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仏教コミュの憎しみを抱いた時、どうすべきか。

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憎しみを抱いた時、どうすべきか。

他人から、ひどいことをされ、殺してやりたいと思ったことがある人も多いと思う。

憎しみは、人間の苦しみとなる。

日蓮は佐渡に流刑になり、殺されかけたこともあった。

しかし、日蓮は、自分を迫害した者に対して憎しみを抱かなかった。

「今の迫害によってきたえられ、不動の信念を持つ日蓮があるのは、私を迫害してくれた人達のおかげである」と、

自分を迫害した人々に感謝した。

日蓮は佐渡に流刑になったが、佐渡に流刑になった者のほとんどは生きて帰らなかった。

しかし、自分を迫害した者に対する憎しみを抱かず、憎しみが生み出す精神的ストレスを持たなかったがゆえに、佐渡から元気なまま、戻った。

臨済宗中興の祖である白隠は精神病で地獄の苦しみを味わったが、「南無地獄大菩薩」と書いて、精神病を崇拝し、精神病に感謝することによって、健康を回復した。

ある重い身体障害者は「病気に感謝し、病気と仲良くすれば病気なんか怖くない」と語っている。

イスラームの預言者ムハンマドは、敵から「お前の上の死があるように」と言われた場合にも、「あなたの上に平安がありますように」と言えと教えた。

キリスト教が「敵をも愛する愛の教え」でイスラームは好戦的な宗教だというのはキリスト教徒が宣伝したデマである。

第一回十字軍は、エルサレムのムスリム(イスラームの信徒)とユダヤ人を皆殺しにした。

それに対して、エルサレムを奪還したイスラームの指導者=サラーフ・ウッディンは、降伏した十字軍の者全員を、ヨーロッパに無事に帰した。

サラーフは復讐を考えなかった。

話を仏教にもどそう。

病気にも、敵にも、迫害にも感謝し、それらを嫌うことなく愛し受け入れ、肯定するという「絶対肯定」が法華経の真髄である。

日本には法華経に帰依した偉人が多い。

聖徳太子、最澄、道元、日蓮、白隠、浄土真宗では法華経を読まないが、親鸞の「善人でさえ救われる。悪人が救われないはずがない」という歎異抄の言葉と悪をも肯定する法華経思想は深い関係がある。


鎌倉時代以降の日本人は武士は禅宗(道元の曹洞宗)、農民は親鸞の浄土真宗、職人、商人は日蓮宗の信者になった。

士農工商全体が仏教に帰依したのである。

憎いやつがいたら、そいつに感謝すべきである。

そうすれば諸君の心は安らぎを取り戻す。

憎しみゆえに悶々とすることはない。

嫌なものを嫌うのも避けるべきである。嫌なものから逃げようとすれば、ますます、嫌なものから受ける苦しみが大きくなる。

嫌なものの中に飛び込んでいかなければならない。

船酔いの時、酔わなくするための最善の方法は、自分ははいたものを飲み込むことである。

そうすれば、船酔いは、一変に直る。

コメント(21)

憎いやつがいたら、そいつに感謝すべきである。

そうすれば諸君の心は安らぎを取り戻す。

憎しみゆえに悶々とすることはない。

嫌なものを嫌うのも避けるべきである。嫌なものから逃げようとすれば、ますます、嫌なものから受ける苦しみが大きくなる。


というのはすごいですね。
憎しみややがて腐敗し悲しみに変わります。

悲しみを生む思考は全て悪しきものと理解すべきなのかなわーい(嬉しい顔)

幸せを生もう、そうすれば憎しみなど消えて、悲しみの素は寄り付かなくなるはずぴかぴか(新しい)
脳からストレスを消す技術 (有田 秀穂)
という本を読みました。

これによると、憎しみ怒りの感情から脳内ではノルアドレナリン
という物質が作られるそうで、これは緊急時に通常以上の働き
をさせる効果があるそうです。
たとえば火事場の馬鹿力のような現象もノルアドレナリンの
ためだと思います。ノルアドレナリンが分泌されると仕事の
能率が上がるのは脳科学的に確認されているのですね。

ただし、ノルアドレナリンを使いすぎると副作用として胃潰瘍
だとか、色々と体に悪影響が出るそうです。
怒りっぽくなったり、キレやすくなったりするのもノルアドレナリン
と関係があります。

そこで、ノルアドレナリン量が多くなりすぎないようにコントロール
する必要が出てきます。
その役目を担っているのがセロトニンという物質だそうです。
セロトニンを分泌するにはリズム運動が良いそうで、座禅の呼吸運動
も効果があるそうです。

セロトニンは共感脳という部分と関連がありますが、お釈迦様は
慈悲の心を育てる修行によって、共感脳を鍛え、セロトニンを分泌する
ことで、怒りという煩悩を捨て、悟りを得たのではないでしょうか。

ということで怒り憎しみを捨てるため、共感脳を鍛えましょう。

生きとしいけるものが幸せでありますようにぴかぴか(新しい)
自分に苦痛を与えた者に感謝するだとか、哀れむだとかいうようなルサンチマンに束縛された方法でなく、もっと開放的で生産的な策はないものかと思っています
他に方法が無ければ、やはり憎しみは苦でしかないのでしょうか…

(サラディンは第三回十字軍の時の指導者ですが)
ピッチで手軽にしかも気楽に、いつでも好きな時に見れるミクシーコミュニティで、自分の好きな事や興味ある事で、(勉強嫌いなこの私が)こんなに勉強になったと実感出来るのだから。

やっぱり仏道と言うか、仏の法を説明する話って、凄く面白いなあと思う今日この頃。

本当勉強になったすごく勉強になる、私が心から学校で教えてもらいたかった事は、人生を如何に生きるべきかと楽しく学べる様な、これこそが本物の本当の勉強だと私はそう思う。

教えてくれてどうも有難う御座います、これからももっと勉強させてください。

シーユー
怒りが自分自身にとって悪い結果を生じることを観察すること。

「生きとし生けるものが幸せでありますように」と念じて心を清め育てること。

この二つが、即効性のある怒りの鎮め方だと思います。

あと、自分が怒っているときは、「怒り」「怒り」と自覚する事も効果がありますよね。
「この世において、怨みを持ったからと言って、その怨みで怨みを晴らそうとしたならば、本当に怨みを晴らすことなどできはしない。
忍耐を行じてこそ、本当に怨みを解決することができるのだ。
これは不変の真理である。」

(『ダンマパダ』第5頌)
怨みの感情をバネにして、新たなステージに跳躍する(スーパーマリオみたいに)か、周囲を皆殺しにして高笑いしたあと切腹して果てるか、それは自由だ。
ロックンロール、と内田裕也ならいいそうだ。
怨み(ルサンチマン)が本当の意味で解決されないまま意識や無意識の中でくすぶり続けるなら、やがてそれはさまざまな栄養を得て肥大化し、観念の中でハルマゲドン(またはアルマゲドン)を夢想するようになり、ついにはそれを自ら実行に移そうとするまでに至るかもしれない。

仏教はこのような危険な怨み(ルサンチマン)という煩悩が意識や無意識の中で生き続けることに注意をうながし、この煩悩の対治を説く。
怨恨があると幽霊になってしまうのが因果だね。「うらめしや〜」って言って出る。

これこそは仏教の出番です。やっぱり地道に瞑想したりするのがいいんじゃないか。
なるべく怨んでいる時間を短くして 心のすっきりした状態を長くすると
(なにかが習慣になるように)じわじわ怨恨がほどけて 心の変化が進む…と良いですね。

腐海の地下の底に清浄な砂がサラサラと ほんとにゆっくり積もってたみたいにね
『ダンマパダ』の第3頌には、怨みが生まれる過程についてさらに詳しく語られていますね。

「『あいつは俺を馬鹿にしやがった』『あいつは俺に被害を与えた』『あいつは俺に勝ったのだ』『あいつは俺から盗みやがった』というような気持ちが心にある人には、まさに怨みがやむことなく存在しているのである。」
<19 78190さん

全くそのとおりですね。

そのような心に振り回されている人は、いかに仏教がその身に付いていないか身をもって示しているわけですが、なかなか自分ではその姿が見えないのでしょうね。
この『ダンマパダ』の第3頌の洞察はさらにたくさんのことを僕たちに教えてくれますね。


>「『あいつは俺を馬鹿にしやがった』『あいつは俺に被害を与えた』『あいつは俺に勝ったのだ』『あいつは俺から盗みやがった』というような気持ちが心にある人には、まさに怨みがやむことなく存在しているのである。」

これらの言葉は一見、単なる感受(外界・他者についての純粋な知覚)であるかのように思われる。
しかしそうではなく、純粋な知覚に知覚者のたちまち始動した思考が重ねられたものだ。
『あいつは俺を馬鹿にしやがった』というのも、正確には「あの人は○○としゃべった。それを私は聞いて、馬鹿にされたと思い、怨み・怒りがこみ上げて来た」というものだ。
『あいつは俺に被害を与えた』というのは「あの人がある言動をし、私がそれに対してある言動をした。結果的に私の手元からあるものが減っており、私はあの人のせいだと断定する。それで怨み・怒りを覚えずにいられない」というものだ。
『あいつは俺に勝ったのだ』というのは「私は○○を重要な勝負だと考えている。この基準では彼は明らかに私に勝った。私は負けた。悔しい。怨み・怒りを覚える」というものだ。
『あいつは俺から盗みやがった』というのは「○○は私の手元にあるべきものだ。それなのに彼は不正な方法で彼の手元におさめた。私は怨み・怒りがおさまらない」というものだ。

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