陰陽師@二次創作小説コミュの【目指せ陰陽師マスターNo.156～160】

【目指せ陰陽師マスターNo.156】
ｻﾄｼ｢なんだ？何かかおかしいぞ｣

古茶山(ﾌﾙﾂﾊﾞｷ)｢大丈夫でしたか？このビルは今、天狗団という謎の集団に占拠されているんです｣

ｻﾄｼ｢天狗団…!?｣

古茶山｢はい。今、社長が社長室で天狗団のﾎﾞｽに会っているはずです。
天狗団の狙いは新開発された商品『囮金平糖』。
どんな式神でも必ず捕まえられる夢の新商品です｣

ｻﾄｼ｢わかりました。俺が何とかしてみます！｣

電気鼠｢ﾋﾞｯﾋﾞｶﾞﾁﾞｭｳ!｣

【目指せ陰陽師マスターNo.157】
ｻﾄｼ｢あの…｣

護法実(ｺﾞﾎﾞｳｻﾞﾈ)｢は、はぃっ！私はただの研究員…｣

ｻﾄｼ｢俺、天狗団を倒しに来たんです。社長室はどこですか｣

護法実｢は、はい…。社長室にはｴﾚﾍﾞｰﾀｰを使えば…。
でも…無理だと思います｣

ｻﾄｼ｢やってみなくちゃわからないですよ｣

護法実｢だって…だって、てめぇはここで死ぬんだからよぉ!!｣

【目指せ陰陽師マスターNo.158】
護法実｢毒漬けにしてやるぜ。ゆけ！五毒｣

図鑑『【五毒】(ｺﾞﾄﾞｸ)毒を持つ五種の動物が一体となったもの。
邪悪な陰陽師が誰かを毒殺しようとして産み出されたとも云われており、五毒の猛毒に侵されて生き残れるものはいない｣

ｻﾄｼ｢猛毒!?くっ…！いってくれ神烏！｣

【目指せ陰陽師マスターNo.159】
護法実｢五毒・蠍(ｻｿﾘ)『ﾎﾟｲｽﾞﾝﾃｰﾙ』!｣

ｻﾄｼ｢避けろ、神烏!｣

ﾊﾞｼｨｯ!ﾋｭﾝｯ!

護法実｢五毒・蛙『舌で舐める』｣
五毒｢ぺろぉんっ｣
ﾋﾞﾘｯ!

神烏｢ｸﾞﾜｯ…！｣

護法実｢五毒・蛇『まきつく』｣

ｶﾞｼｨｯ!ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

神烏｢ｸﾜｧｧｱ!｣

護法実｢五毒・百足『どくどくの牙！』｣

五毒｢ｶﾞﾌﾞｩｩｳ!｣ｼﾞｭﾜﾜﾜﾜ…。

神烏｢ｷﾞｬｧﾜﾜﾜ～！｣

ｻﾄｼ｢神烏!｣

護法実｢どうだ！五種類の動物を操る五毒の威力は！｣

【目指せ陰陽師マスターNo.160】
ｻﾄｼ｢神烏…！くそっ！ただの研究員だなんて、騙したな！｣

護法実｢騙してなんかないさ。俺は正真正銘このﾄﾞﾘｺﾑｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝの社員だ。いや『だった』というべきか。
社長がこの俺をﾎﾟﾅﾔﾂﾝｸﾞｽｶ支店なんかに左遷しようとしやがったから、天狗団に情報を売ってやったのさ！｣