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マスコミが報道しない原発事故コミュの筋金入り推進派作業員が脱原発宣言

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「福島第一」作業員が語る1年 ツイッターで真実伝える[東京新聞]

By admin ⋅ 3月 9, 2012 ⋅ Post a comment

Filed Under 原発, 震災

国の危機・・・自分が いまだ放射線量が高い過酷な環境のもと、事故処理作業が続く東京電力福島第一原発。先行きが見通せない中、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で環境などの情報を事故直後から発信してきた地元出身の男性作業員が、発生から1年になるのを前に「こちら特報部」の取材に応じた。自宅へ帰ることすらまだかなわない自称「国策の被害者」の胸中は−。(小倉貞俊)

 「今は、くすぶっているたき火に水をかけ続けているような状態。心配はしなくていいが、安心してはいけない。もちろん収束などしていない。解決まで道のりはまだ遠いことを、多くの人に知ってほしい」

 険しい表情でそう語るAさんは、第一原発が立地する福島県大熊町で育った30代。「協力企業」と呼ばれる東京電力の下請け会社社員で、ずっと地元の原発で働いてきた。

 福島第一原発事故後、全国に放射能への恐怖が広がった。ちまたでは、情報交換の新しい手段としてツイッターの利用者が急速に増加。匿名で情報を発信する原発作業員も現れた。そのうちの一人がAさんだ。

 「ネット上には『核爆発だ』といったデマや、不安をあおる書き込みがあふれていた。リスクを冒してでも、真実を伝えなければと思った」

 身元が特定されないよう、ツイッターでは「TSさん」と名乗り、デマを打ち消す一方、原発内部の様子などを投稿。当初はわずかだったフォロワー(読者)は。1万9千人にまで増えた。昨年暮れまでの投稿は、スマートフォン(多機能携帯電話)向けとパソコン向けの電子書籍「福島原発現役作業員のツイッター」(マイクロコンテンツ社)にまとめられている。

 震災当日、Aさんは第一原発でいつものように作業をしていた。強烈な揺れとその後の津波から逃げ、勤め先に自宅待機を命じられて帰宅。翌日以降しばらくは、他の住民とともに被災者の一人として避難所み身を寄せた。やがて、勤め先から第一原発に戻るように連絡が届いた。爆発で大破した原子炉建屋をテレビで見ていたので、大変な事態が進行していることはわかっていた。

 「いわば”招集礼状”だったが、誰かが作業をすることで国家の危機を回避できるのなら自分がやろう、と腹を決めていた」

 当時の心境をそう振り返る。

 「最後の日常。周りがすべてセピア色に見える」

 ツイッターにこう書き込んだ翌日、目に飛び込んできたのは変わり果てた職場の光景だった。敷地内の膨大ながれき、横転した車、巨大な魚の死骸、完全防備の同僚たち・・・。屋外にわずか10分間いただけで被ばく線量は1ミリシーベルトに達した。

 「二重、三重に講じられた対策のどれかで過酷事故は防げると思い込んでいた。東電同様、私も自然をなめていた」

 Aさんはそう話し、唇をかんだ。



健康、将来あきらめ 「収束」?建屋に来てみろ 推進派、被災し変わった 5月の大型連休あたりまで、現場は復旧作業が迷走し、大混乱だった。作業は平時とは異なるものばかりで、しかもマニュアルなどは皆無。東電から何次にもわたる下請け業者への指揮系統も交錯した。

 「ホースを1本引っ張るだけでも、複数の指示が飛び交い、誰の言うことを聞いたらいいのかわからないので仕事が進まない。現場にあると言われた部品が、行ってみたらそこになかったなんてことは日常茶飯事。すぐに被ばく限度を超えて線量計が鳴りだしたが、聞こえないふりをするしかなかった。そうでなければ作業にならない」

 多額の損害賠償を見越して支出を抑えるためか、東電はメーカーに部品だけを発注し、取り付けは専門外だが単価が安く済む下請けに行わせていた。その結果、施工ミスが頻発した。

 「短期間で効果的に人員と予算を投入していれば、作業はもっと早く進んだはず」

 予算不足が工事に与えている悪影響はほかにもあるのではないか、とAさんはいぶかる。例えば、原子炉格納容器から漏れ出す汚染水を冷却水として再注入するため浄化する仮設の循環装置。水を送るホースが凍結や雑草の貫通により破損し、何十件もの水漏れが発生した。

 「仮設ではなく、予算を投じて金属製の頑丈な配管にしておけばそんなことはなかった」「原子炉建屋を覆うカバーを設置できたのはまだ1号機だけ。ほかはまだ放射性物質の飛散を防ぎきれていない」

廃炉に数十年 被ばく量は・・・

 廃炉に向けた政府の工程表では、完了までに30〜40年と試算する。しかし、格納容器の底に溶け落ちた核燃料の取り出しなどは新技術の開発が必要で、想定通りに行くかは未知数だ。

 まだまだ働き続けることになる職場の労働環境にも、不安は付きまとう。何より心配なのは被ばく量だ。Aさんの場合、現在の基準では「5年で100ミリシーベルト」が上限だが、すでに70ミリシーベルト超。それでも指示があれば、今後も高い線量のエリアに向かう覚悟でいる。

 「十数年後には、ベッドの上でもがき苦しんでいるかもしれない。事情は人それぞれだけれど、作業員仲間のほとんどは故郷への思いと、使命感に燃えて現場に戻ってきた。そして、自分の健康や将来をあきらめながら働いている」

 だからこそAさんは、「収束」を唱えて事態を小さく見せようとする政府や東電の姿勢に憤る。

 「収束したというなら、なぜ私たちはこんなに被ばくしているのか。原子炉建屋に来てみろと野田首相に言いたい」

 筋金入りの原発推進派だったAさんは昨年9月、ツイッターで「脱原発」を宣言した。

 「安定した職場として満足していたが、被災者になったことで考えが変わった。第一原発にいる作業員の6割は地元出身。みな気持ちは同じはず」

 そんな思いとは裏腹に、経済産業省原子力安全・保安院が大飯原発、伊方原原発の安全評価(ストレステスト)の一次評価を「妥当」とするなど再稼働に向けた環境整備は着々と進む。

 「福島の処理が終わる前にどこかで事故が起きたら、日本は終わる。福島県民の姿は明日のわが身かもしれないのに、立地市町村は危機感がなさすぎる」

 Aさんはいら立ちを隠さない。

 「今まで、都心などで行われる脱原発デモには『安心圏にいるだけの人に言われたくない』と反発を感じたこともあった。でも、声を上げてもらうことこそ大事だと思い直した。関心を失わないでほしい。少なくとも今後40年間、国民全体で向き合っていかねばならない問題なのだから」



(c)東京新聞 平成24年3月9日

TSさんツイッター @sunnysunnynismo

http://yokohama-konan.info/tssan.html

コメント(2)

今夜の「報道ステーション」の元原発関係者の証言は、凄い公表だった。

この件について、更に情報が、ネット上に出ると思いますので、再度取り上げたいと思います。


1号機の非常用発電機の水没の件も証言してました。

日本の地震に耐えられる絶対安全な原発など有り得ない。再稼働なども絶対にあり得ない。報告書は、パソコンで捏造、改変は当たり前。安全委員会も保安院も現場を知ら無いので、東電幹部も認める嘘を見抜け無い。

福島第一原発での「記録改竄」の具体的手口、津波による炉心溶融等の過酷事故の想定は公然の秘密であり、その事を論じることはタブーだったこと。保安・安全の規制側はそれを見抜く能力が無いこと

国際基準に基づいて建設しようとすれば、日本に原発はつくれない。それは電力会社の社員なら知っていること…

「原発は日本の立地にあわないシステムであることを東電の社員は皆、暗黙の了解である」と言い切ってました。非常用発電機が水没したらアウトだと。

直後の古館さんの沈黙が意味深でしたね


さっき報道ステーションで語っていた元東電社員の木村氏は豪ABCにも登場↓↓




http://www.youtube.com/watch?v=twskjNtFe6E&feature=player_embedded


その他過去の動画です。

http://torajiyama.blog.fc2.com/blog-entry-428.html

2012年04月03日 22:46
元超推進派現場作業員Tさんインタビュー





http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=yEn3Of7149s

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