「Overnight Ranges」前日1700ドルを割り込んでマーケットが弱気に傾いたかと思ったら、昨日のアジアは朝から実需に買いでしっかり、午前遅くには1700ドルを復活、引けにかけてアジアの1706ドルまで上昇してアジアは終わりました。しかし欧米ではまた売りが強くなり、一時1685ドルまで下落、引けにかけて1693ドルまで戻してニューヨークが終わりました。 Abargain that remains a bargain is no longer a bargain.という言葉がニューヨークのトレーダーから出ましたがまさにそういう感じですね。ファンドによるlongliquidation が一段落するまではちょっと弱含みが続きそうです。明日の雇用統計でまたよい数字が出ることになればもう一段の下げがある可能性もあり、拾い場を待っているのであれば明日をみてみるといいかもしれませんね。もちろん、悪い数字が出て急騰というシナリオもありえますが。。Goldman Sachsがその2013年相場見通しを下方修正しました。3ヶ月予測は0.8%下げて1825ドル、6ヶ月の予想は7%下げて1805ドル、1年予測は7.2%下げる1800ドルということです。「韓国がゴールドの買い増し」韓国は11月に14.トンのゴールドを買ったとのことです。これで彼らの外貨準備におけるゴールドの占める割合は0.9%から1.2%に上昇。昨年6月時点の14.4トンから現在は84.4トンと急速にその金保有を増やしています。まったく何も動かないわが日本国とはだいぶ違う感じになってきました。ずっと韓国もゴールドを触らない国だったのですが。。やはり外貨準備の大部分が米ドルであるということに危機感を持っているのですね。日本の政治家・官僚はそのあたりどう思ってるのでしょうかね。