ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

三つ巴@日本画展示コミュの意見交換

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
皆さんの主張や意見、疑問、質問なんでも言い合いませんか?

ここでは企画の具体化ではなく、一作家としての想いなどを話して行ければ!

コメント(16)

ひとまず、この企画に乗り切れていない方のお話を聞いてみたいです。

よろしくお願いします!
あらためて自己紹介を。

佐竹龍蔵(さたけりゅうぞう)です。派閥は撲滅派。
作品は「佐竹龍蔵」で画像検索していただけると見れますので、よろしくお願いします。ブログやmixiに画像をアップするのをさぼってます。


自分の作品は日本画ではなく、単に絵画と呼んでます。で、ひとつの素材として岩絵具を使っています。京都造形芸術大学大学院では日本画領域在です。

自分の作品を言葉で表すときに、
「日本画」という言葉やジャンルが表現の本質には何の関わりもなく、むしろその言葉を用いることで生まれる先入観や、意味の多様性が作品に対する誤解をまねくと考えています。「日本画」という言葉が現在ではもういらないものだと考えています。

ですが、「日本画」に関わっていこう/変えていこうとする人の気持ちも分かるし、反対意見が「日本画」活性化の役に立てるならと思い参加しています。
幕野まえり(まくのまえり)。改革派希望。
京都造形芸術大学日本画コース卒業。今はボーイズラブ絵画描いてます。
(作品はウェブサイトのブログ参照)

日本画という枠組みを無くすのでも、保持するのでもなく、その概念や受け継がれ方を拡大的に変えていくべきだと思っているので、改革派です。

自分の作品の素材はキャンバスにアクリルですが、現代美術であり広い意味での日本画だと思っています。
その理由は、日本美術を学び、その文脈上で作られた作品はすべて日本画でいいのではないかと考えるからです。
単純にいうと、日本画=「日本のアイデンティティを持った絵画」です。

あと、現在サブカルチャーとされている漫画や漫画風の絵が未だに美術じゃない、
といわれるのに不満を感じている部分も動機のひとつです。

どんな意見も言い合って、日本画を考え、認知される機会として
展覧会を盛り上げていくのに、協力できればと思います。よろしくおねがいします。
前のコメントややこしなるかなと思い消しました。

おそくなってすいません、あらためて自己紹介をば

巻田はるか(まきたはるか)です。改革派です。
京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科イラストレーションコースを今月卒業致します。

日本画学科出身ではないのですが、日本画に大変興味があり勉強中です。
普段はアクリルガッシュと墨で制作しています。岩絵具にも最近触り始めました。

私は浮世絵、美人画、歌舞伎などに影響を受ける一方で、小さい頃から馴染みのある
マンガ、アニメなどにも影響を受け制作しています。
江戸時代などの文化と今私が生き感じている日本がまざりあった絵を描いています。

現代に生きる私が描く日本文化を意識した絵=日本画 かな、とこの企画に参加させて
頂いてから考え始めました。

まだまだ日本画について分かっていない事が多いですが、学んで行こうと思っています!よろしくお願い致します。


作品はwebサイトに載せています。
http://coitosan.web.fc2.com/
ピクシブ
http://www.pixiv.net/member.php?id=1050245
ツイッター
@0haru
そういえば、個人的な日本画に対する考えって書いてませんでしたね。

松崎綾子。保守派です。
保守といっても、この企画内での立ち位置としては「改革系保守」といったところでしょうか。
日本画壇の現状を良しとはしていない。けれど守るべきものはあるのではないかという主張であると認識しています。

私が保守を主張する際に主軸になるのは素材論です。
素材といっても、私の思う日本画を支えるのは「水」です。
描く素材の性質と課程に日本人特有の精神性が宿るのではないか、そしてそこに守るべきものがあるのではないかと考えています。

かなり端折って書いているので、突っ込みどころ満載な自己紹介ですが、根拠は私なりに持っているつもりです。

どうぞよろしくお願いいたしますー
●自己紹介
 日比谷泰一郎(ひびやたいいちろう)
 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース1年在学。
 撲滅派。あだ名はピンキー。埼玉生まれ。

 絵に限らず、立体、ファッション、インスタレーションなど、表現を考えたときに一番合致した表現媒体で作品制作をしています。最近平面、岩絵の具に戻りつつという感じです。
ミクシアルバムでこの前の個展の様子、
ホムペhttp://pinky_.web.fc2.com/でいままでの作品とか、
見れるので是非。検索かけても出てきます。顔も(えw

ついったーhttp://twitter.com/pinky_pink222


●何故撲滅派か。
 正直な所、日本画家というスタンスはさらさら無く、日本画を制作しているという意識も全くないからです。あくまで表現者の一人です。日本画カテゴライズされるくらいなら、自分というカテゴリー確立させるくらいに思っています。
 日本画というフィールドに乗る必要性を感じません。

●今回の展示、及び日本画に関して。
 あくまで日本画が嫌いとかではない。
 屏風など工芸品と密接だったり、パトロンがいたりした時代性、文化性は今の「日本画」にはありません。こういった中で現代の時代性、文化性を兼ねそろえた日本画がこれからは必要かなと思っています。しかし新規に日本画カテゴリーを作る気はないので、改革に興味ある撲滅な立場です。
 またこの展示を機に、日本画という不確定な領域にいながら、その領域の存在意義に疑問を持たず、考えることすらせずに、作品制作をしている人達に少しでも考える機会を与えられたらと思います。そして、色々な作家との将来に繋がる議論をするとともに、自分が表現者である必要性を再考したいと思っています。


よろしくお願い致します。
松崎綾子。保守派として。

千葉県出身。
女子美術大学付属中学・高等学校卒業後、五年間の浪人を経て東北芸術工科大学の日本画コースに入学。
現在は、同大学院日本画領域に所属。
和紙、綿布を支持体に、弁柄、岩絵の具などの顔料、箔を合成膠で接着して制作。

私は人物を表現媒体として、人間の感情や感覚・記憶をテーマとした制作を行っている。
高校までは水彩や油絵を使って制作を行っていましたが、油彩は素材が強く、描くのがつらかった。そこで日本画コースに転向。現在に至る。
自分が日本画を描いていると自認する所以。

自己の内面性を表現するとき、何故日本画材でなければならなかったのか。
それは、自分が日本人だからではないかという結論に至ります。
画面を寝かせながらでないと制作できない日本画は、水という人力の及ばない作用を引き起こし、その現象が作品を生み出す重要な要素となります。
それに対し、油絵やアクリルはキャンバスを立てて制作するため、ほぼ100パーセント意図的に、強固な意志を持って画面を絵の具で埋め尽くしていく。

上記の違いは、そのまま和辻哲郎の風土論に当てはまるのではないか。
自然を支配するものとする西洋に対し、
モンスーン型の日本人は自然の力を享受する。
グローバル化した今日でも、地域による風土は変わらない。
それは同時に自分が日本人であるということは変えようがないことにも繋がっていく。
そこで、守るべき日本人としてのアイデンティティを内包した「日本画」を自ら名乗って発表していきたい。

では、私が考える日本画以外は日本画を名乗ってはいけないのか?
否。
日本人はもともと様々な文化を受け入れることのできる民族。他宗教ですら文化に吸収してしまうのだから。



という考え方で日本画を語ります。
取り急ぎ考えをまとめたので、まだまだ欠落はありますが、だいたいこんな考え方で制作しています。
>10 松崎さん

拝見致しました、ありがとうございます!
水、というのは自然ですし西洋と異なり日本人がとりわけ大切にしているものだと感じるので、それを画材にとりいれる保守派の主張としても大変納得しました。
ぜひお会いして話したいものですね。

私は漫画とか村上さんの作品も日本人のアイデンティティだと解釈してるので、ここからは個人の解釈の違いになってくるとおもいます。
その違いがたぶん、派を選ぶ基準なってるんだなと思います。
面白いです、展示で見られるのが楽しみです。
幕野さん

ありがとうございます。

そうなんですよね。
私も改革派か保守派か、分かれる時に迷いました。
幕野さんも撲滅と迷ってましたよね。
この企画、同じ派閥内でもそれぞれ少しずつ解釈というか大切にしているところが違うから面白いんですよね。
争点がはっきりしてきたら意義のある展示になりそう。


保守派としての声明が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
福田星良(フクタセイラ) 保守派。
東京芸術大学絵画科日本画学科3年在籍です。

愛知県出身です

私は日本画を日本文化の中の絵画としてとらえています。

自分の作品はその日本文化のあり方を絵画に反映させる感じです。

日本の文化の要素としてもっとも私が重要だとおもうものに 
 引用 という手法があって、主に詩や俳句なんかで使われますが。
先人の歌を自分の作品に取り入れて新しく歌を作り出したりします。
琳派の継承のされ方とかをみていて日本の絵画の特徴だと思いました。
 
引用という方法論が私にとっての日本画を描く上でもっとも重要な軸となっています。


保守派を選んだのは今の日本画壇のあり方に対して保守的であるという意味ではなくて、日本の文化→引用 に主軸をおくことが最後の砦!という点と。
あと、伝統的な絵画に見られる構図法や省略の仕方など、日本の絵画に見られる日本人独特の造形の作り方のセンスなどを保守、継承すべきと思っているからです。



よろしくお願いします!

私が考える保守としての改革とは

私が日本画を選択した1つの要因として日本画家への強い憧れがあります。それは日本がに対してなんの知識や状況把握がない時の話ですが、もともとデザイン志望で受験を志し一浪まではデザインに属していました。当時科を変えるという事は自分にとってかなり大きな事だったように思います。しかしそれぐらいに日本画家の作品に言い知れぬ憧れを抱いていました。
そして大学に入り先輩や先生の作品やその考え方にふれやはり日本画はすごいと思いました。しかしそれを取り巻く環境に疑問を思ったのも事実です。こんな、素晴らしい考え方をしていて、作品も申しぶんないのになぜもっと世の中に対して丁寧になれないのだろうと。
でも全てを違う物にしてしまう事はそんな先輩や先生方、そして何よりそれを信じて作品にしてきた自分にとってもベストな答えではないと思っています。作品や考え方は今のままでもアウトプットが違えばいいだけではないかと。
私は、今の日本画界のマーケットに以前から疑問を感じていました。
公募展の政治的な縛り、ギャラリーの存在の意味、大学の存在意義。
とても狭い世界で、今後も活動していっていいのだろうか?
いや、それは違う。
日本画を知らない人たちにも、身近に感じられるように出来るには、
工夫した場所や展示形式を考えていかなければならないと思い、
杉山君始め、クラスメイトの数人でグループ展を行って来ました。

今回このような展示にも参加する事で
日本画のマーケットが少しでも変わるなら。
受験生、美大生が少しでも興味を持ってくれるなら、
進んで協力したいと思っています。

ただ、保守的な意見としては(三つ巴をやらないと決まっても、主張する意味があるのか分からないけど)
批判を受けているような固い日本画の世界にも、
尊敬するに値する先生・先輩はいるし、
改革し、変えて行かなくてはならない錆び付いた世界でも、
守って行きたいものは必ずしも誰もがあると思うんです。
それは、素材論とか、精神とか、それぞれだと思いますが。

今の日本画界を100パーセント土台からひっくり返すくらいの気持ちがなければ
この展示の意味がないとか思っている人はいると思います。
私自信、恐縮ですがそこまで恐ろしい展示は考えつきません。

美大生などに訴えかけ、若い参加者を募るのが一番の近道だと思いました。

三つ巴では展示形態こそシンプルかつわかりやすかったですが
新しい展示案は改革一本という事で、展示方法含め、企画がとても難しくなったと思います。
阿部瑞樹です。

今考えたら違うトピックで発言していてこちらには書き込んでいませんでした。。
すみません。


僕は日本画に対してもっぱら改革的な思想です。
しかしその改革の中には保守的な面も含まれています。
日本絵画の、そして日本画の文脈が、この日本には存在しています。
先人達が残した素晴らしい作品があり、思想があり、少なからず自分も大学で日本画を専攻する中で、
影響を受けています。
高校の時東山魁夷の図録を見て、なんだこれは!と衝撃を受けたところから日本画に進もうと思いましたし、
車を描こうとしたきっかけは先輩である山本太朗のニッポンガの影響が強いです。
それまで何を描いても本心に嘘ついてるみたいだったのですが、ニッポンガを見て「なんだ、何を描いてもいいのか・・・!」ということに気づき、本当に心から好きな「車」の制作をはじめました。
そういった日本画に対する流れの中に影響されて自己の作品があるので、
その流れを理解し、次の手をとるという事をしたいと思っています。
作品の位置づけはこういった考えです。


それでは思想としてはどうか?
現在の日本画界は技法や素材論でしか日本画を語れていない点について、改革が必要だと思います。
技法や素材論でなければ何なのか。
大きなヒントになり得るのは日本の極めてハイブリッドな文化です。
日本という国は世界的に見ると東の外れの小さな島国ですが、文化の終着点と言われることからわかるように様々な文化が国内に入り、取り込み、醸成され、自国のものにしてしまっています。

日本の特性(というか得意分野)はアレンジして改良する事にあると思います。
簡単に言ってしまいますが世界のアートシーンですら飲み込んでアレンジして改良することも、
本来日本人なら得意分野なのではないでしょうか。(したい、したくないは別にして)
どんどん様々な要素を取り込んでゆき日本画として昇華する事で日本画が単なる東の小さな島国で消費されるだけのマニアックなものではなく、世界の文脈に対応できるようになる。
ちょうど、インドから入ってきたカレーが、日本で研究・改良され、インドの本場でもウマイ!といってもらえている構図と一緒です。
単なる技法や素材論だけでは成しえないですが、ルールを理解する事ではじめてそれらを生かせる時が来ると思います。

ログインすると、残り3件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

三つ巴@日本画展示 更新情報

三つ巴@日本画展示のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング