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国旗の重みコミュの「天皇」その4 畑ではなく種に拘り続けた日本

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貴重なブログ記事に出会いました。こっそり転載させて頂きます。原典は渡部昇一さんの記述です。

■先人たちが守り抜いてきた大輪の「菊」を得体の知れない雑草に埋もらせてはならない。
(2012.03.20 Tuesday) http://nippon-end.jugem.jp/?cid=43
 今、議論されている「女系皇族」。正直なところ、「男系」に大切さについて、「人に説明できない=よくわからない」域でした。でも、この記事を読んでその大切さがよくわかりました。ぜひ多くの人に読んでほしいと思いました。(以下、正論4月号特集「世界の王室が危ない」より)

●『皇室を王家とするなかれ』 渡部昇一 上智大学名誉教授 
 (前略)日本の皇室は「種」の文化であり、各国の王室は「畑」の文化であると言えましょう。日本に比べてヨーロッパでは、系図というものをあまり重視しません。日本の皇室に次いで古いとされるデンマーク王室は、10世紀のゴーム老王を初代としますが、その先がよく分からない。
 ヨーロッパで最も有名なハプスブルク家も、古代ローマのカエサル家の末裔だと自称していますが、はっきりした系図があるわけではない。それでも国王や皇帝が務まるのは、畑の文化だからです。バラであれユリであれ、立派な花を咲かせてくれれば(=王としての役割を果たしてくれれば)それでいい、という意識。うまく根付かなかったり、枯れてしまったとしても、よそから丈夫な種を持ってきて植えることが出来る。 したがって、王位が男系に引き継がれようが女系に引き継がれようが余りこだわらない。場合によっては、血縁関係のないものが王冠をかぶることもある。
 一方、種の文化である日本の皇室は、ヨーロッパのようにはいきません。大輪であれ小輪であれ、菊の花であることが重要なのであって、桜や梅ではその代わりは務まらない。このため、系図が重視されます。天照大神の孫であるニニギの曾孫である神武天皇が即位して以来、125代にわたる日本の天皇は万世一系。父君をたどっていけば必ず神武天皇に行きつくという厳格な系図であり、男系でなければ維持できない。

◆いくら畑を荒らしても
 むろん日本にも、畑の文化はありました。江戸時代の三百諸侯は、畑の文化を基盤にしています。「お家」という畑の断絶を防ぐため、男系も女系もお構いなしに種を集めてきた。よく知られていることですが、例えば名門・米沢藩主の上杉家で三代綱勝が嗣子を定めず+急死したとき、忠臣蔵で知られる吉良上野介の長男を末期養子に入れて四代藩主としています。
 しかし日本民族は、種の文化を守るほどには、畑の文化を大切にしません。鎌倉幕府の成立以来、大小を問わず無数の諸侯が泡沫のように現れては消え、現れては消えていきます。17世紀前半に確立された江戸幕府の組織や支配体制は、おそらく世界中のどの王国よりも優れたシステムだったし、だからこそ日本は300年間もの平和を享受できたのですが、黒船が現れた途端、私たちの先人は、積み木の城を崩すように解体してしまった。 同時に、三百諸侯の全てが一夜にして、一滴の血も流さずに取りつぶされてしまいます。
 それでも大半の日本人は平然としていられました。種さえ持っていれば畑は何とでもなるという意識があるからです。ちなみに日本の歴史上、諸侯として最も古い歴史をもつ島津家の薩摩支配もこのとき終焉します。終わらせたのは島津家の家臣、西郷隆盛と大久保利通でした。

◆皇室が「王室」になれば・・・ (ココはとりわけ重要)
 こうして畑に、一本の菊が残りました。とても美しい菊です。畑にはその後、強風が吹いたり大雪が降ったりしますが、日本人は菊を囲んで何重ものスクラムをつくり、枯らさないようにしてきました。ところが最近、この菊を守ると称して実は枯らしてしまうような、恐ろしい企みが進んでいるような気がしてなりません。種の文化から、畑の文化に転換させようという企みです。端的に言いましょう。女系です。
 女性皇族が天皇になっても、皇室がなくなるわけではありません。表面的には、今と全く変わらない状態がしばらくは続くでしょう。しかし女性天皇の子供が天皇になったとき、種の文化が大きく揺らぎます。やがて皇室は畑の文化になり、各国の王室と変わらなくなる。賢明なる読者には、あとの説明は不要でしょう。 幕末維新のとき、菊を残してあとは刈り取られた畑に、今、得体の知れない雑草がゴチャゴチャと生い茂っています。
 しかし菊の周囲だけは何とか整備されていて、一段高いところで花を咲かせている。この大輪が、日本の文化と道徳を支えています。ある日、この菊が別の花に植え替えられて、瞬く間に得体の知れない雑草に埋もれてしまうような、そんな畑だけは想像したくありません。

追伸:
「女系」ということはそういうことなのかとはっきりわかりました。民主党が、また国民をごまかし、騙し、先人たちが守り抜いてきた「男系」というを伝統をぶっ壊そうとしています。民主党は、「伝統を守る」、「常識で考える」といった思考をまったく持たず、嘘をついても、国民を騙してでも、日本の素晴らしい部分を「壊す」ということが常に頭のなかにある恐ろしい政党なのだなと、あらためて感じたしだいです。

コメント(1)

今日10月20日は 美智子皇后陛下のお誕生日なので、皇統&皇室がらみの記事をアップします。

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