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システマ南埼玉コミュの第11回 2011/9/17(土) 練習内容(備忘録)

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9/17(土) に行ったシステマ南埼玉の第11回目のクラスの練習内容のメモを備忘録としてアップしておきます。

今回は初めてナイフワークを行いました。ナイフへの対処を練習すると力の方向性を感じやすいですし、システマの動きを身につけるのに非常に良いワークですので、今後も機会があればナイフワークをやっていきたいと思います。(もっとナイフをやりたい、等のご要望があれば、お知らせ下さい。)

なお、今回のワークは、“fundamentals of KNIFE DISARMING”(ナイフディフェンスの基礎)というDVDの内容をベースとしています。ナイフへの対処は、備忘録の文章ではなかなか再現しづらい部分がありますので、ナイフワークにご興味がある方は、KNIFE DISARMING のDVDをぜひご覧になってはいかがかと思います。




◆ システマ4大原則の説明

〇 呼吸、リラックス、姿勢(背骨)を真っ直ぐ、動き続ける(居着かない) 


◆ 準備運動

〇 首、肩、肘、手首、胸、腰、股関節、膝、足首をリラックスして、
  円運動、フィギュアエイト(8の字)などで動かす。


◆ ローリング・受身

○ ローリング(前転、ひざまずいた状態から)
・ 左手を地面につけ、右肩〜右腕〜右手を前転させながら地面につけていく。
 同時に、首は左脇の下に入れるように動く。
          ↓
・ 背骨は地面につけない。右肩から入ったら、背骨をつけずに、
 背中の右部分(または左部分)だけをつけてローリングする。

 ※ システマでは、地面に落ちた障害物に背骨が当たらないように、
   背中の半分だけを使ったロールが基本的に推奨されている。

 ※ ただし、右肩から入ったら左腰を地面につけるという風に、
   対角線にロールする場合もある。例えば、回転している途中で
   障害物に気づき、それを避けるために対角線にロールするような場合、
   など。

  ⇒ 回っている間に自由に方向を変えられるよう、精密な動きが
    できるようになる必要がある。

⇒ なるべく地面を蹴ってロールするのではなく、重心移動を使って、
  ボールが転がるように、液体が流れるようなイメージでロールする。

⇒ 座禅転がりで重心移動で動くイメージをつかむとよいかもしれない。

⇒ 慣れてきたら、中腰から、立位からなど、難易度を上げて前ロールする。


○ ローリング(後転、ひざまづいた状態から)

⇒ 後転して立ち上がるパターン、後転して地面にうつ伏せになるパターンの
  両方行う。

⇒ 慣れてきたら、立位からなど、難易度を上げてバックロールする。


〇 片足を振り上げ、その場で片足スクワットの形で地に落ちる
  使用例) 大外刈りなどに対し、逆らわずにグラウンドに逃げる。

⇒ 振り上げた足の側の尻・背中の片面から接地する。(背骨を打たないため)
  必ず、後頭部を手でガードする。

⇒ できるだけ、手を使わずに立ち上がる。


◆ システマの4大運動 

〇 プッシュアップ
  (吸ってダウン・吐いてアップで10回、
   吐いてダウン・吸ってアップで10回、
   無呼吸+バーストブリージングで10回)

〇 シットアップ(同様に)

〇 レッグレイズ(同様に)

〇 スクワット(同様に)



【ナイフワーク】


◆ 至近距離で押し当てられたナイフをかわす(立位)  
 ペア。腹や胸に強く押し当てられたナイフの方向を感じ取り、
 その部位を捻ってナイフの平らな面に体を沿わせて
 ナイフを受け流す。

⇒ ナイフが体に刺さる前にかわすのではなく、
  ナイフが体に刺さって圧力を感じた上で受け流す。

⇒ 攻め手は、遠慮せずに受け手の体を突き通すつもりで強く刺す。
  (でないと、受け手が力の方向を感じにくく、練習にならない。)

⇒ 大きくかわしすぎない。腹を刺されたら、腹だけでナイフをそらした方が
  よい。腕までかわす動きをしてしまったら、反撃しづらい。

⇒ 腹にナイフがめり込んだままかわそうとするのではなく、
  体表に曲面を作ってナイフの刃を体から反らした上でかわす。
 (ナイフがめり込んだままかわそうとすると、体の動きにナイフがついて
  きてそのまま体に刺さってしまう。)


◆ 至近距離で押し当てられたナイフをかわす(壁を背にして)
 ペア。受け手は壁を背にして立ち、攻め手はナイフを受け手の体に突き刺す。
 受け手は体を捻ってナイフを受け流す。

⇒ 壁に遮られているため、ナイフが刺さった部分を動かして
  かわせない場合は、隣接する部位を動かすことでナイフから逃れる。

 (例)左胸にナイフを押し当てられている場合、強引に左胸を動かそうと
   すると背中が壁に遮られているため、左胸が緊張して動かせず、
   ナイフが刺さってしまう。従って、隣接する右胸を前に動かして体を
   回転させることで、ナイフから逃れる。

◆ 至近距離で押し当てられたナイフをかわす(寝た状態で)
 ペア。受け手は床に横たわり、攻め手は受け手のいろいろな部位を
 いろいろな方向からナイフで突き刺す。

⇒ 胸や腹を刺されて、なかなかナイフを受け流せない場合、
  受け手は呼吸を使って胸や腹を上下させ、
  ナイフを体の中心から外にずらして体から落とす。

◆ 4大運動をしながらナイフをかわす
 ペア。受け手はプッシュアップ・シットアップ・スクワットを
 各10回連続して行う。攻め手はは受け手のいろいろな部位を
 いろいろな方向からナイフで突き刺す。受け手は4大運動を
 行いながら、体を柔軟に使ってナイフをかわす。

◆ 至近距離で押し当てられたナイフをかわしてディスアーム
 ペア。体に刺さるナイフを体を捻ってかわし、ナイフの刃や手首を捻って
 ナイフを取り上げる。

⇒ 片腕で捌くパターン、両腕で捌くパターンのどちらも行う。

⇒ 片腕で捌く場合は、ナイフをかわしてナイフの平らな面を体に沿わせた
  状態でホールドし、体を逆に回転させることで梃子の原理を使って
  ナイフを取り上げる。

⇒ 両腕で捌く場合は、ナイフをかわしてナイフの平らな面と体の隙間に
  手の平を差し込み(手の平を体に沿わせ、手の甲側をナイフに
  接する形で)、もう一方の手で攻め手の手首をホールドし、
  ナイフに添えた手でナイフを体の外に向けて押しやることで、
  梃子の原理を使ってナイフを取り上げる。

⇒ 両腕で捌く場合、ナイフをかわしてナイフの平らな面を体に沿わせた
  状態でホールドし、もう片方の手で攻め手の肘関節などを攻めたりして
  ディスアームしてもよい。

◆ 中間距離で、ナイフの突きを動いてかわす
 ペア。攻め手はナイフで受け手を連続して突き、受け手は動き続けてかわす。

⇒ 基本的に手を使わず、体の動きでナイフの軌道から外れていく。
  捌きに手を使うとしても、力を加えず、相手のナイフや手にただ柔らかく
  添えるだけ。(相手の動きを感じるセンサーとして手を添える。)

⇒ 腕でナイフを払いのけるのではなく、
 「自分から」ナイフの軌道から体を外すことが重要。

⇒ 手を添える場合、慣れてきたら、添える手をナイフの刃に近づけていく。
  ナイフに手を添えていれば、動きの変化にも対応できる。

⇒ 攻め手の腕・ナイフに対し、捌く手で力を多少加えるとしても、
  相手の力とぶつけさせず、受け流す方向で捌く。

⇒ がっちりと受けず、柔らかく受け流す感覚。
  相手がやりたい動きをそのままやらせてあげる。
  途中で受け止めたり、急いで捌いたりしたら、
  相手が反応してナイフの動きを変化させてしまう。

⇒ 攻め手のナイフ・手・腕に手を添える場合は、
  手の甲側で接する形で添える。
  (手の甲側は血管が少なく、万一、ナイフで切られても傷が浅くて済む。)


◆ 中間距離で、ナイフのスイングを動いてかわす
 ペア。攻め手はナイフを振り回して受け手を連続して攻撃し、
 受け手は動き続けてかわす。


◆ 中間距離で、ナイフの突き・スイングを動いてかわす
 ペア。攻め手はナイフの突きと振り回しをランダムに混ぜて
 受け手を連続して攻撃し、受け手は動き続けてかわす。


◆ 中間距離で、ナイフの突きを動いてかわして
ディスアーム または テイクダウン

 ペア。ナイフの突きを捌いて取り上げる。または、テイクダウンする。

⇒ ナイフをかわした後は、ディスアーム、ストライク、関節技、
  テイクダウン・・・など、何を行ってもよい。自由に対処する。

⇒ 対処が難しければ、体で動いてナイフをかわして攻め手の側面など
   有利なポジションに移行し、そこから寸止めで何が出来そうか、
   試すだけでもよい。


◆ 中間距離で、ナイフのスイングを動いてかわして
  ディスアームまたはテイクダウン


◆ 中間距離で、ナイフの突き・スイングを動いてかわして
  ディスアーム または テイクダウン


◆ 逆手持ちで斜めに振り下ろすナイフを螺旋状の腕の動きで捌く

○ 攻め手が逆手持ちで袈裟懸けに振り下ろすナイフに対し、
  受け手は手刀の形を作り、手首を攻め手の手首に当てる形で受け
  (攻め手が右手でナイフを振り下ろす場合は左手で受ける)、
  そのまま手刀を螺旋状に外転させて攻め手の腕を巻き込み、
  体勢を崩してテイクダウンする。

 ※ 手首を真っ直ぐにした手刀の形を作ることがポイント。
   手首が曲がっているとうまくいかない。

 ※ ナイフに対する手刀〜手首の角度、手首を当てる部位も重要。
   攻め手の手首をロックしてナイフが刺さらない角度、
   攻め手の腕を巻き込みやすい部位を探す。
   (ナイフの刃に対し垂直気味でなく、平行気味に手首を当てる。)

 ※ 基本的に、ナイフは体で動いてかわすのが基本。このように
   腕で受け止める方法が推奨されているわけではないが、
   恐怖などにより腕を上げて受け止めてしまった場合にも、
   このような対処がある、という一例として紹介。
   (次のアームロックも同様。)


◆ 逆手持ちで真っ直ぐ振り下ろすナイフに対し、アームロックで崩す

○ 上記の捌きは斜めに振り下ろす逆手持ちのナイフに有効だが、
  この捌きは真っ直ぐ振り下ろす逆手持ちナイフに有効。

○ 攻め手が右手の逆手持ちでナイフを真っ直ぐに振り下ろす場合、
  受け手は右手で攻め手の手首の辺りをつかんで防ぐ。

  次に、攻め手の肘に左腕を回し、左手で自分の右腕(前腕部)をつかみ、
  アームロックの形を作る。

  そして、攻め手の腕を極めて、バランスを崩してテイクダウンする。


◆ ナイフを突いてくる腕を手の甲で打ち、ナイフを弾き飛ばす

○ 攻め手が突いてくるナイフに対し、受け手は両手の手の甲で挟み込む形で、
 攻め手の手首の前後のポイントを打ち、ナイフを弾き飛ばす。

○ 攻め手が右手でナイフを突いてくる場合、
  受け手は左手の甲を攻め手の手の甲に当て、
  右手の甲を攻め手の手首のやや後ろに当てる。
⇒ ナイフを持つ手首が折れ、ナイフが勢いよく飛んでいく。

※ 上記とは逆に、左手の甲で攻め手の右手首のやや後ろを打ち、
  右手の甲で攻め手のナイフを握る指を打つ場合、
  攻め手が強く握っていると、なかなかナイフが外れないことがある。
  また、ナイフが自分の方に飛んでくる可能性もある。

※ 手の甲で打つ前に、ナイフの軌道から体を避けておくことがましい。
  (万一、ナイフ弾き飛ばしに失敗しても、ナイフが刺さらないように。)
  

◆ 整理運動
  プッシュアップ・シットアップ・スクワット 各10回

◆ 円座

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