心を洗い流す奇跡的なウィスパーヴォイス。朴訥とした牧歌的なテクスチャーを「癒し系」とくくるのは簡単ですが違います。ヴァシュテイ・バニヤンという人はこのアルバムを出した後に本当に自給自足の生活に入ってしまい2007年にまさかまさかの復活作を出すまで音楽界とは完全決裂していた人で音楽性はもちろんそのイノセンスさの清々しさたるやアルバムを聴き進めていくうちにつつましやかに生きる生きざままでもが映像化し我々の薄汚れた精神を洗い流してくれます。本当に素晴らしい。こういう音楽に出会えた事に本当に感謝したい。Vashti Banyan/Just Another Diamond Day
ゲット アップ!ライク ア セックスマシーン!オリジナルヴァージョンは3分足らずだというのにライヴでは軽く10分越えでひたすら同じリズムを刻み続けるJBズの無尽蔵のスタミナにはもらや驚異的という言葉以外見つかりません。ジョージア州オーガスタというJBの故郷でのライヴは異様なテンションで進行。特に中盤「ロウダウン・ポプコーン」から、かのザ・フーもカヴァーした「プリーズ・プリーズ・プリーズ」への連携は鳥肌モンのカッコ良さ。 SEX MACHINE/James Brown
やはりブリティッシュフォークの最高峰はフェアポートコンヴェンションでしょう。この69年リリースの「Leage&Lief」はフェアポート全キャリア中でも特に傑出した完成度と楽曲の充実度、各メンバーのレスポンスなどどこを切り取っても最高傑作の尊称にふさわしいものでブリティッシュフォークの歌姫ことサンディー・デニーの情感あふるるヴォーカリゼーションはまさしく魂の振り幅を発露した素晴らしい表現力で聴く者の急所をわしづかみします。さらにシンリジィの傑作「ブラックローズ」におけるタイトル曲のゲイリー・ムーアのギターソロの元ネタがside.2のトラッドメドレー〜 The Lark In The Morning Rakish Paddy Foxhunter's Jig Toss The Feathers でのジグでの演奏で聴けます。ゲイリー・ムーアほぼ完コピですわ。