■WHOの後援を受けて行われたDanish MONICA(monitoring trends in and determinants of cardiovascular disease)プロジェクトに参加したデンマーク在住の男性1436人(1987〜88年の平均年齢50.1歳)と、女性1380人(49.7歳)を分析対象とした。
これらの男女は1922年、32年、42年、52年に生まれた人々で、ベースラインでは全員が冠疾患、脳卒中、癌の既往を持っていなかった。
原文
Thigh circumference and risk of heart disease and premature death: prospective cohort study
BMJ 2009;339:b3292
http://www.bmj.com/cgi/content/full/339/sep03_2/b3292
糖尿病治療における運動療法では,近年,有酸素運動および筋肉トレーニング(レジスタンス運動)のいずれも有効との報告が多い。そのような中,米ハーバード大学公衆衛生学部栄養学のAnders Grøntved氏らは,米国人男性3万2,002人を対象に,レジスタンス運動と糖尿病発症リスクとの関連などを18年にわたり追跡した。その結果,レジスタンス運動のみでも週150分以上行っていた場合では糖尿病発症リスクは34%減少,同じ時間の有酸素運動を併用した場合では59%の減少が示されたという(Arch Intern Med 2012年8月6日オンライン版)。