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相模原市安全生活を考えるコミュコミュの神奈川県 県北地区の現状と、学校や児童館などの対応。

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神奈川県 県北地区の現状と、学校や児童館などの対応。

県北地区の行政による、放射能汚染の現状報告がなされてないので、不安に思う方も多いと思います。
そこで、現在 相模原市を中心とした行政区内にて、どういった放射能の汚染数値が出て、行政や学校、児童館などがどのように対応を取っていたか、分かる範囲で記そうと思います。


まず土壌中の放射能物質を、個人や民間で計測した方々の数値と調査地を記します。


南区下溝2000番台 相模原浄水場横の農道 セシウム962ベクレル/kg 5月26日 採取

緑区長竹     ヨウ素31ベクレル/kg  セシウム61ベクレル/kg  5月22日 採取

緑区牧野                  セシウム248ベクレル/kg 採取日6月上旬

座間栗原6丁目6の公園           セシウム101ベクレル/kg 6月26日 採取

栗原の畑     ヨウ素20ベクレル/kg  セシウム131ベクレル/kg 5月13日 採取

座間 ざかい橋 田んぼ   ヨウ素、セシウム不検出 6月26日 採取

町田                    セシウム313ベクレル/kg 採取日不明    
 

土壌検査をされている方が少数であまりいらっしゃらないので、上記が現在ブログなどで公表されている数値です。
放射性物質が検出された場所と、検出されていない場所があります。それと栗原の公園と、栗原の畑は距離にして500mほどしか離れていないそうで、数値も大幅に変わってきます。
また、相模原浄水場の農道の数値が他地域よりも異常に高いのが気になります。
以上の7ケ所の放射能の数値のバラつき具合から考えると、一定の量が降下したのではなく、不均一に堆積している可能性があるかもしれませんので、行政による正式な調査を行う必要があります。


相模原市が実施した市内、27区画の線量調査の結果を見ますと、高い数値が見られた場所は以下。

若葉台カタクリ公園 0.15マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測高さ地表より5cm
堀之内わんぱく公園 0.14マイクロシーベルト/時 7月14日 調査 計測高さ地表より5cm
  向原南公園   0.14マイクロシーベルト/時 7月13日 調査 計測高さ地表より5cm  


緑区の田名の中段〜城山までの小高い場所の線量が高いようです。下段、上段は0.12マイクロシーベルト/時くらいの数値です。
詳細は「相模原市のHPに27区画の検査数値が載っています」 ※藤野も数値が高い場所有り

空間の放射線数値が高いという事は、土壌中の放射性物質が多く堆積している可能性があるという事も考えられます。
毎日多くの放射性物質が福島第一原発から飛散してきていますし、土埃などを吸い込む事で放射性物質を体内に取り込む可能性もあります。
調査で得られた数値は、国が定めた暫定基準値以下や、ギリギリの数値等でありますが、放射線や放射能の健康被害は、個人の身体の免疫力や、遺伝体質、乳幼児は感度が高いなど、多くの異なった違いがあるという事なので、放射能にはなるべく触れない方がいいでしょう。

神奈川県の3月11日 以前の自然放射線量は0.044〜0.079マイクロシーベルト/時ですので、現状はその2倍の放射線量になっていますので、本当は大変な事態になっています。
福島の数値が恐ろしく高いので、関東近郊の数値は高いのだけれども、福島と比べると低いというだけですから、この数値に慣れてはいけないと思います。

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ただし、相模原市の全てが微量のセシウムで汚染されているかと言えば、違うかもしれません。相模川のざかい橋の田んぼでは、セシウムは検出されていないので、堆積している場所、堆積していない場所の2つに分けられる可能もあります。
ですので、土壌の検査も行い、同時にその場所の空間線量も調査すれば、市内に堆積している微量放射性物質の影響は掴めるはずです。
線量が計測されているからと言って、相模原は全て汚染されたと判断するのは時期早々ですので、市の本格的調査でその辺りは分かってくると思います。
※土壌は不検出だったが、空間線量は観測されたという場合は、おそらく大気中のチリか、土壌を取った場所から離れた、セシウムから放たれた土の影響も考えられます。
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次に実際に土の一部を除去したり、施設の職員が汚泥を処理した実例を記します。

相模原市立 向陽小学校

 父兄が小学校の雨水マスを線量計で計測し、0.72マイクロシーベルト/時を観測。父兄の指摘を受けて、向陽小学校では、この雨水マス近辺を閉鎖にして、中に溜まっている土を除去したそうです。
この小学校ではプール掃除を生徒ではなく、職員が行い、全校生徒の父兄に対して 放射能関連の学校の取り組みをプリントで配布しています。
なお、相模原市学校保健課はこの取り組みについて、報告を受けていないそうです。


小山地区 こばと児童館

 父兄が児童館の園庭のぶらんこ付近を線量計で計測し、0.15マイクロシーベルト/時を観測。
この数値を施設側が重く判断して、相模原市 子供施設課が「ぶらんこ」に乗る足がすれて、凹んで水がたまる土の部分を除去して、新たに土の入れ替えを行い、水が溜まらないようにマットを敷いた処置を施しています。
 この除去について、学校保健課、環境保全課などの子供施設課以外の担当部署は報告を受けていないようで、各課の放射能汚染対策の連携はまったく取られていないようです。


上溝中学校

 毎年この中学校では、お茶の栽培を行い、小規模ながら市場に出荷しておりましたが、足柄や愛川町、相模原の茶からセシウムが検出されたので、規制値内ではありながらも出荷を自粛する判断をとりました。


その他 幼稚園の対応等

東林間付近にある幼稚園では、市に対して土壌調査を要望する署名活動に賛同して、170名の署名を集めています。

市内の体育幼稚園では、相模原市に対して放射能対策の要望の手紙を記している園もあります。

緑区 のびるっ子保育園では、父兄が自主的に園庭の土壌中の放射能濃度を検査しています。


※残念な対応
上溝小学校では、プール掃除を生徒が行っていた事が分かりました。
向陽小学校と上溝小学校の、対応の仕方が全く異なることは、残念でなりません。各学校の校長先生の考え方次第で対応は大きく変わってきてます。
市教育委員会の各学校に対して、一律した指導を求めたいものです。



学校給食について(担当課 学校保全課 保育課)

 小中学校のお弁当持参については、各学校の校長先生に要望を伝えればOKとの事です。
当日の食材の産地については、各学校の給食担当の栄養士に問い合わせを行えば、教えてくれます。
 保育園の給食ですが、弁当持参の許可は園の判断ではなく、市保育課の許可が必要との事。現在 保育課が弁当持参について許可するかどうか検討をしている最中です。
 食材の産地を原発事故の影響を受けていない、九州などに変更する予定は無いとの事で、これも現在 私どもで、産地や流通の変更を要望しています。



相模川の鮎から、280ベクレル/kgのセシウムが検出されています。(担当課 環境保全課)

 鮎の餌となるのは、幼鮎のときは水性昆虫、成長すると珪藻類(石についたコケ)を食べています。
川の中の食物連鎖を通じて、鮎の体内にセシウムは入っていったと考えられます。
珪藻類や、水性昆虫、その他魚類の放射性物質の被曝調査を行う必要があります。
この事について、環境保全課は、市内29ケ所の土壌調査の結果次第で、河川の実態調査を行うかどうか判断するそうです。
相模川水系は神奈川県の水源なのですから、今すぐにでも調査をして頂きたいものです。



お茶について

 農協が主体となって対策を考えているようです。
東電の賠償する態勢が整っていないので、農家や農協の補償は宙に浮いたままです。
相模原市が、実際に被害に遭われた方々や、風評被害に遭っている方々に対して、国と生産者の間に立って交通整理や、支援を行えばいいのですが、この支援については、農政課が検討するとのことです。

それと、相模原市内では、ブルーベリーから5ベクレル/kgのセシウムが検出されています。木の実類はお茶の葉と同じようにセシウムを取り込みやすいようで、これに関して、梅の実、桑の実、木いちご類は、県の放射能検査を受けていないので、今年は食べないほうがいいかもしれません。
藤沢では、小麦から15ベクレル/kgのセシウムが検出されています。



清掃工場の焼却灰に含まれたセシウムについて(担当課 清掃事業課)

 相模原北清掃工場から出た焼却灰は、南清掃工場に移動しています。
1ケ月 約300トンの焼却灰が生まれています。この焼却灰のセシウムは、南清掃工場で2093ベクレル/kgです。
 4月〜7月までの3ケ月で、およそ1000トンのセシウム入り焼却灰が生まれ、その全てはすでに最終処分場に埋め立てられています。
市独自で灰の処分を判断するのは仕方がないですが、市民にこの情報は伝わってはおらず、直接担当課に問い合わせないと知る術もありません。
 焼却場の煙突からセシウムは飛散しておらず、灰の中にのみ混入しているとの報告を受けており、プラント外への拡散は無いとの事です。



モニタリングポストの設置について
 
 相模原市では、10月に本庁舎の屋上にモニタリングポストを設置する予定だそうです。
これについて、東京都では18mから地上にモニタリングポストを置き換えていますが、相模原市では新設の機械を、屋上に設置する方向です。
 地上に置いた方がいいと多数の意見があり、内部情報によると市役所内でも意見が分かれています。
先日 要望を提出した時に、地上への設置と、意見が分かれるのであれば、屋上と地上の2ケ所に設置すればいいのでは?(笑)と、要望を出しておきました。



食材について

 暫定基準値内を安全とするか、全く放射性物質の入っていないものを安全とするか、大きく二つに見解が分かれています。
暫定基準値を設定したときも、見識者からは、厳しく数値を設定する意見と、ゆるく設定する意見とに分かれたそうです。
いずれにせよ、暫定的な数値設定ですが、かなりの強制力がありますので、この基準をどう判断するかは消費者自身に委ねられていると言っても過言ではありません。

比較的、九州産の食材を置いてあるのは、OKストアーや、アルプス、コストコ、
ヨーカドー 三和などは、地産地消の考え方で、北関東の物が多いようです。時々、熊本産と茨城産のピーマンが混在して売られている店もあります。
九州産、北関東産を半々くらいで置いてある店が、イオンでしょうか。

関東以西の地域の長野などの野菜を購入している消費者が多いです。
長野等の放射線量は、相模原市とあまり変わりませんが、相模原と数値が同じでも、元々その地域にある自然放射線量と、今回の事故で堆積した放射性物質の場合があるので、放射能マップで放射性物質の情報を見たからと言って、長野県が相模原市と同じで堆積しているのだと判断するのは現状では危険であります。放射能マップに載っている関東以西、福島より北の青森県等の数値は、あくまでも参考としておいたほうがいいようです。
食材の地域の放射線量が心配な場合は、3月11日以前に計られた自然放射線数値と必ず、比較するようにして下さい。


水道水については、3月22日以降 10ベクレル/kgを越える数値は検出されていませんが、10ベクレル以下の微量のセシウムは検出されているとの報告もあります。
これは、内部告発的なものらしいので、真意は分かりませんが、ペットボトルや、長野以西の水を飲料水として使っている方は多くいらっしゃいます。

食品については、書き切れませんで、安心出来る産地のものを食べるか、セシウムが入っているか?入っていないか定かではない食べ物を食べるかは、個人の問題の捉え方ですので、詳しいコメントは控えておきます。



給食等の食品の検査について

 相模原市では、市衛生研究所が6月上旬 ゲルマニウム半導体検出器を購入していました。
この機器を使って、水道水、プールの水の放射能検査を行っているそうです。
6月8日にプールの水を検査していますが、放射性物質は不検出だったそうです。
検出限界は、1ベクレル/kgで、精度が高いです。
現在は、水の検査に使っていますが、給食の食材については、横浜市の様に検査する考えは今の所ないようです。

行政のこういった対応を、不安に思う市民もいる事から、検出機器を購入して独自で野菜などの放射能を計るグループもいらっしゃいます。(東林間の自然食品屋さんチャンプールさんのこと)



ざっと、行政に代って現在 把握している情報を記しましたが、放射性物質は、この県北地域に多かれ少なかれ、堆積しています。
3月11日 の福島第一原発事故前の、2倍の放射線を検出していますから、これは一大事なのですが、数値自体の意味が一般の市民には良く分からないのが現状です。

また、TVや新聞報道では福島の汚染に関してのニュースは出ますが、その他の地域の放射能汚染に関する情報は皆無と言っても過言ではありません。
パソコンを持って、毎日WEBで情報を見ている方と、TVの情報を得ている方とでは、情報格差が生まれてくるのは当たり前です。

暫定基準値が福島に通用するのみで、他地域では汚染はされているが、該当地域では基準値が当てはまらない事が殆どで、地方自治体は動きがとれません。
このような要因で、市は市民に対して、ハッキリと安全宣言を出せないので、広報やHPに市の具体的な対応を載せることが出来ないのが現状です。

一番頼りにできる自治体が動ける方法は、市民が後押しをして行くことしかありませんので、要望をドンドン出して行ってください。世論が高まれば、必ず自治体は動きます。

それと、セシウムの他にも放射性核種の、ストロンチウム、コバルト、キセノン、ルテニウム、クリプトン、プルトニウムも飛散している可能性もありますので、早急に土壌調査に踏み込んで頂きたいものです。

放射能の影響は、個人の個体差で変わってきますので、取り込まないに、こした事はありません。
安全か否かではなく、普段の生活に存在してはいけないものですので、まずは諦めずに3月11日以前の状態に大地を戻すことが求められています。


当会メンバー 能勢広.記

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