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立花宗茂コミュの『日新館童子訓』と立花一族

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『日新館童子訓』は第五代会津藩主松平容頌が執筆編纂した逸話集で、会津の藩校日新館に入学したばかりの子弟たちの道徳の教科書として配布されました。
この『日新館童子訓』の現代語新訳が出ているので目を通してみると面白いことがわかります。この逸話集は75話から成り立っていますが、織豊期の武将の逸話は僅かに5話です。抜き出しますと、

第四話 立花道雪に不覚なし
第三十四話 高橋紹運、義によって孤城を守る
第六十話 父本多忠勝の遺産を譲り合った兄弟
第六十六話 武田信玄、久閑老人を招く
第六十七話 武田信繁の家訓

僅かに選ばれた五話の内、立花一族の話が二話選ばれているのは興味深いです。つまりこれは、道雪、紹運の逸話が会津武士道に取り入れられたということを意味するからです。その意味において、私は、立花家には“立花武士道”ともいうべき、独特の儒教的倫理思想があったのではないか、と考えます。戊申戦争の時、会津藩子弟は第三十四話によって、高橋紹運の籠城戦と死の作法を学んでいただろう、とこの本の訳者が言っていますが、私も同意です。

引用書
『武士道の教科書』現代語新訳 日新館童子訓 中村彰彦訳・解説

コメント(2)

私は戦国武将としては立花宗茂が一番好きですが、徳川時代の藩となると会津藩が一番好きです。宗茂死後の柳川藩はイメージが湧きませんね。会津武士道と立花一族に共通のものがあることが嬉しい、というのがこのトピックの趣旨です。薩長など、討幕で権力を奪取した側は裏で果てしなく汚い事をやっているので全く好きになれません。現在の日本においても、会津という土地とそこに住む人々が一番好きです。“会津の三泣き”という言葉に集約されいるかもしれません。

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