陰陽師@二次創作小説コミュの【目指せ陰陽師マスターNo.86〜90】

【目指せ陰陽師マスターNo.86】
川天狗｢やぁ、姫、柴、ころく。久しぶりだね｣姫｢川天狗、まさか、あんたがこんな豪華客船を手配できるなんて思わなかったよ｣ 川｢ふふっ、これでも医学には長けていてね。かなり稼がせて貰ってるのさ。よかったらお嫁に来てもいいんだよ｣姫｢冗談。あんたとは仕事でしか付き合わないよ｣ ころく｢軟派な真似はやめていただこうか川天狗｣ 川｢ころく…そういえば君、最近失敗続きらしいね。膝枕で耳掃除してくれながら比叡天狗が嘆いていたよ｣ころく｢Σなっ…///｣
【目指せ陰陽師マスターNo.続･86】
ﾋﾟﾛﾛﾛﾛ…ころく｢Σ比叡様！比叡様のベストパートナーは、このころく天狗ではなかったのですか!?膝枕で耳掃除ってどういうことですか!?｣ 比叡『黙れ、ころく。お前の失敗続きには飽き飽きした。それに引き換えこの川天狗の優秀さと言ったら…。』ころく｢そ、そんな…!!(ｶﾞｰﾝ)｣
比叡『これまでどおり私の愛が欲しくば今回の作戦、必ず成功させてみせることだ。』-ﾌﾟﾂﾘ- 柴｢あ〜あ、比叡の奴、絶対川天狗とグルになってころくイジメ楽しんでるよね｣ ころく｢柴…。姫…。この作戦、何が何でも成功させるぞ！あの川天狗、絶対に比叡様の元から追い出してやる…!!｣

【目指せ陰陽師マスターNo.87】サトシ｢ここが豪華客船ｻﾝﾄ･ｱﾝﾇ号。わくわくするな｣金火｢よぅ！サトシじゃないか｣サトシ｢金火！金火も来てたんだ｣金火｢あぁ。なんかやたらハイテンションな女子高生に『船のチケット』を貰えたんだ。ところでサトシ。この船の船長『いあいぎり』の達人らしいぜ。今はパーティーのお菓子を食べ過ぎて気分が悪いらしいんだけど。ちょっと一緒にいってみようぜ｣

【目指せ陰陽師マスターNo.続･87】-船長室- 金火｢ごめんくださ〜い｣ サトシ｢船長さ〜ん…。｣ 船長｢うぅっ…。パーティーのマカロン…食べ過ぎた。気持ち悪い…｣金火｢あ、あの方は…！｣ 図鑑『【叢雲】(ﾑﾗｸﾓ)
古の技を受け継いだ真剣。その脅力で全力を尽くすと大地をなぎ払うとも言われている。』
サトシ｢叢雲船長…！って、大丈夫ですか!?｣ サトシは船長の背中をさすってあげた。 −しばし綺麗な音楽と、コロポックルののどかな映像をお楽しみください−

【目指せ陰陽師マスターNo.88】
叢雲｢いやぁ、助かったよ。
ありがとう、サトシくん、金火くん。
『いあいぎり』を見に来たのかい。
見ての通り残念ながら今は体調が良くないからね…かわりにこの秘伝マシンを君たちにあげよう。
これを使えば君達の式神も『いあいぎり』が使えるようになるよ。試してごらん｣

サトシ｢本当ですか!?ありがとうございます！｣

金火｢よぅし、サトシ。秘伝の技『いあいぎり』の威力、戦場パーティーで試しに行こうぜ！｣


【目指せ陰陽師マスターNo.89】
サトシ｢うわぁっ！｣

ボーイ(ころく)｢ようこそ。サント=アンヌ号へ。
ここで開かれる戦場パーティーは世界各国の式神使いが集まっています｣

メイド(姫)｢式神を回復させたいときは式神綴りを私共に預けてください。無料で回復して差し上げます｣

ボーイ(柴)｢白熱したバトルをお楽しみください｣

金火｢さすが豪華客船。サービスが行き届いてるぜ｣

サトシ｢世界各国の式神使いたちか…。わくわくするな！｣

【目指せ陰陽師マスターNo.続･89】
常闇の君｢おや、陰陽師とは珍しい。私と一緒に勝負しないか？｣

金火｢ご指名だぜ。いってこいよ、サトシ｣

サトシ｢はい！お願いします！｣

常闇｢ふふっ。威勢がいいな。回復されたばかりの私の使い魔は手強いぞ。いでよ、黒手牛鬼！！｣

し〜ん。

サトシ｢えっ…？｣

常闇｢私の式神綴りが空だと!?どういうことだ?｣

【目指せ陰陽師マスターNo.続･89】
義達｢うぉっ!?回復してもらったばかりの俺の悪路王がいない!?｣

木花知流姫｢私の白児(ｼﾗﾁｺﾞ)ちゃんが！｣

サトシ｢…？みんなの式神が消えている…？｣

金火｢一体何が起こっているんだ？｣

サトシ｢どうやら回復された式神達がいなくなってるらしい｣

金火｢おい！そこのメイドとボーイ！これは一体なんなんだ!?｣


【目指せ陰陽師マスターNo.90】
ころく｢なんだかんだと聞かれたら｣

姫｢答えてあげるが世の情け｣

ころく｢世界のニートを無くすため｣

姫｢国民の三大義務を守るため｣

ころく｢愛と真実の忠義を貫く｣

姫｢ラブリーチャーミーな敵役｣

ころく｢ころく｣

姫｢姫｣

柴｢柴天狗｣

姫｢銀河を掛ける天狗団のトリオには｣

ころく｢ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ｣

柴｢な〜んてなっ！｣


【目指せ陰陽師マスターNo.続･90】
サトシ｢天狗団！｣
ころく｢この船に集まった式神は我ら天狗団が全て貰い受ける！｣

金火｢お前達！式神達を返せ！｣

姫｢嫌だね。せっかく捕まえた式神さ。そう簡単に返すもんか。｣

柴｢それより、早くこの船から逃げたほうがいいんじゃない？でないと大変なことになっちゃうかもよ。｣
サトシ｢大変な…こと？｣

グラアァッ！

金火｢な、なんなんだ！この揺れは!?｣