち込んだフェラーリが克服するのか。今年のモナコGPは、チャンピオンシップ争い序盤の天王山の様相を呈している。
フリー走行1 2008年5月22日更新(日本時間)

No/ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度(km/h)

1 1 K.ライッコネン スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'15.948 26 158.318
2 22 L.ハミルトン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'16.216 27 157.762
3 23 H.コバライネン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'16.248 28 157.695
4 2 F.マッサ スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'16.292 26 157.604
5 7 N.ロズベルグ AT&Tウィリアムズ 1'16.653 27 156.862
6 4 R.クビサ BMWザウバーF1チーム 1'16.834 23 156.493
7 5 F.アロンソ INGルノーF1チーム 1'17.498 25 155.152
8 17 R.バリチェッロ HondaレーシングF1チーム 1'17.511 26 155.126
9 10 M.ウェーバー レッドブル・レーシング 1'17.798 23 154.554
10 21 G.フィジケラ フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'17.835 26 154.480
11 12 T.グロック パナソニック・トヨタ・レーシング 1'17.942 26 154.268
12 16 J.バトン HondaレーシングF1チーム 1'18.153 26 153.852
13 14 S.ブルデー スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'18.245 30 153.671
14 3 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1チーム 1'18.263 13 153.635
15 8 中嶋一貴 AT&Tウィリアムズ 1'18.274 28 153.614
16 11 J.トゥルーリ パナソニック・トヨタ・レーシング 1'18.360 16 153.445
17 20 A.スーティル フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'18.360 25 153.445
18 6 N.ピケJr. INGルノーF1チーム 1'18.955 32 152.289
19 15 S.ベッテル スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'19.176 35 151.864
20 9 D.クルサード レッドブル・レーシング 0'00.000 3 0.000
F1モナコGP開幕! フリー走行1のトップはフェラーリ!

今季第6戦のモナコGPが、現地時間(以下、現地時間)22日、モナコ公国のモンテカルロ市街地コース(1周3.340km)で開幕した。インディ500、ル・マン24時間レースと並び世界3大レースに挙げられるF1モナコGPの初日、午前10時(日本時間:午後5時)から行なわれたフリー走行1(1時間半)を制したのは、フェラーリのキミ・ライッコネンだった。

モンテカルロは気温19℃、路面温度19℃のドライコンディション。

セッション半ば、排水溝のフタが緩んでいたため、15分以上に渡って赤旗中断となる場面もあった。フェラーリのK.ライッコネンは、唯一の1分15秒台となる1’15.948のトップタイムをマーク。2番手ルイス・ハミルトン、3番手ヘイッキ・コバライネンとマクラーレン・メルセデス勢が続き、フェラーリのフェリペ・マッサは4番手。L.ハミルトンからF.マッサまでの3台は0.1秒内の僅差に並んでいる。

日本勢でのトップは、8番手に入ったHondaのルーベンス・バリチェッロ。以降は、トヨタのティモ・グロック11番手、Hondaのジェンソン・バトン12番手、ウィリアムズの中嶋一貴15番手で、トヨタのヤルノ・トゥルーリはマシントラブルでセッション終盤にマシンを降りたものの、16番手タイムを残している。また、マシントラブルに見舞われたレッドブルのデビッド・クルサードはタイム計測を行なっていない。

この後、2時間半のインターバルを挟んで午後2時(日本時間:午後9時)より、初日の最終セッション、フリー走行2(1時間半)が行なわれる。注目の決勝レースは25日、午後2時(日本時間:午後9時)より、78周で争われる。
『セッションレポート:フリー走行1』伝統の一戦モナコGPは、フェラーリトップでスタート


世界3大レースの1つに挙げられる伝統のモナコGPが開幕。フェラーリのK.ライッコネンがフリー走行1を制している(REUTERS/Stefano Rellandini)(ISM)

5月22日(木)

晴れ/ドライコンディション

モナコGP初日、フリー走行1開始時のモンテカルロは気温19℃、路面温度フリー走行19℃のドライコンディション。

フェラーリ以外の全マシンがインスタレーションラップを行なった後は、しばらく動きがない。セッションがスタートして15分に差し掛かり、ニューマシン『STR3』を投入したトーロ・ロッソの2台からタイム計測を行なっていく。1分22秒台でセバスチャン・ブルデー、セバスチャン・ベッテルと並び、ここでウィリアムズもコースイン。ニコ・ロズベルグが1’19.490でトップに立つと、1’18.040まで自己ベストを更新。フェラーリ勢を含め各マシンも続々とタイムアタックを開始する。

その中でマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、1’17.593と1分17秒台を叩き出しトップに立つ。フェラーリ勢もフェリペ・マッサが1’17.597で2番手、キミ・ライッコネンが1’17.837で3番手と、1分17秒台でL.ハミルトンに続く。さらにK.ライッコネンは1分16秒台に入れ、1’16.823のトップタイムをマークするが、L.ハミルトンがすかさず1’16.612でトップを奪還。また、ルノーのフェルナンド・アロンソは1’17.629で4番手につける。ここでレッドブルのデビッド・クルサードにはマシントラブルが発生。タイムを残せないままマシンを降りた。トップのL.ハミルトン、2番手K.ライッコネンのみが1分16秒台、3番手F.マッサから7番手マクラーレンのヘイッキ・コバライネンまでが1分17秒台をマークし、セッションは後半へ。

現地時間(以下、現地時間)10時53分、赤旗中断。排水溝のフタが緩んでいたことが原因で、修復の後、11時9分にセッションが再開。トラブルに見舞われたD.クルサード以外の全マシンがコースに向かう。トヨタのヤルノ・トゥルーリ、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドは相次いでスローダウン。両者タイムは残しているものの、チェッカーを受けずにセッションを終える。BMWザウバーのロバート・クビサは1’16.834で3番手に浮上。ここから上位勢が次々にタイムを縮め、L.ハミルトンは1’16.216までトップタイムを更新する。しかしK.ライッコネンが1’15.948と1分15秒台を叩き出し暫定トップに躍り出る。F.マッサも1’16.292で3番手に復帰。このタイムを、H.コバライネンが1’16.248で上回っていく。さらにウィリアムズのN.ロズベルグは、1’16.653をマークし5番手に飛び込む。

L.ハミルトンはセクター1を最速で駆け抜けるもK.ライッコネンのタイムには届かず、K.ライッコネンがトップを守りセッションが終わった。2番手L.ハミルトン、3番手H.コバライネン、4番手F.マッサの3台は、0.1秒内に並んでいる。

日本勢は、Hondaのルーベンス・バリチェッロが8番手につけ、トヨタのティモ・グロックは11番手、Hondaのジェンソン・バトン12番手、ウィリアムズの中嶋一貴15番手、セッション終盤にマシンを止めたトヨタのJ.トゥルーリは16番手タイムとなった。
フリー走行2 2008年5月22日更新(日本時間)

No/ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度(km/h)

1 22 L.ハミルトン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'15.140 40 160.021
2 7 N.ロズベルグ AT&Tウィリアムズ 1'15.533 39 159.188
3 1 K.ライッコネン スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'15.572 42 159.106
4 2 F.マッサ スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'15.869 37 158.483
5 23 H.コバライネン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'15.881 39 158.458
6 4 R.クビサ BMWザウバーF1チーム 1'16.296 34 157.596
7 5 F.アロンソ INGルノーF1チーム 1'16.310 27 157.567
8 16 J.バトン HondaレーシングF1チーム 1'16.351 45 157.483
9 8 中嶋一貴 AT&Tウィリアムズ 1'16.372 40 157.439
10 17 R.バリチェッロ HondaレーシングF1チーム 1'16.418 32 157.345
11 3 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1チーム 1'16.426 44 157.328
12 12 T.グロック パナソニック・トヨタ・レーシング 1'16.688 46 156.791
13 10 M.ウェーバー レッドブル・レーシング 1'17.094 39 155.965
14 9 D.クルサード レッドブル・レーシング 1'17.131 39 155.890
15 6 N.ピケJr. INGルノーF1チーム 1'17.246 35 155.658
16 21 G.フィジケラ フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'17.251 33 155.648
17 11 J.トゥルーリ パナソニック・トヨタ・レーシング 1'17.379 28 155.390
18 14 S.ブルデー スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'17.581 38 154.986
19 20 A.スーティル フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'18.176 31 153.806
20 15 S.ベッテル スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'18.225 38 153.710
F1モナコGP開幕! フリー走行2はマクラーレンがトップ!

今季第6戦のモナコGPは、モナコ公国のモンテカルロ市街地コース(1周3.340km)で、現地時間(以下、現地時間)22日に開幕した。午後2時(日本時間:午後9時)よりフリー走行2(1時間半)が行なわれ、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録している。

週末は雨との予報もあるが、初日は晴れのモンテカルロ。気温20℃、路面温度が37℃のドライコンディション。

セッション終盤、ルノーのフェルナンド・アロンソが接触でリアウィングを破損し、破片が飛び散ったため3分間の赤旗中断となる。最終的にL.ハミルトンがソフト側のタイヤで1’15.140をマークし、タイムシートのトップに名を刻んだ。ウィリアムズのニコ・ロズベルグが2番手、フェラーリのキミ・ライッコネン3番手、同じくフェラーリのフェリペ・マッサ4番手、マクラーレンのヘイッキ・コバライネン5番手と続いている。この上位5台が1分15秒台に入れた。

日本勢は、Hondaのジェンソン・バトンの8番手が最上位で、ウィリアムズの中嶋一貴9番手、Hondaのルーベンス・バリチェッロ10番手で3台が上位10台以内で並んでいる。トヨタのティモ・グロックは12番手、ヤルノ・トゥルーリは17番手で初日を終えた。

なお、モナコGPの決勝レースは、5月25日の午後2時(日本時間:午後9時)より78周で争われる。
『セッションレポート:フリー走行2』マクラーレンが最速、ウィリアムズも健闘


モナコGPのフリー走行2、トップタイムを記録したのはマクラーレンのL.ハミルトンだった(REUTERS/Pascal Deschamps)(ISM)

5月22日(木)

晴れ/ドライコンディション

モナコGPのフリー走行2、モンテカルロは気温20℃、路面温度が37℃のドライコンディション。

セッション序盤、ウィリアムズのニコ・ロズベルグが1’17.638でトップに立つ。さらにフェラーリ、マクラーレン・メルセデスもコースイン。マクラーレンのルイス・ハミルトンが1’16.283と1分16秒台を叩き出しタイムシートのトップに名を刻む。フェラーリのキミ・ライッコネンは1’16.330でL.ハミルトンに0.047秒差まで迫り、フェリペ・マッサが1’16.362で3番手に続く。K.ライッコネンはさらに全体のベストでセクター2を通過するが、路面に障害物が転がっていたこともあり、タイムを更新せずにピットに戻る。障害物は、チームメイトのF.マッサが接触して壊したポールだった。イエローフラッグが提示されるも、すぐに解除されコースはグリーンに。

昨年のモナコGPを制したルノーのフェルナンド・アロンソが健闘を見せ、1’16.467で4番手につけると、さらに1’16.310で2番手に浮上。再度コースに出たL.ハミルトンは、トップタイムを1’15.688と1分15秒台まで更新する。フェラーリ勢もタイムを縮め、F.マッサが1’15.879で2番手、K.ライッコネンが1’16.228で3番手に続く。K.ライッコネンも1’15.978と1分15秒台に入れ、さらにソフト側のタイヤでアタックを開始したN.ロズベルグが、1’15.533でトップを奪還。ウィリアムズの中嶋一貴もソフト側のタイヤでコースに出ると、1’16.687で8番手に。上位4台が1分15秒台、5番手F.アロンソから10番手BMWザウバーのニック・ハイドフェルドまでが1分16秒台となる。

L.ハミルトンもソフト側のタイヤを装着、全セクターを最速で駆け抜け1’15.140とトップに返り咲く。現地時間(以下、現地時間)15時5分、ルノーのF.アロンソがタイヤバリアに接触しリアウィングを破損。破片が飛び散り、フリー走行1に続き赤旗中断となる。3分後、すぐにセッションが再開。ここからフェラーリの2台もソフト側のタイヤで周回を重ね、K.ライッコネンが1’15.572で3番手に順位を上げる。その後大きな順位の変動はないままチェッカーが振られ、L.ハミルトンがフリー走行2のトップに立った。2番手は好調さの目立ったウィリアムズのN.ロズベルグで、3番手K.ライッコネン、4番手F.マッサのフェラーリ勢に、ヘイッキ・コバライネンが5番手で続いている。

日本勢は8番手Hondaのジェンソン・バトン、9番手ウィリアムズの中嶋、10番手Hondaのルーベンス・バリチェッロと3台が上位10台に入り、トヨタはティモ・グロック12番手、ヤルノ・トゥルーリが17番手だった。
『モナコ初日コメント』フェラーリ

K.ライッコネン(3番手:1’15.572)

「普通のフリー走行の1日だったと言いたいね。かなり順調だったよ。特にユーズドタイヤを履いた午前中はね。でも2回目のセッションでニュータイヤを履いてタイムを出すのにちょっと苦労したよ。どうやって改善するかを理解するために、これからデータを注意深く調べなければ。そのための時間はたっぷりあるから、僕は特に心配していないよ。少なくとも今の時点ではね。ウェットレース? そうなれば状況は複雑になるだろうけど、それは誰にとっても同じだよ」

F.マッサ(4番手:1’15.869)

「ここでは僕たちのライバルは、とても手強い。燃料搭載量が未知の要素だとしてもね。僕はソフト側のタイヤでいいラップを走れなかったけど、ハード側を履いているときは好調だったよ。落ち着いて状況を検討し、すべての細かなデータを正しく理解しないといけない。去年の同じ時期と今日を比べれば、僕たちは一歩前進したと思うよ。過去と比較してマシンのセッティングを変更したし、この選択の利点がこれから見られるといいね」

『モナコ初日コメント』BMWザウバー

N.ハイドフェルド(11番手:1’16.426)

「フリー走行1でエンジンがパワーを失っているのに気づいて、それからは止めるのにいい場所を探していたんだ。もちろんそのトラブルのために走行時間とデータが減ってしまったけど、それでもフリー走行2に向けて、マシンにいくつか変更を施すことができた。全般的な改善だよ。ここはモナコだということを考えれば、僕のマシンはすごくドライブしやすいと言えるだろうね」

R.クビサ(6番手:1’16.296)

「今日は2回のフリー走行ともまずまずの出来だった。とても忙しい木曜日で、たくさんの周回数を走り込んだよ。今は土曜に向けて、マシンをどのくらい改善できるか見極めないといけないね」

『モナコ初日コメント』ルノー

F.アロンソ(7番手:1’16.310)

「全体的に2つのセッションは順調だった。今日の午前中コースはとても汚れていたけど、僕たちはプログラム通りにいい進歩を遂げたし、マシンは僕たちが加えた変更にいい反応をしていた。ロングランではペースに乗っていたと思うけど、これからシングルラップのパフォーマンスを改善しなければならない。予選がすごく重要だからね。それが僕たちが努力して取り組んでいくところなんだ」

N.ピケJr.(15番手:1’17.246)

「モナコは難しいサーキットだから、コースを学ぶことと慣れることに1日を費やしたよ。いくつか異なるセットアップを評価できたけど、まだ僕は少しスピードが足りないし、完全にはマシンに満足できない感じだったんだ。エンジニアと一緒に土曜日までにある程度進歩できればいいね。そうすれば最後のフリー走行のセッションを最大限に活かせるだろう。それから、落ち着いて予選に取り組む必要があるんだ。ほかのどこよりもここではそれが特に重要だからね」

『モナコ初日コメント』ウィリアムズ

N.ロズベルグ(2番手:1’15.533)

「まず最初に、ここでまたドライブできて本当にすばらしいよ。だってとにかく楽しいコースだからね。今週末を楽しみにしていたんだ。ここではマシンがいいだろうと思っていたし、そして今はセットアップもうまい具合になったみたいだ。僕は1日中順調で、マシンに乗っていて快適だった。それに、かなり強くプッシュすることもできたから、この調子で予選でもいい仕事を続けて、その後はいいレースをしたい。今日は2、3の異なるセットアップに取り組んだよ。最適なセットアップにしてセッションを終えることはできなかったけど、僕たちはどの方向へ進むべきかわかっているし、まだ伸びしろがある。だからこの状況にかなり満足しているんだ」

中嶋一貴(9番手:1’16.372)

「僕にとっては楽な1日ではなかったよ。でも、マシンを理解するにつれていくつか改善を遂げることができたと思う。そして僕も次第にこのコースに慣れていったしね。明日は1日フリーだから、今日のデータに目を通す時間がたっぷりある。そのことが予選に向けた準備の手助けになるだろう」
モナコ初日コメント』レッドブル

D.クルサード(14番手:1’17.131)

「今日の午前中は、スロットルアクチュエーターのトラブルでコースに出る時間をロスしてしまった。走行時間を失うことは決していいことじゃないし、特にここモナコではね」

M.ウェーバー(13番手:1’17.094)

「すべてのプログラムをやり遂げた。でも、僕たちはドライの予選とドライのレースを想定しているので、まだやるべき作業はあるよ」

『モナコ初日コメント』トヨタ

J.トゥルーリ(17番手:1’17.379)

「今日は僕にとっては大変な1日だった。午前中にミスをしてしまい、トンネルに向かう途中で壁に接触してしまった。それによりリアサスペンションが壊れてしまったため、僕は何周か走行のチャンスを逃してしまった。次に、午後に入ってからフロア部分に問題が発生したため直さなくてはならず、僕はさらに多くの走行時間を失ってしまった。そういうわけで、今はまだ多くの結論を導き出すのは難しいよ。ここモナコではいろんなことが起きるから、予測を立てるのは困難だね。週末は濡れたコースになりそうだから、状況はさらに厳しいものになるだろう。モナコには変動要素がたくさんあり、それゆえにほかにはないレースの場になっている。ここの雰囲気はいつも特別だね」

T.グロック(12番手:1’16.688)

「フォーミュラ1のマシンでモナコを乗り回すのは、興味深い経験だったよ。ここのようなコースはほかにはないから、モナコGPは特別なイベントだし、このサーキットは運転するのがおもしろい。モナコのコースではとても忙しくて、することが多くあるよ。今までのところ、マシンには満足している。けれどもっと速いマシンにするために、僕たちはまだいくつか改良する必要がある。マシンの性能を最大限に活かすためには自分にはもっと経験が必要だけれど、好調なスタートだと思っているよ。全体的に見て、今日はダメージもなく、すべてのプログラムをやり遂げることができたから、いい公式練習になった。今は、週末によりよい結果を出すために強くプッシュしていきたい」

『モナコ初日コメント』トーロ・ロッソ

S.ブルデー(18番手:1’17.581)

「今朝目覚めたとき、『やった、やっとF1マシンでモナコが走れる!』と思った。今日は新車を学ぶことがすべてだった。この難しいコースを新車で走るのが大変なのはわかっていた。今日は重い燃料で走っていたので、ラップタイムからは何も読み取れない。まだ、望むようなポジションにはいないが、みんなが考えているほど後ろの方ではないと思う。とは言っても、もう少しいい状態を期待していたので、土曜日と日曜日はおもしろくなる。少しグリップが弱いみたいだ。最大限にダウンフォースを高くしたセットアップだが、少しダウンフォースが足りないのかもしれない。トップスピードにもそれが表れている。でも、ここでの過去の経験が役立ち、午前中のセッションでもかなり早くリズムに乗ることができた」

S.ベッテル(20番手:1’18.225)

「レースの週末の最初の2セッションとしては最高ではなかった。今回、初めて新車で戦うレースなので、何が起きるかわからないとは思っていたが、大変だったよ。好きだと思っていたサーキットでクルマと奮闘することになった。ストリートサーキットは嫌いじゃない。むしろその逆だ。正しい方向性が見つからずに苦しんだが、2回目のセッションの終わりには一歩前進していた。でも、まだ十分とは言えない」
『モナコ初日コメント』Honda

J.バトン(8番手:1’16.351)

「モナコに戻ってきて初日のコースに出て行くのは、いつだってすごく興奮する。2つのセッションはよかった。はじめからバランスは満足がいくもので、特にハード側がよかった。午後にはロングランに取り組み、バランスをつかめて、いくつか進展できた。2回のセッションを通して、多くの貴重な情報を得ている。しかし、いつもどおり、やることはまだあり、僕らはまだ期待するポジションションまで来ていない。土曜に行なわれる予選まで、エンジニアと作業する時間はたくさんある。土曜の予選ではいい位置につけられる自信があるし、天候がどのように変わっても、対応できると思う」

R.バリチェッロ(10番手:1’16.418)

「ここのコースコンディションはセッションを通してかなりよくなっていくので、僕らのプログラムはマシンセッティングに集中した。僕らはすばらしい仕事をし、午後にはコンペティティブなマシンになった。今日の成果には満足だ。いつものことだが、みんなが、異なったセッティングや燃料で走行を行なっているため、まだ他チームと比較し、どの位置にいるかわからない。モナコは誰にもチャンスがあるレースで、特に、予選が重要だ。今日の作業から言えば、いい週末になると期待できる。雨の可能性があり、天候は、間違いなく土曜と日曜の走行を左右しそうだ」

『モナコ初日コメント』フォース・インディア

A.スーティル(19番手:1’18.176)

「おもしろいフリー走行だったね。もちろんこのコースは市街地サーキットだから、慣れるのに多少時間がかかるし、それにコースに再びラバーが乗るのにも時間がかかる。全体的にはまあまあだったけど、またマシンに多少のアンダーステアのトラブルが発生して、過去の全レースと同じようなタイヤの状態なんだ。タイヤがうまく機能するようにするのは、とても難しいよ。ロングランはかなり早くて、それにはとても満足している。だけど短い走行ではもうちょっとタイヤを機能させないといけないね。もうちょっと仕事はあるけど、僕たちは週末を通じてかなりの競争力を発揮できると思うよ」

G.フィジケラ(16番手:1’17.251)

「今日については満足だし、土曜日の予選を楽しみにしている。ニュータイヤで走る機会を失った最後のセッションの小さなトラブルを除けば、セットアップとバランスには満足している。コースのあらゆるところで好調だけど、天気が変わってコースコンディションも変わるかもしれないので、週末を通して何が起こるか見守らないといけないね」

『モナコ初日コメント』マクラーレン・メルセデス

L.ハミルトン(トップタイム:1’15.140)

「ただ単に僕はモナコが大好きなんだ。コース上で過ごす一瞬一瞬を楽しんでるよ。マシンはすぐにでもすばらしい感触になって、スタート直後からいいペースを見せることができた。2回のフリー走行セッションを通じてサーキットが改善されて、僕たちはセットアップとタイヤ評価の両方で前進を遂げることができたよ。最初のセッションではひとつのタイヤセットで過ごした。長距離を走る必要があったけど、すごく楽しかった。僕たちは前進し続けるために頑張るよ」

H.コバライネン(5番手:1’15.881)

「モナコGPの週末の幸先いいスタートだ。僕はもっと力が出せる自信があるよ。2回目のセッション終盤にニュータイヤを履いたときには、セットアップを変更してあったんだけど、それは思ったような効果がなかった。それに僕は満足のいくラップを走れなかった。だから、土曜のフリー走行セッションでは改善を続けられる自信があるんだよ。このコースでドライブするのはいつだって最高だ。どんな気分か表現するのはほとんど不可能に近いね。この後のモナコGPが待ちきれないよ」
フリー走行3 2008年5月24日更新(日本時間)

No/ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度(km/h)

1 23 H.コバライネン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'16.567 11 157.038
2 22 L.ハミルトン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'17.084 15 155.985
3 1 K.ライッコネン スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'17.177 21 155.797
4 7 N.ロズベルグ AT&Tウィリアムズ 1'17.503 26 155.142
5 4 R.クビサ BMWザウバーF1チーム 1'17.687 22 154.774
6 2 F.マッサ スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'17.691 26 154.766
7 10 M.ウェーバー レッドブル・レーシング 1'17.856 22 154.438
8 20 A.スーティル フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'17.883 23 154.385
9 8 中嶋一貴 AT&Tウィリアムズ 1'18.147 26 153.863
10 16 J.バトン HondaレーシングF1チーム 1'18.225 27 153.710
11 14 S.ブルデー スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'18.367 16 153.431
12 12 T.グロック パナソニック・トヨタ・レーシング 1'18.424 26 153.320
13 17 R.バリチェッロ HondaレーシングF1チーム 1'18.455 19 153.259
14 6 N.ピケJr. INGルノーF1チーム 1'18.615 25 152.947
15 15 S.ベッテル スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'18.651 29 152.877
16 5 F.アロンソ INGルノーF1チーム 1'18.795 24 152.598
17 11 J.トゥルーリ パナソニック・トヨタ・レーシング 1'18.858 25 152.476
18 3 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1チーム 1'19.024 23 152.156
19 21 G.フィジケラ フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'19.131 10 151.950
20 9 D.クルサード レッドブル・レーシング 1'20.805 17 148.802
F1モナコGP、雨と赤旗中断に見舞われたフリー走行3でマクラーレンがトップ

今季第6戦のモナコGPは、1日の休息日を挟み、現地時間(以下、現地時間)24日、モナコ公国のモンテカルロ市街地コース(1周3.340km)でグランプリ2日目を迎えた。午前11時(日本時間:午後6時)より、公式予選前最後のセッションとなるフリー走行3(1時間)が行なわれ、マクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コバライネンがトップタイムを残している。

フリー走行3スタート時、気温19℃、路面温度20℃、コースはドライとウェットが混在。セッション半ばに雨が降り出し、ウェットコンディションへと変わった。

H.コバライネンは雨が降り出す直前、ソフト側のタイヤで1’16.567をマークしトップに立っている。しかしその直後、プールサイド出口でバランスを崩してガードレールと接触しマシンを降りることとなった。H.コバライネンのマシンを撤去するため赤旗中断となり、この間に雨が本格的に降り出してくる。その後はセッション前半にドライタイヤで出したタイムが更新されることはなく、2番手マクラーレンのルイス・ハミルトン、3番手フェラーリのキミ・ライッコネンでセッションが終わった。フェラーリのフェリペ・マッサは6番手。

日本勢は、ウィリアムズの中嶋一貴が9番手、Hondaのジェンソン・バトン10番手、トヨタのティモ・グロック12番手、Hondaのルーベンス・バリチェッロ13番手、トヨタのヤルノ・トゥルーリ17番手となった。

この後、2時間のインターバルを挟み午後2時(日本時間:午後9時)より公式予選が開始される。翌日、25日に行なわれる決勝レースのスターティンググリッドに注目が集まる。
『セッションレポート:フリー走行3』前半はドライ、後半は雨と波乱のセッション


モナコGPフリー走行3、マクラーレンのH.コバライネンはガードレールと接触し途中でマシンを降りるも、その直前にトップタイムを出していた(REUTERS/Robert Pratta)(ISM)

5月24日(土)

曇り→雨/ハーフウェット→ウェットコンディション

モナコGPフリー走行3のスタート時、15分後の雨が予報されており、気温19℃、路面温度20℃。路面はドライとウェットが混在している。

各マシンがウェットタイヤでのインスタレーションラップを行なった後、フェラーリのフェリペ・マッサからドライタイヤでのタイムアタックを開始。F.マッサはまず1’23.729をマークすると、次々とタイムを縮めトップタイムを1’18.418と1分18秒台に乗せる。チームメイトのキミ・ライッコネン、マクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コバライネンらが1分17秒台でトップタイムを競い合うが、マクラーレンのルイス・ハミルトンが両者のタイムを上回り1’17.084でタイムシートのトップに名を刻む。K.ライッコネンは1’17.177でH.コバライネンをかわし2番手に続く。

ウィリアムズのニコ・ロズベルグが1’17.503で4番手につけ、BMWザウバーのロバート・クビサらも1分17秒台を記録。8番手フォース・インディアのエイドリアン・スーティルまでが1分17秒台で並ぶ。セッション半ば、H.コバライネンはソフト側のタイヤを装着し、1’16.567と1分16秒台を叩き出しトップに復帰。さらに自己ベストを更新しながら駆け抜けるが、プールサイドシケイン出口でバランスを崩しガードレールと接触してしまう。H.コバライネンはコース上にマシンを止め、徒歩でピットへ戻っていく。現地時間(以下、現地時間)11時30分に赤旗が提示され、この間に本格的に雨が降り出す。セッションは11時33分に再開。以降は各マシン、ウェットタイヤで周回を重ねていく。

Hondaのジェンソン・バトン、ウィリアムズのN.ロズベルグらは1分32秒台をマーク。L.ハミルトンは1分30秒台までタイムを縮める。フェラーリ勢も1分27秒台をマークしたが、その間にBMWザウバーのR.クビサ、ルノーのフェルナンド・アロンソらは1分26秒台を残す。

結局、ドライタイヤで出したタイムの順位のままセッションが終わり、H.コバライネンがトップ、2番手L.ハミルトンとマクラーレンがワン・ツー体制を築いた。フェラーリのK.ライッコネンが3番手に続き、F.マッサは6番手。

日本勢はウィリアムズの中嶋一貴が9番手、HondaはJ.バトン10番手、ルーベンス・バリチェッロ13番手で、トヨタはティモ・グロック12番手、ヤルノ・トゥルーリ17番手となっている。
公式予選 2008年5月24日更新(日本時間)

No/ドライバー チーム トータルタイム 周回

1 2 F.マッサ スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'15.787 20
2 1 K.ライッコネン スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 1'15.815 19
3 22 L.ハミルトン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'15.839 20
4 23 H.コバライネン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 1'16.165 25
5 4 R.クビサ BMWザウバーF1チーム 1'16.171 18
6 7 N.ロズベルグ AT&Tウィリアムズ 1'16.548 24
7 5 F.アロンソ INGルノーF1チーム 1'16.852 20
8 11 J.トゥルーリ パナソニック・トヨタ・レーシング 1'17.203 21
9 10 M.ウェーバー レッドブル・レーシング 1'17.343 19
10 9 D.クルサード レッドブル・レーシング 1'15.839 18
11 12 T.グロック パナソニック・トヨタ・レーシング 1'15.907 16
12 16 J.バトン HondaレーシングF1チーム 1'16.101 13
13 3 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1チーム 1'16.455 14
14 8 中嶋一貴 AT&Tウィリアムズ 1'16.479 16
15 17 R.バリチェッロ HondaレーシングF1チーム 1'16.537 12
16 14 S.ブルデー スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'16.806 9
17 6 N.ピケJr. INGルノーF1チーム 1'16.933 8
18 15 S.ベッテル スクーデリア・トーロ・ロッソ 1'16.955 11
19 20 A.スーティル フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'17.225 12
20 21 G.フィジケラ フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム 1'17.823 8
F1モナコGP、フェラーリが今季2度目のフロントロー独占!

2008年F1第6戦のモナコGPは、現地時間(以下、現地時間)22日にモナコ公国のモンテカルロ市街地コース(1周3.340km)で開幕し、2日目の24日、午後2時(日本時間:午後9時)より決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行なわれた。フェラーリのフェリペ・マッサが2戦連続となるポールポジションを獲得、キミ・ライッコネンも2番手に続き、フェラーリが第2戦マレーシアGP以来今季2度目のフロントローを独占した。

雨に見舞われたフリー走行3から2時間経ち、青空が戻った。サーキットは気温21℃、路面温度28℃のドライコンディション。

F.マッサはQ1(1次予選)、Q2(2次予選)もトップで通過し、Q3(最終予選)で1’15.787を叩き出し2戦連続今季3度目、通算12度目のポールポジションを手にしている。K.ライッコネンが0.028秒差で2番手に入り、フェラーリの2台が最前列に並ぶこととなった。フェラーリは3戦連続今季4度目のポール獲得で、モナコGPでは2000年以来8年ぶりのポールポジション、1979年以来29年ぶりのフロントロー独占となった。

2000年以降モナコGP勝率5割を誇るマクラーレン・メルセデス勢が、ルイス・ハミルトン3番手、ヘイッキ・コバライネン4番手と2列目に並んでいる。上位3台は1分15秒台をマークしている。

日本勢では、トヨタのヤルノ・トゥルーリのみがQ3に進み8番手、以降の日本勢はQ1を突破したもののQ3進出は果たせず、トヨタのティモ・グロック11番手、Hondaのジェンソン・バトン12番手、ウィリアムズの中嶋一貴14番手、Hondaのルーベンス・バリチェッロ15番手となっている。

注目の決勝レースは、25日の午後2時(日本時間:午後9時)より行なわれる。
『セッションレポート:公式予選』フェラーリ、モナコGP8年ぶりのポール獲得


モナコGPの予選はF.マッサ(中央)がポール獲得、K.ライッコネン(右)が2番手に続き、フェラーリが29年ぶりにフロントローを独占した(REUTERS/Robert Pratta)(ISM)

5月24日(土)

晴れ/ドライコンディション

モナコGP予選、雨のフリー走行3から一転し晴れ間が広がったサーキットは、気温21℃、路面温度28℃のドライコンディション。

Q1(1次予選)は、まずはマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが1’15.582でトップに立ち、フェラーリ勢、BMWザウバーのロバート・クビサも1分15秒台のタイムを残す。再度コースに出たマクラーレンのヘイッキ・コバライネンは、1’15.295とチームメイトを上回りタイムシートのトップに名を刻む。残り時間が少なくなる中、ウィリアムズの中嶋一貴はソフト側のタイヤで14番手タイムを残す。トヨタのヤルノ・トゥルーリらがQ2(2次予選)進出圏内に飛び込む一方、中嶋は15番手と際どい順位に。しかし、トーロ・ロッソ勢、ルノーのネルソン・ピケJr.らのタイムが伸びず、中嶋は15番手で2戦ぶりのQ2進出を決めた。また、フェラーリのフェリペ・マッサが最後に1’15.190のトップタイムを叩き出しQ1が終わった。このグランプリで200戦目を迎えるフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラ、エイドリアン・スーティル、トーロ・ロッソの2台、ルノーのN.ピケJr.がQ1で脱落している。

Q2は再びF.マッサが1’15.110のトップタイムをマーク。L.ハミルトン、K.ライッコネン、H.コバライネンと続き、上位4台をフェラーリとマクラーレンが占めるが、F.マッサ以降の3台は再度コースに出ていく。L.ハミルトン、H.コバライネンは自己ベストを更新するも、F.マッサには届かない。この間に、ハード側のタイヤでアタックを行なったウィリアムズのニコ・ロズベルグが1’15.287で2番手に飛び込む。チェッカーが振られる中、最後のアタックに臨むトヨタのJ.トゥルーリ、ルノーのフェルナンド・アロンソらがトップ10に入るが、レッドブルのデビッド・クルサードがクラッシュ。外れたリアタイヤがコース上に転がり、セッションの残り時間はゼロになっているものの、イエローフラッグが提示される。以降は順位の変動なく、中嶋、Hondaの2台、トヨタのティモ・グロック、そしてBMWザウバーのニック・ハイドフェルドもQ3(最終予選)進出を果たせなかった。

Q2でクラッシュしたD.クルサードはQ3に出走せず、9台でポールポジションが争われる。1度目のアタックでは、K.ライッコネンが1’16.112でトップに立ち、BMWザウバーのロバート・クビサが1’16.233で続く。各マシン、タイヤ交換を行ない最後のアタックへ。K.ライッコネンは自己ベストを更新し、1’15.815までタイムを縮める。L.ハミルトンは1’15.839とわずかにK.ライッコネンに届かない。その後方から、F.マッサが最速で駆け抜け1’15.787を記録。予選の全セッションでトップに立ち、2戦連続今季3度目、通算12度目となるポールポジションを獲得した。フェラーリは3戦連続今季4度目のポールポジションで、モナコGPでは2000年のミハエル・シューマッハ以来8年ぶりのこととなった。さらにK.ライッコネンが2番手につけ、フェラーリはモナコGPで1979年のジョディ・シェクターとジル・ビルヌーブ以来29年ぶりのフロントロー独占を果たした。2000年以降モナコGP勝率5割を誇るマクラーレン勢は、L.ハミルトン3番手、H.コバライネン4番手と2列目に並んだ。

開幕から6戦連続でQ3まで進んだトヨタのJ.トゥルーリは8番手で、チームメイトのT.グロックが11番手。Hondaはジェンソン・バトン12番手、ルーベンス・バリチェッロ15番手、ウィリアムズの中嶋が14番手となっている。
『モナコ2日目コメント』フェラーリ

K.ライッコネン(2番手:1’15.787)

「もちろんポールの方がよかったし、それを否定するつもりはない。でも2台のフェラーリがほかのみんなより前にいるのは、チームにとってすばらしい結果だね。明日は雨らしいから、レースは宝くじみたいになるかもしれないし、それはつまりオーバーテイクのチャンスが増えるってことだ。ドライでのレースは退屈な行進になる危険性があるからね。全体的にマシンには満足しているよ。最初のアタックラップではタイヤを最大限に活かすのにちょっと苦労して、その結果、Q3(最終予選)の2回目のアタックでは最初のいくつかのコーナーで状況がちょっと厳しくなったのがわかっていた。この週末に入る前はこのコースでの僕たちの真のポテンシャルについて多少の疑問を抱いてたけど、この結果によって僕たちが好調で去年と比較して一歩前進していることがはっきりしたね」

F.マッサ(ポールポジション:1’15.815)

「信じられない! いつも苦しめられていたコースでポールを獲得したよ。今はもうちょっと好きになり始めてるよ…… すばらしいマシンで完璧なラップを走れた。この結果が証明しているよ。もし一生懸命に頑張って、細かい部分にも気を配れば、どこでもやれるってね。アタックラップを終えたら、無線で誰も何も言ってこないんだ。そしたら思いがけずロブ(・スメドレイ、F.マッサのレース・エンジニア)が叫んだんだよ。『すごいぞ、お前がポールだよ!』ってね。僕はインラップを回る間ずっと笑っていたよ。もう笑いが止まらなくてね。これから明日のレースに向けて集中力を保たないといけない。かなり難しいレースになるだろうからね。雨になるかもしれないし、そうなれば一層状況がややこしくなるだろう。先頭でスタートすることは、つまりは最高の条件がそろっているということだ。でも僕たちはすべてを完璧にこなさないといけない。過去数年と比べてこの状況を改善するために、随分とセットアップに取り組んできたけど、その方針が報われたと思う」

『モナコ2日目コメント』BMWザウバー

N.ハイドフェルド(13番手:1’16.455)

「残念ながら、あまり言うことはないよ。僕の予選結果にはガッカリだ。ここモナコでタイヤを十分に早く暖められなかったんだ」

R.クビサ(5番手:1’16.171)

「また僕たちはいいペースがあるところを見せられたね。予選中、僕はどのラップもプッシュしていたし、これが今日僕にできるすべてだった。運悪く最後のアタックラップで、僕の前にルイス・ハミルトンがいたんだ。彼は僕を抑えることをしなかったけど、自分の前に別のマシンがいれば多少のリスクはあるよね。渋滞にぶつからないように、アウトラップでルイスとのギャップを広げようとしたんだ。僕のタイヤは冷えすぎてしまって、アタックラップの第1セクターはかなり遅くなったよ」

『モナコ2日目コメント』ルノー

F.アロンソ(7番手:1’16.852)

「モナコではほかのどこよりも予選がより重要だから、今日の目標はQ3(最終予選)進出を果たすことだった。オーバーテイクするのはとても難しいけど、かなり公平にチャンスのあるレースだと思う。僕たちはチャンピオン争いをしているわけじゃないから、このレースで攻めのアプローチをして、いくつかリスクを冒すことができる。競争の激しいレースになるだろうし、それは確かだよ。あとはただ、天気がどう影響するか様子を見ないといけないね」

N.ピケJr.(17番手:1’16.933)

「すごくガッカリだ。Q1(1次予選)でブレーキにちょっとしたトラブルを抱えてしまい、ペースに乗れなかった。マシンはとても不安定だったけど、フェルナンド(・アロンソ)の方はセッションを通じて次第に改善していったのがわかった。そのことで余計にイライラさせられたよ。グリッド後方からのレースはいつも大変だけど、特にモナコではね。でも明日は全力を尽くすつもりだよ。唯一可能性があるとすれば雨を期待することくらいだけど。そうなれば状況が混乱するだろうからね」
『モナコ2日目コメント』ウィリアムズ

N.ロズベルグ(6番手:1’16.548)

「すごくうれしいよ。僕はマシンの性能を最大限に引き出すことができたし、これはいい結果だ。本当に今日は楽しかったよ。すごくおもしろかったし、限界ギリギリまでプッシュしていったんだ。僕のオンボードカメラの映像を見たらすごく興奮するんじゃないかな。だってアタックラップではすみずみまで本当に攻めていたからね。モナコでの予選はほかのどことも違う。ここで限界まで達することができたなんて最高だ。もし明日雨が降ったらエライことになるだろうね。僕はひたすら慎重に、コースをはみ出さないようにするしかないだろう。いい戦略があるから、いいモナコGPになるはずだよ」

中嶋一貴(14番手:1’16.479)

「僕にとっては難しい予選だったよ。アタックラップ中にトラブルがまとめて発生したんだ。僕はクリーンラップのひとつでいくつかミスしてしまい、脱落するしかなかった。そのことを考え、いかに自分が改善できるか調べなければいけない。今日のニコ(・ロズベルグ)は本当にうまくやったね。彼はかなりいいラップタイムを出したよ。だから僕ももっとうまくやるべきだったと思うんだ。コンディションは午前中のフリー走行と比べてわずかに変わっていたね。予想はレースの決着をつけるものじゃないし、おもしろいことになるかもしれないよ」

『モナコ2日目コメント』レッドブル

D.クルサード(10番手:1’15.839)

「アクシデントが起きたとき、僕は185km/hぐらいで走っていたんだ。それから、かなり強く壁に突っ込んだよ」

M.ウェーバー(9番手:1’17.343)

「なんの問題もないクリアなラップが走れたよ。僕は何度もロックしたけど、1周の中でほかのみんなよりひどいセクターは特になかったよ」

『モナコ2日目コメント』トヨタ

J.トゥルーリ(8番手:1’17.203)

「今日の予選はよかったけれど厳しかった。週末の間ずっと、僕はこのマシンのパッケージから最大限の性能を引き出すのに問題を抱えていた。そして今日の予選の間でさえ、完全にハッピーだったわけではないんだ。ここモナコでは、自信を持てないと限界までプッシュするのは難しい。だから、再び10位以内に入れてうれしいし、決勝レースには大きな期待を持っている。チームとメカニックのみんなに心から感謝したい。彼らは木曜日の公式練習で、僕たちがいくつかの問題を抱えているとき、本当に一生懸命作業をしてくれた。だから彼らにいい予選結果をもたらすことができてよかった」

T.グロック(11番手:1’15.907)

「この週末はうまくいっていたから、今日第3セッション(Q3)進出を逃したのは悔しかった。何が起きたのかわからないんだ。第2セッション(Q2)の1周目で悪くないラップを出したのだけれど、最後のタイヤセットでいい結果が出なかった。ファーストセクターはよかったんだけれど、後半の2つのセクターがうまくまとまらなかった。そして、コンマ1秒未満の差で第3セッション進出を逃してしまった。慰めになるのは、自分には明日、自由な戦略が取れるということだ。天候が依然重要な要素になるかもしれないので、僕たちは前に追いつくためにプッシュしていくつもりだ」

『モナコ2日目コメント』トーロ・ロッソ

S.ブルデー(16番手:1’16.806)

「最初のアタックで僕はマッサに追いついてしまい、2回目は間違いなくうまくいっていたけど、何も変わらなかったんだ。マシンがどうなっているのか読み取るのがとても難しいってことがわかったよ。特にブレーキングで、ひどくホイールがロックしたんだ」

S.ベッテル(18番手:1’16.955)

「最初のラップタイムはかなり期待できそうだった。その後は、プライム(ハード側)タイヤを履いた方がよかった感じだね。オプション(ソフト側)は最初のアタックラップ中にグリップが終わってしまったからね」※新車投入によるギアボックス交換のペナルティで5グリッド降格
『モナコ2日目コメント』Honda

J.バトン(12番手:1’16.101)

「高速コーナーでのアンダーステアを解消するために時間を費やし、この問題は解決し、バランスもよくなった。最後のアタックでは、マシンのフィーリングがよく、セクター1でそれまでのベストタイムを0.2秒くらい縮めることができた。しかし、セクター2に入ったところでクルサードのトラブルによってイエローフラッグが出たため、残念ながらそれ以上タイムを縮めることができなかった。Q2(2次予選)の最後のアタックで、マシンのセットアップがよく、高速コーナーにより合ったフロントエンドになっていたため、最後のセクターではもっとタイムを縮められたと思う。イエローフラッグのため、本当のポテンシャルを出し切ることができなかったのが残念。トップ10に入れなかったことは本当にがっかりだ。それがモナコというものだし、僕らのマシンには前へ出て行けるだけの速さがあるとわかっている。このことが大事なことだ」

R.バリチェッロ(15番手:1’16.537)

「Q2(2次予選)は、僕らにとって本当に残念なセッションだった。不運にも、最初のアタックはトラフィックのせいでうまくいかず、2回目のアタックはイエローフラッグによって妨げられてしまった。マシンにはQ3(最終予選)にいけるだけのパフォーマンスがあっただけに、残念だ。しかし、F1には『たられば』などない。僕は15番手だったため、厳しいレースになるだろう」

『モナコ2日目コメント』フォース・インディア

A.スーティル(19番手:1’17.225)

「最初の数周はかなりいい感じだったけど、その後、第1セクターで2台のマシンをパスしなければいけなかったんだ。実際のところコンマ2秒ぐらいだけだけど、そのポイントからリズムに乗るのは難しいんだ。2周アタックする予定だったけど、渋滞があるかどうかわかりっこないから、燃料を余分に積んでいいラップに入れるように2、3周コースに留まり続けることができたんだ。だけど、まあまあいいこともあったよ。少なくとも僕たちはタイヤの問題を解決し、今はうまくいっているんだ」

G.フィジケラ(20番手:1’17.823)

「残念な予選セッションだったし、実際のところ1日全体がそうだったね。今日の午前中、ギアボックスにトラブルが発生して、交換しなければいけなかったんだ。だから、とにかく僕は5グリッド降格のペナルティを受けるんだ。でもその後、準備ができたのがもう14時05分だったから、3回アタックする時間がなかった。最初のアタックはあまりよくなかったけど、2回目はよかった。でもその後、スイミングプールのちょっと先でバリチェッロがスローダウンしていて僕は後ろにつかえてしまい、アタックラップのチャンスを失ってしまった。すごくガッカリだよ」※ギアボックス交換のペナルティで5グリッド降格

『モナコ2日目コメント』マクラーレン・メルセデス

L.ハミルトン(3番手:1’15.839)

「もちろんポールの方がよかったけど、マシンの感触や自分たちの戦略に関しては満足しているよ。チームは堅実な仕事をやり遂げてくれたし、渋滞に関しては何の問題もなかった。最終予選(Q3)での2回のアタックラップはよかったけど、第2セクターでちょっとタイムロスしてしまった。ターン8の立ち上がりで加速しているときにトラクションが少し足りなかったんだ。そして第3セクターでは最終コーナーでぎりぎりまでブレーキを我慢することができなかった。でも僕たちにはいい戦略があるし、レースにはかなり自信があるよ。明日は何が起きるかわからない。天気予報は雨というから、なおさらだよ」

H.コバライネン(4番手:1’16.165)

「僕は最後の予選アタックで全力を出したから、ほとんど悔いはないね。マシンはいい感じだったから、トップ集団とのわずかな差がどこから来るのかわからない。僕は3つのセッションすべてで、間違ったことはやってないんだ。今日の午前中のアクシデントによるダメージをちゃんと修復してくれたチームに感謝したい。おかげで僕はマシンの性能を何の問題もなく存分に引き出すことができたよ。レースはまた別物だから、僕たちの調子がいいことを願っているよ」
決勝 2008年5月25日更新(日本時間)

No/ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度(km/h) 最高位

1 22 L.ハミルトン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 2:00'42.742 76 126.170 1
2 4 R.クビサ BMWザウバーF1チーム 2:00'45.806 76 126.117 1
3 2 F.マッサ スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 2:00'47.553 76 126.087 1
4 10 M.ウェーバー レッドブル・レーシング 2:01'02.037 76 125.835 4
5 15 S.ベッテル スクーデリア・トーロ・ロッソ 2:01'07.399 76 125.742 5
6 17 R.バリチェッロ HondaレーシングF1チーム 2:01'11.150 76 125.678 6
7 8 中嶋一貴 AT&Tウィリアムズ 2:01'12.922 76 125.647 7
8 23 H.コバライネン ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス 2:01'15.933 76 125.595 8
9 1 K.ライッコネン スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 2:01'16.534 76 125.585 2
10 5 F.アロンソ INGルノーF1チーム 2:01'05.210 75 124.125 4
11 16 J.バトン HondaレーシングF1チーム 2:01'12.175 75 124.006 11
12 12 T.グロック パナソニック・トヨタ・レーシング 2:01'14.066 75 123.974 7
13 11 J.トゥルーリ パナソニック・トヨタ・レーシング 2:01'15.217 75 123.955 6
14 3 N.ハイドフェルド BMWザウバーF1チーム 2:00'55.670 72 119.317 5
15 20 A.スーティル フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム アクシデント 67 123.347 4
16 7 N.ロズベルグ AT&Tウィリアムズ アクシデント 59 124.278 6
17 6 N.ピケJr. INGルノーF1チーム アクシデント 47 120.289 10
18 21 G.フィジケラ フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム ギアボックス 36 118.377 14
19 9 D.クルサード レッドブル・レーシング アクシデント 7 114.443 10
20 14 S.ブルデー スクーデリア・トーロ・ロッソ アクシデント 7 113.980 12
F1モナコGP決勝、マクラーレンが波乱のレースで今季2勝目! 中嶋一貴は日本人初のモナコ入賞

2008年F1第6戦のモナコGPは、現地時間(以下、現地時間)25日、モナコ公国のモンテカルロ市街地コース(1周3.340km)で決勝日を迎えた。午後2時(日本時間:午後9時)より決勝レースが行なわれ、2時間ルールのため76周でチェッカーとなり、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが2時間00分42秒742(平均速度126.170km/h)で、荒れ模様のレースを制した。

スターティンググリッドには変更があった。レッドブルのデビッド・クルサード、トーロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、自身通算200戦目を迎えたフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラはギアボックスを交換したため5番グリッド降格のペナルティを受け、それぞれ15番グリッド、19番グリッド、20番グリッドへ。

予選ではフェラーリに遅れをとったマクラーレンだが、今季初のウェットレース、2度に渡ってセーフティカーが入るなどの波乱を逆に活かしたL.ハミルトンが、開幕戦オーストラリアGP以来5戦ぶり今季2勝目、通算6度目の優勝を飾った。マクラーレンは、モナコGP2連覇を達成している。2番手にはBMWザウバーのロバート・クビサが入り、ポールスタートのフェリペ・マッサは最後のタイヤ交換に手間取ったことが響き3位。フェラーリのキミ・ライッコネンはドライブスルーペナルティー、さらに接触などがあって9位と入賞圏外に終わった。この結果、ドライバーズランキングでもL.ハミルトンが逆転し、『38』でトップに立っている。

続く入賞圏内は、4位レッドブルのマーク・ウェーバー、5位トーロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、6位は2006年最終戦以来の入賞となったHondaのルーベンス・バリチェッロ。そしてウィリアムズの中嶋一貴が7位で今季3度目のポイント獲得、日本人ドライバーとしてモナコGP初入賞を達成し、8位はマクラーレンのヘイッキ・コバライネンとなった。Hondaのジェンソン・バトンは11位、トヨタはティモ・グロック12位、ヤルノ・トゥルーリ13位で完走を果たした。
『セッションレポート:決勝』マクラーレン、モナコGP2連覇


今季初のウェットレースとなったモナコGP。セーフティカーが2度に渡って出動する波乱の中、マクラーレンのL.ハミルトンが優勝し、ドライバーズランキングでもトップに立っている(REUTERS/Stefano Rellandini)(ISM)

5月25日(日)

雨→晴れ/ウェットコンディション→ドライコンディション

モナコGPの決勝は今季初のウェットレースとなった。サーキットは気温20℃、路面温度20℃。

スターティンググリッドには変更があった。レッドブルのデビッド・クルサード、トーロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、自身通算200戦目を迎えたフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラはギアボックスを交換したため5番グリッド降格のペナルティを受け、それぞれ15番グリッド、19番グリッド、20番グリッドへ。

フォーメーションラップが始まるが、4番グリッドについていたマクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コバライネンに異変が起こる。マシンを動かすことができず、スタッフがピットへ押し戻す。H.コバライネンはピットレーンスタートとなり、レッドシグナルが消灯。2番グリッドのキミ・ライッコネン(フェラーリ)は出遅れ、3番グリッドのマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンに先行される。ポールからスタートしたフェラーリのフェリペ・マッサから4番手BMWザウバーのロバート・クビサまでがトップ集団となり、5番手以降に大きなギャップを築く。しかしL.ハミルトンはガードレールとの接触でタイヤを痛め、ピットへ向かい4番手に。8周目、マシンコントロールを失ったレッドブルのデビッド・クルサードがガードレールにクラッシュ。さらにトーロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーがそこに追突し、セーフティカーが入る。

レース再開時点ではフェラーリのワン・ツー状態だったが、K.ライッコネンに対し、スタート3分前までにタイヤを装着しなくてはいけないというレギュレーションの違反が適用され、ドライブスルーペナルティーが科される。2番手だったK.ライッコネンは、4番手でコースに復帰。トップのF.マッサ、2番手に順位を上げたBMWザウバーのR.クビサはそれぞれファステストラップを更新しながら後方とのギャップを広げていく。しかし16周目、F.マッサが1コーナーでオーバーラン。この隙にR.クビサがトップに立つ。しかし、R.クビサはF.マッサよりも先にピットストップを行なったため、トップは再びF.マッサとなる。雨が止み、路面上に徐々にラインが見えてくる。雨の予報が出る中、まずルノーがドライタイヤに変更。数周はフェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケJr.もマシンを滑らせるが、雨は結局降ってこないため、各マシンが続々とドライタイヤに履き替える。
L.ハミルトンは、レース序盤のクラッシュでピットに戻った際に給油を行なっており、F.マッサよりも大幅にピット作業を遅らせることでトップの座を奪うことに成功。ドライタイヤでコースに戻る。R.クビサも2度目のピットストップでドライタイヤに変更するが、F.マッサはスタンダードウェットタイヤで走行を続けていたため、再びピットへ向かう。しかしタイヤ交換作業に手間取ってしまい、R.クビサの後方3番手と順位を落とす。K.ライッコネンもタイヤ交換を行なうと、上位勢はL.ハミルトン、R.クビサ、F.マッサ、フォース・インディアのエイドリアン・スーティル、K.ライッコネンの順位に。時間内に規定周回数が消化できない可能性が高まり、2時間経過した時点でレース成立となる2時間ルールが適用。残り時間が少なくなる中、ウィリアムズのニコ・ロズベルグが大クラッシュ。2度目のセーフティカーが入る。

再びレースが再開されると、5番手K.ライッコネンが4番手のA.スーティルに仕掛ける。しかしマシンの挙動を乱し追突。両者ピットにマシンを戻すが、A.スーティルは無念のリタイア。K.ライッコネンは9番手でコースに戻り、ファステストラップを連発するもノーポイントに終わった。

2時間ルールの結果、76周でチェッカーが振られる。波乱を味方につけたL.ハミルトンが開幕戦オーストラリアGP以来5戦ぶり今季2勝目、通算6度目の勝利を挙げた。マクラーレンにとっても今季2勝目で、モナコGP2連覇。R.クビサは2位を守りきり3戦ぶり今季3度目の表彰台、F.マッサが3位。続く入賞圏内は、4位は5戦連続入賞で今季最高位となったレッドブルのマーク・ウェーバー、5位は今季初入賞のトーロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、6位は2006年最終戦ブラジルGP以来の入賞となったHondaのルーベンス・バリチェッロ。HondaはスペインGP以来今季2度目の入賞となった。そしてウィリアムズの中嶋一貴が7位で今季3度目のポイント獲得、日本人ドライバーとしてモナコGP初入賞を達成し、8位はマクラーレンのH.コバライネンとなっている。モナコGPを終え、ドライバーズランキングでL.ハミルトンがトップに立つこととなった。

Hondaのジェンソン・バトンは11位、トヨタはティモ・グロック12位、ヤルノ・トゥルーリ13位で完走を果たしている。
『モナコ決勝コメント』フェラーリ

K.ライッコネン(9位:2:01’16.534)

「スタート直後から、僕にとって残念なレースだった。スタート前にホイールにトラブルがあって、僕たちはルール違反をしたんだ。そのせいでドライブスルーペナルティをもらったよ。レース中の最大の問題はタイヤをできるだけうまく機能させることだった。それから、また雨が降ることを予想して戦略を変更することに決めたけど、そうはならなかったね。2回フロントウィングを壊して、ノーズを交換したよ。見ての通り、そういったことの連続で状況が悪くなり、0ポイントとなったんだ。スーティルには申し訳ない。残り数周のところでぶつかってしまったからね。トンネル出口のブレーキングでマシンコントロールを失ってしまい、彼を避けられなかった。今日起こったことは残念だ。僕たちにはうまくやれるポテンシャルがあったからね。僕がチャンピオン争いのリードを失ったのは間違いないけど、チャンピオン争いはとても長いものだといつも言っているからね。これからカナダに向けてできる限り万全の準備をしなければならない。そこでこの失敗を取り戻すんだ」

F.マッサ(3位:2:00’47.553)

「3位で終わるハメになってしまい残念だ。いろいろな出来事が僕たちの思う通りには進まなかったからね。こんなコンディションで、そしてこのコースでは、こういうことが起きやすい。スタートでは、僕はすごく速くてマシンは完璧だったけど、その後1コーナーでミスを犯してしまった。イエローライン上でブレーキをかけて、ロバート(・クビサ)に順位を明け渡してしまったんだ。でもわずか2、3周後には彼の真後ろについたし、さらに強く攻めていけるとわかっていたよ。僕たちはまた雨が降るだろうと考えて、戦略を変更しようと決めた。でもそれが間違った選択になってしまったね。燃料満タンで乾いていくコース上をスタンダードウェットタイヤで走っていても、最大のライバルたちが使っているタイヤ並みのグリップは得られなかったよ。それに加えて、レース中にマシンとピット間の無線が通じないときがあった。起きたすべてのことを思えば、チャンピオンシップの観点から言って、この6ポイントはやはり重要だ。僕たちはまだシーズンの3分の1を消化したばかりで、この先まだ何レースもあるんだよ」

モナコ決勝コメント』BMWザウバー

N.ハイドフェルド(14位:2:00’55.670)

「昨日の予選はひどかったけど、レース序盤は危険なコースコンディションにもかかわらず、僕にとってすごくうまくいっていた。僕は5位まで上がったけど、運悪くフェルナンド・アロンソがミスして、僕のマシンのサイドにクラッシュしたんだ。このせいでマシンの左サイドが大きなダメージを負ってしまい、パンクもしたのでピットに入らなければいけなかった。その後は最後尾だよ。それにマシンがダメージを抱えていたので、改善するチャンスはまったくなかった。忘れるべき日曜日だね。でも、そんなに簡単には忘れられないよ」

R.クビサ(2位:2:00’45.806)

「この結果はすごくうれしいよ。僕たちに2位でフィニッシュするペースがあるなんて予想していなかった。ドライビングがとても難しいコンディションの中で、すばらしいレースだった。僕たちはこんなに強い雨は予想していなかったしね。僕はレース中ずっと視界とタイヤに問題を抱えていた。できるだけミスをしないようにがんばったよ。ここでミスをしたら、かなり危険だからね」

『モナコ決勝コメント』ルノー

F.アロンソ(10位:2:01’05.210)

「普通のレースならできそうに思えることを達成できなかったね。コースはつねに変わっていった。マシンは挙動が過敏で、僕は何度かミスをした。その後、僕たちは戦略を変更したけど、それはあまり報われなかったね。残念だよ。僕たちはチャンピオン争いをしているわけじゃないから、確実にチャンスをとらえ、ある程度リスクのある選択をしたんだ。でも、今日はうまくいかなかった。次のモントリオールのレースがうまくいくように願うしかないね」

N.ピケJr.(DNF)

「大変な週末だったし、僕はかなりガッカリしている。コース上のコンディションは変わっていったけど、まだコースが濡れていて危険なときに僕たちはドライタイヤに交換するリスクをとったんだ。それで僕はコースを飛び出し、マシンがダメージを受けたんだ。でも僕はこのことをくよくよ考えたり、後悔したりはしない。カナダGPに集中しないといけないね」
『モナコ決勝コメント』ウィリアムズ

N.ロズベルグ(DNF)

※レース中のクラッシュで、検査のため病院に向かったためコメントの発表はありません。

中嶋一貴(7位:2:01’12.922)

「本当に難しいレースだったよ。序盤にコースがすごくウェットだったときは特にね。前も後ろも何も見えなかったから、とにかくコース上にマシンを保つように頑張ったんだ。天気とコースコンディションに関しては、僕たちにいくらかツキがあったと思う。1ストップ戦略を採っていたのが実にうまくいったよ。ピットストップでトラブルがあったのは残念だったけど、それでもまだポイント圏内で完走できたから、とてもうれしいね」

『モナコ決勝コメント』レッドブル

D.クルサード(DNF)

「シフトダウンがしにくくなって、カジノコーナーの進入でコントロールを失ったんだ。修正して、修正して、修正したけど、コースを飛び出したんだ。セバスチャン(・ブルデー)にも同じことが起こったようで、彼がクラッシュしかけていたところに僕がいたわけさ」

M.ウェーバー(4位:2:01’02.037)

「よかったね。たくさんポイントが獲れてすばらしい結果だ。レースという点では世界一エキサイティングなレースではなかったけど、序盤のウェットコンディションはとても難しく、カジノコーナーではアクアプレーニングが起きていたよ」

『モナコ決勝コメント』トヨタ

J.トゥルーリ(13位:2:01’15.217)

「今週は厳しい週末だった。そして、今日は物事がうまくいかない日だった。あるステージでは激しく雨が降っていたから、僕たちはエクストリームウェットタイヤを履く賭けに出た。序盤では、僕は速かったし、何回か追い越しの作戦を採ったほどで、タイヤ選択はうまくいっていた。しかし、雨が上がってしまい、コースが乾いてきたため、エクストリームウェットタイヤの走行に苦労することになってしまった。残念ながら、ここモナコではトラフィックにはまるのが常だ。そして僕もピットストップの間に順位をかなり落としてしまった。レースの終わりごろに、僕たちはドライタイヤに履き替え、ゴールを迎えたんだ」

T.グロック(12位:2:01’14.066)

「とにかく、今日は自分にとっていい日ではなかった。ポイントを獲得することは可能だったのに、あまりに多くのミスをしてしまった。チームに対して申し訳ないと思っている。いいスタートを切れて、1コーナーで前を走るウェーバーをパスした。しかし、それから数周後にスピンしていまい、ピットに入らなければならなかった。第1スティントのために僕たちはエクストリームウェットタイヤに履き替えたのだけれど、コースが乾くにつれて辛い状態になってきた。僕たちのピットストップのすぐ後に、コースはさらに乾いていったから、ドライタイヤに履き替えるために再びピットに入らなければならなかった。そして、それはレース終わり間近だったんだ。次回はぜひ、よりいいレースにしたい」

『モナコ決勝コメント』トーロ・ロッソ

S.ブルデー(DNF)

「コンディションはかなり厳しかった。路面上に水が溜まっているときは、インターミディエイト(スタンダードウェット)タイヤでドライブするのはすごく難しかったからね」

S.ベッテル(5位:2:01’07.399)

「モナコで僕の今季初ポイントを獲得できたのはすばらしいし、ニューマシンにとってもね。チームにすごく感謝している。マシンを理解するために一生懸命働き、週末を通して改善してくれたからね」
『モナコ決勝コメント』フォース・インディア

A.スーティル(DNF)

「信じられないよ。もうちょっとのところだったんだ。心が痛む気分だよ。夢が悪夢になってしまったみたいだ…… マシンの中ですべてがすばらしく見えていたと思ったら、突然そうはならないって認めなければならないなんて。僕たちは本当にいい戦略で走っていて、うまく機能しているようだったし、表彰台とポイント獲得が目の前にあった。最後のセーフティカー出動が終わってリスタートした後、キミ(・ライッコネン)がブレーキングでトラブルを起こして僕のマシンの後ろに衝突したんだ。レースはそれで終わりだよ。本当にショックだった。アドレナリンが高まっていたから、涙も少し出てきて…… 説明なんかできないよ。でも同時に、僕たちがチームとして、ようやく何を成し遂げられるかを示せたことがすごくうれしいんだ」

G.フィジケラ(DNF)

「レースの序盤は、トラブルを避けようとしてひたすら慎重になっていた。でもその後に1速と2速のギアを失ってしまい、3速ギアで走行していたんだ。そんなコンディションでも、ラップタイムでは競争力を見せられたよ。それから4速ギアを失って、レースは終わってしまった。チームにとって、本当に残念だよ。特に、エイドリアン(・スーティル)のパフォーマンスがあっただけに、僕たちがここで最初のポイントを獲得できなかったことがね」

『モナコ決勝コメント』マクラーレン・メルセデス

L.ハミルトン(優勝:2:00’42.742)

「月だって越えそうなくらいうれしいよ。ここモナコで優勝することは僕のキャリアの中でもすばらしい特別な出来事だ。僕はずっと忘れないだろう。すばらしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝したい。そしてまた、絶えず支えてくれた僕の家族にも。とても盛りだくさんのレースだったね。僕は好スタートを切って、すぐにキミ(・ライッコネン)をオーバーテイクした。フェリペ(・マッサ)をアタックするチャンスもあったけど、その時は大雨になって、視界がさらにひどくなってしまった。タバココーナーのところでコース上に大きな水たまりがあって、僕は突然オーバーステアが出てバリアにぶつかってしまった。ほんのわずか接触しただけだけど、タイヤがダメージを負ってしまったので、ピットに入らなければならなかった。運よく最初のセーフティカー出動のおかげで、トップとの差を縮められたよ。戦略を変更したから、僕はあと1回だけピットストップを行なえばよかったんだ。僕が約40秒差で首位にいたときには、チームが無線で『気楽に行け』と伝えてきたよ。2回目のセーフティカーの出動でもっと興奮した状態になったけど、僕はレースをコントロールすることができたし、2回目のリスタートの後でもそうだった。なんて1日だ。そしてなんて結果だ!」

H.コバライネン(8位:2:01’15.933)

「ものすごく難しいレースで、フォーメーションラップのスタートでギアが入らず、トップで完走するチャンスはすでに消えてしまったんだ。結局、僕はピットレーンでステアリングホイールを交換しなくてはならず、そこからレースをスタートしなきゃならなかった。僕はできる限り強く攻めていこうとしたけど、差があったときには本来のペースで行くだけで精一杯だった。マシンはよかったしスピードもあったのに、残念だ。でも少なくとも最後に1ポイント稼いだよ。今は次のグランプリを楽しみにするよ。そこではいい結果で完走するために、全力で攻めていくつもりだ」

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