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陰陽師@二次創作小説コミュの式神湯煙温泉郷(お祈り版)〜男だらけ?の秘湯編〜 其の四

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秘湯編13 〜朱雀が火の粉を撒きながら橙炎の翼を羽ばたかせ、ふわりと浮き上がった。空中で羽ばたく度に、翼の内側に燃え盛る火球が浮び、その数は瞬く間に百を越えていく〜 朱雀「さあ、私の炎を受けなさい」 〜朱雀が橙炎の翼を大きく羽ばたかせると浮かんでいた火球が一斉に、目にも止まらぬ速さで金剛力士に突き刺さった〜 金剛(吽)「あぁん!?つ、突き抜けちゃうぅ!?」 〜朱雀は更に羽ばたき火玉を次々と飛ばす。降り注ぐ流星の如き火球によって、燃え盛る紫炎の中の金剛力士の姿が霞んていった〜

秘湯編14 謄蛇「終わりだな…」 〜謄蛇が再び掌を強く握ると、紫炎は弾けるように消えた。後には黒い焼け跡のみが残っていた〜 朱雀「呆気ないですねぇ」 〜朱雀は橙炎の翼は羽ばたかせながら嘆息する〜 青竜「わざわざ僕らが来るような事件じゃなかったね〜」 〜青竜が落胆した直後、朱雀が突然地面に叩きつけられた〜 謄蛇、青竜「な!?」 金剛(吽)「もうっ夜はまだまだこれからよン」 〜燃え尽きた筈の金剛力士が謄蛇と青竜の肩に手を置いていた〜   

秘湯編15〜謄蛇と青竜の身体が高々と宙に浮いた。金剛力士が二人を軽々と宙に放り投げたのだ〜 金剛(吽)「レシーブよ〜〜〜そしてぇ!」 〜金剛力士の姿がふっと消えた〜 謄蛇「っ…何処だ!?」 金剛(吽)「上よ。アタッ―――ク!」 〜別々に放り投げられた謄蛇と青竜が、ほぼ同時に上から打撃され、地面に叩きつけられた〜 謄蛇「がぁ!?」 青竜「うぐ!?」 金剛(吽)「さあ、今度はアタシがアナタたちを責 め る ば ん。ウフッ」 〜地面に叩きつけられ、朦朧としている三人に金剛力士がゆっくりと近付いていく〜

秘湯編16 金剛(吽)「さぁて、最初は誰がいいかしら?」 青竜「くっ…本当に、金剛力士なの?」 謄蛇「分からん…が、強い事は確かだ!」 朱雀「二人とも…退いて下さい!」 〜朱雀の声が響くと同時に、巨大な橙炎の火柱が上がった〜 金剛力士「あらン!色男が一番手!メインディッシュは最後に残しておきたいのに…」 朱雀「安心して下さい。私で最後です!」 〜橙炎の火柱が朱雀を飲み込み、その形が鳥の形へと変化していった〜 続く


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