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連帯オール沖縄・東北北海道コミュの<東日本大震災8年>歌人が見た被災地の今 福島 進んだ時間、止まった時間 2019年3月7日 東京新聞夕刊

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津波で倒れた塀を撮る参加者ら=福島県浪江町の請戸地区で

 全国の歌人十二人がこの冬、東京電力福島第一原発周辺の被災地を訪れた。発生から間もなく八年となる今も、原発事故と津波の爪痕が生々しく残る光景に、自分たちに何ができるかを考え、思い思いに短歌を詠んだ。 (松崎晃子)

 黒毛牛三百頭が肥ゆれども肉にならずに放たれてあり
 月刊誌「現代短歌」の真野少(しょう)編集長(58)=東京都豊島区。福島県浪江町の「希望の牧場・ふくしま」で着想を得て詠んだ。国の殺処分指示にあらがい、今も牛を飼い続けている牧場だ。売れる見通しのないまま、ただ肥えていく牛たち。真野編集長は「現地の人たちの怒りを感じた」という。
 訪問は同誌が企画した。放射線量が高い帰還困難区域が今も残る浪江町を起点に、富岡町までの二十二キロをバスで走った。
 線量計を持ちながらゆく浪江町請戸漁港に大漁旗揺れ
 短歌結社「塔」の田中律子さん(60)=千葉県船橋市。津波被害が大きかった浪江町請戸(うけど)地区の光景が忘れられない。復興された港に小ぶりの漁船が並ぶが、周辺は壊れたバス停の待合所や廃屋が残り、枯れたセイタカアワダチソウで埋め尽くされていた。
 「周りの荒れ方は、きれいな港とギャップがある。なんとかもり立てようとする漁師の必死さが、逆に伝わってきた」
 街道の右と左のちがひにて見えざるものの立入禁止(たちいりきんし)区
 菅沼洋さん(72)=埼玉県所沢市。原発の南西七キロほどにある富岡町夜(よ)の森(もり)の桜並木を歩いて詠んだ。大半が帰還困難区域にある桜の名所。一本の道路を挟んで、容易に立ち入りができる区域とバリケードで閉ざされた区域が向き合う。「復興はまだまだ」と感じた。
 訪問の様子は、発売中の「現代短歌」三月号に掲載されている。参加者の一人で現代歌人協会理事の加藤英彦さん(64)=東京都国分寺市=は「被災地の爪痕にどこまでリアルな想像力をもてるのか。『文化の力』が問われていると痛切に感じた」としている。

コメント(1)


かっしゃんさん
叛逆性ジャミルニートさん

「イイネ」に深く御礼申し上げます。

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