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「ひきだし」コミュの矛盾

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橋下氏の教育改革については、賛否両論があります。

もちろん賛否の両方がないといけないと思います。

私も、自分なりの意見は持っています。

その中で、教員を5段階に「相対評価する」ということについて。

「絶対評価」ではなく「相対評価」なので、5%は必ず最低評価がつきます。

このこと自体についても、それこそ様々な意見があります。

いろんな意見がある中で、ただ一つだけ言えることがあるように思います。

それは、生徒に「1」最低評価をつけた先生は、この制度に反対するのは矛盾しているということです。

以下の話は、小学校の先生にはわかりにくいと思います。

なぜなら、小学校で相対評価はほとんどないからです。

中学校では、学校によって成績表の評価の仕方が様々ですが(5段階評価も10段階評価もある)、私の経験しているのは、1年生と2年生では「相対評価を加味した絶対評価」で3年生は「相対評価」です。

3年生時の「相対評価」は高校入試に関するもので(入試に相対評価を使っているのは全国で大阪だけですが)、これはどの学校でも共通していると思います。

しかし、1.2年生時は、基本は「絶対評価」なんですが、あまりにも極端に偏ることがないように(例えば極端ですが、10が8割もいるような)「相対評価」の割合をなんとなく守りながらも絶対評価にするというような、玉虫色と言ってもいいような感じで評価している学校がいくつかあります。

それはそれで、仕方がないことだとは思います。全てを相対評価にするよりはいいと思います。

その評価をつける時に、毎回「1」をつけるのかということが話題になります。

特に問題行動の多い(いわゆる態度が悪い)生徒に対して「1」をつけるか否か。

私は今までに「1」(1.2年時に)をつけたことは一度もありません。

理由は「1」をつけられるということは、受け取ったその生徒にとっては(口にはださないけども)大きなショックだということです。

そんなことをしていいんでしょうか(絶対評価なのに)

「1」ということは「お前は再生見込みのないダメなヤツ」と言っていることに等しいと思っています。

もう一つの理由は、もし授業の態度が悪いのであれば、その何%かは、授業をする先生の責任があると思うからです。

おもしろくない授業をやっていて、それをきかない生徒に「1」をつける。

しかも、どれぐらい態度が悪いのかも、その先生の主観でしかありません。

とにかく「静かに(おとなしく)していろ」という視点で見ています。


しかし中には「1」をつける人もいます。

その理由はというと(私が今まできいた理由のほとんどがこれです)

「1でもつけて反省させないと、あの子はもっとダメになります」

ということです。

これも一理あるでしょう。

それも一つの考え方なので、決して否定するものではありません。

ただ、これを理由に生徒に「1」を一度でもつけた先生は、今回の橋下氏の改革案に反対するのは矛盾しています。

なぜなら

「1でもつけて反省させないと、あの子はもっとダメになります」

という考えは、今回の改革と同じだと思うからです。

自分がそういう感覚で堂々と生徒に「1」(つけてもつけなくてもいいのに)をつけていて、今回の改革で「最低評価を受けた者はどうなるんだ」というのは明らかに矛盾していないでしょうか。

「誰が評価すんねん?」とかのいろいろな問題もありますが、私はこの矛盾だけは、皆さんに考えていただきたいと思っています。

最後に、私は生徒に絶対に「1」はつけませんでした(1.2年時)が、今回の橋下氏の施策については賛成の立場です(ただし、評価は管理職ではなくて、子どもと保護者がするという条件付きで)

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